本日の新聞記事にも興味深いものが。
それは、はとバス60年歳「マンネリ快走」というものです。
最初は、何のことか意味が分からなかったのですが、読んでみると、はとバスが連続赤字だった頃に就任した社長のことが記載されていました。その社長は、日産のカルロスゴーンのように単年度黒字の目標を掲げ、自分の報酬を30%カットし、人件費などを徹底的なコストカットを実施したらしいです。
ただ、話はそれだけで終わなかったことが新聞の記事として掲載された理由だったのです。
何がポイントだったかというと、コストカットを断行した後に従業員との意見交換を実施したみたいで、その際にバスガイドから思いっきり攻め立てられたとのことだったのです。
その責めた内容が、給与カットのことではなく、お客様に提供している緑茶の品質が落ちていて、常連客から苦情を受けている、とのことだったのです。
この意見を聞いて、社長は、はとバスの重要な顧客の声を真摯に受け止め、コストカットしていい部分とコストカットしてはいけない部分(=品質を担保しなくてはいけない部分)があることに気付いたというのです。
その後、この社長は、顧客からの声を聞くために、自分の休日に奥さんと一緒にはとバスを利用していたそうです。
この話を聞いてみて、凄いと感じたのは、たった一人のバスガイドの発言から、はとバス事業の経営において、重要なことを見出し、経営戦略に反映できたということです。
企業を運営するためには、利益を出さなくては意味がありません。しかし、短期的な視野に注目してしまうと、単なるコストカットという思想に陥りがちであることは間違いないのも事実です。
企業を利益を上げるとともに、顧客に価値を与え続けなくてはなりません。というか、顧客に価値を与えられない企業は、存続できないと思いますが。ある特殊な状況を除いては。
そう考えると、お役所の仕事もそうですし、巨大企業と言われる企業は、そういう事業戦略が欠けているから、いろんなところで問題視されるんでしょうね。
なおパパが勤務している会社がどういう状況にあるかは、なおパパは理解しているつもりなので、自分のできる範囲で何とかしていきたいです。応援してくれる友人がたくさんいるので。
最近、新聞の記事の奥深さを痛感しています。有難い情報源ですね、新聞って!
それは、はとバス60年歳「マンネリ快走」というものです。
最初は、何のことか意味が分からなかったのですが、読んでみると、はとバスが連続赤字だった頃に就任した社長のことが記載されていました。その社長は、日産のカルロスゴーンのように単年度黒字の目標を掲げ、自分の報酬を30%カットし、人件費などを徹底的なコストカットを実施したらしいです。
ただ、話はそれだけで終わなかったことが新聞の記事として掲載された理由だったのです。
何がポイントだったかというと、コストカットを断行した後に従業員との意見交換を実施したみたいで、その際にバスガイドから思いっきり攻め立てられたとのことだったのです。
その責めた内容が、給与カットのことではなく、お客様に提供している緑茶の品質が落ちていて、常連客から苦情を受けている、とのことだったのです。
この意見を聞いて、社長は、はとバスの重要な顧客の声を真摯に受け止め、コストカットしていい部分とコストカットしてはいけない部分(=品質を担保しなくてはいけない部分)があることに気付いたというのです。
その後、この社長は、顧客からの声を聞くために、自分の休日に奥さんと一緒にはとバスを利用していたそうです。
この話を聞いてみて、凄いと感じたのは、たった一人のバスガイドの発言から、はとバス事業の経営において、重要なことを見出し、経営戦略に反映できたということです。
企業を運営するためには、利益を出さなくては意味がありません。しかし、短期的な視野に注目してしまうと、単なるコストカットという思想に陥りがちであることは間違いないのも事実です。
企業を利益を上げるとともに、顧客に価値を与え続けなくてはなりません。というか、顧客に価値を与えられない企業は、存続できないと思いますが。ある特殊な状況を除いては。
そう考えると、お役所の仕事もそうですし、巨大企業と言われる企業は、そういう事業戦略が欠けているから、いろんなところで問題視されるんでしょうね。
なおパパが勤務している会社がどういう状況にあるかは、なおパパは理解しているつもりなので、自分のできる範囲で何とかしていきたいです。応援してくれる友人がたくさんいるので。
最近、新聞の記事の奥深さを痛感しています。有難い情報源ですね、新聞って!