会社の存在意義に疑問を持っている方々へ

会社は誰のために存在する？という疑問を抱いている方に読んでいただきたいのが、坂本光司さんの『日本でいちばん大切にしたい会社』です。
会社は、①社員とその家族、②取引会社の社員、③お客様、④周辺住民、⑤株主という5つの役割(人々)から構成されています。会社を健全に運営するためには、①社員とその家族、②取引会社の社員を最優先に支援しないとならない。という主張が書かれています。
これらの方々が満足度を上げることで、お客様への提供価値が高まり、結果的に株主も満足されるという構造という説明です。

この本の素晴らしいところは、①社員とその家族、②取引会社の社員を大切にしている会社の企業活動を詳細に説明することで、絵に描いた餅ではない会社が実在することを意識させてくれているのです。
掲載された会社にできて、自分が勤務している会社でできないのはなぜか？この根本原因を考えることを通して、自分にできることをやっていこう！と意気込みを持たせてもらった一冊です。

会社で働く意義を見つけたいあなたへ。
是非、一読して感動を味わってください。