出光石油の社長:出光佐三さんの実話をベースに、百田直樹さんが小説化した映画”海賊とよばれた男”を鑑賞しました。
石炭がメインのエネルギーだった頃から、石油の将来性を見抜き、いち早く石油を日本に販売することに着手した『先見性』と、自分が正しいと思ったことをやり抜く『行動力』『信念』を強く感じた一作です。
周囲からは自社の売上向上という小さな目的で動いているように捉えられたこともあったようですが、主人公は、日本の国益、イランの国益など、非常に視野を広く持ち、利他の精神に溢れた人間であることはひしひしと伝わってきました。
戦後2日目には、『1,000人を超える社員は、誰もクビを切らない。一緒に新しい日本を創っていこう』と宣言された場面は、鳥肌が立ちました。
自己保身、自己利益のために行動することの小ささを気付かせてくれる素晴らしい映画です。
尊敬できる日本人の先輩の活躍を、映画や本で体感してみてくださいませ。おススメです。
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