なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

琵琶湖博物館に行きました! (前編)

2018-02-10 09:02:32 | お出かけ
先週末に訪問した琵琶湖博物館は、個人的には一番好きな博物館です。
博物館といっても色々な種類がありますが、ここは「琵琶湖のすべてを感じるミュージアム」と公式HPにあるとおり、琵琶湖の自然、歴史、くらしなど琵琶湖に関するあらゆることを、五感すべてで感じることができる博物館です。
琵琶湖の湖南、琵琶湖大橋より少し南にある草津市の烏丸半島に位置し、博物館のエントランスからは琵琶湖を臨むことができます。

展示室は、
A:湖の400万年と私たち
B:湖の2万年と私たち
C:湖の今と私たち
水族展示室:日本最大の淡水魚の水族館

の4つからなっており、これを3回に分けて載せていきます。

まず最初は、A展示室とB展示室をまとめて、琵琶湖の歴史ということでご紹介します。
実は琵琶湖博物館は2017年7月にC展示室と水族展示室が大幅にリニューアルされており、今回はリニューアル後初めての訪問となりました。
ただし、AとBは同じなので、ついつい写真の枚数も少なく、結果ここでも軽~い感じになることをご了解ください。

A展示室は、「琵琶湖のおいたちと生き物の移り変わりを、リアルな標本とジオラマで展示しています」(公式HPより、以下「 」内は同様)の説明の通り、実物を展示しての地質の説明や、



度肝を抜く大きさのゾウの骨格標本(レプリカ)など。



琵琶湖畔にはメタセコイアが生い茂り、ゾウが歩きまわっていました。
それをジオラマで再現。



滋賀県でとれる石を貼ったテーブル。商品になりそう!




次にB展示室に移動。こちらでは、もう少し最近の琵琶湖の歴史について実物や模型を交えて展示されています。

一番目に付くのは、江戸時代に琵琶湖の輸送を担った丸子船の模型。



こちらの船で各地の産物を運んだそうです。




その他にも、遺跡発掘の様子、古代琵琶湖の産物や、漁法のあれこれなどの展示がありました。
びっくりしたのが過去の琵琶湖の水害の展示。
なんと、明治時代には台風のせいで琵琶湖の水位がこの棒の高さまで上がったそうで、多くの村々が水没したそうです。



このようなリアルな展示が楽しめます。
今回は2時間ほどの駆け足での訪問でしたが、みずの森との掛け持ちならば、丸々一日は欲しいところです。

(続く)

琵琶湖博物館公式HP: http://www.biwahaku.jp/





コメント (4)
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