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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

琵琶湖博物館に行きました! (中編)

2018-02-11 07:08:08 | お出かけ
今日は琵琶博でも一番見ごたえのあるC展示室をご紹介します。
リニューアル後、初めての訪問なので、ワクワク^^

入り口にある琵琶湖を中心とした関西一円の航空写真。
関西からここを訪れる人の家が写っているので、みなしゃがみこんで自分の家や知っている地点を探します。
私は改めて琵琶湖から流れ出す川が瀬田川(宇治川)だけであることに感動・・・
(写真は、北側から眺めたところです)




その先に行くと、ヨシの茂る琵琶湖畔をイメージしたジオラマと実物を交えた展示。



ヨシに暮らす生き物たちや、人間の利用法など、実物と解説を交えて生き生きと展示されていました。
見て、触れて、嗅いで・・・写真には写せませんでしたが、何箇所か匂いを嗅げるところもありました^^

ヨシに生息するカヤネズミ。日本で一番小さなネズミだそうです。
夜に活動するので、暗い水槽の中に・・・
写真がイマ百・・・
餌を食べているのですが、どこにいるか分かりますか?



その他にもオオヨシキリやアマガエル、ナンバンギセルの模型まで芸が細かいです・・・

 



ヨシ葺の屋根や、ヨシの家。




最近琵琶湖の付近で増え続けている動物や鳥。
生き物に罪はないけれど、影響は大きく、悩ましい問題・・・
これらもせりふ付きのジオラマでリアルに訴えてきます。



「増えすぎたらやっかいものになっちゃった。どうしたらいいんだろう。」 シカ
「守ってもらわないと、食べつくされてしまうの。」 ササユリ

カワウの糞害も大きな問題に・・




木がある山と、ない山に雨が降ったときの水の流れ方を比較できる模型。
本当に水が上から降ってきて、下の池に溜まります。




自然と人のエリアを抜けると、年代別の本や雑誌、家電製品や流行したおもちゃなどを展示したコーナー。
1960年代からあります。




お次は、実際に滋賀県にあった民家が移築されており、少しだけ昔の暮らしを体験することができます。
このエリアが一番楽しいです。

土間のかまどから家をみたところ。
テレビの様子から見て昭和30年代の前半でしょうか。



「カワヤ」の様子。3つに分かれた水槽で野菜や食べた後の食器を洗ったりしたそうです。
奥の大きな水槽には鯉がいて、落ちてきたご飯粒などで育ちます。



他にも、藁屋や、ぼっとんトイレ、鶏小屋などもあって何度見ても飽きません。

最後は、琵琶湖周辺でみられる生き物が沢山美しい剥製で展示されており、圧倒されます。




床は黒く、よく見ると、ウサギなどの足跡が白く描かれています。
人の足跡も・・・



いかがですか?
C展示室、ぜひ一度訪ねてみて下さい!












コメント (9)
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