躍進

本日、北海道大学混声合唱団第４６回定期演奏会を聞いた。近年、目覚しい活躍をしている合唱団であるが、８７０３はしばらく聞く機会が無かった。今日の演奏会に足を運んで感じたことを箇条書きしてみる。

①まずは、お客さんの多さに驚いた。８７０３は開場時間の１５分後くらいに入場したのだが、入り口の列が続いていた。結果的に、教育文化会館に立ち見が出るほどの人であった。

②噂には聞いていたが、団員の多さにも驚いた。目算するに、女声４６名、男声４０名ほどであった。北海道の大学合唱団としては画期的数字である。

③演奏内容が素晴らしかった。Ⅰ～Ⅳまで、ステージを追うごとに声も曲想も豊かになった。

④第一声から、柔らかくて自然な発声が聞こえた。大嶋、市川、両トレーナーによる指導の成果を目の当たりにすることが出来た。欲を言うならば、低音系（男女共）が更に充実することによってハーモニーの厚味を増すことが出来よう。

⑤学生指揮者の技量、音楽性がすぐれている。大学生としては出色の素材である（正・副共）。

⑥北海道で初めて（？）の大型大学混声合唱団であろう。しかも、質的にもとても優れた団体と思われる。今後、引き続き優れた指導者と共に研鑽を積むことによって、大躍進が期待される。謙虚に前進して欲しいものである！