この投稿をする頃には、あちこちで紅葉真っ盛りのニュースが・・・
ということでちょっと気が引けるのですが、今日は浄瑠璃寺の赤い実や、走りの紅葉のつづきなどです。
私にとっての浄瑠璃寺の実といえばこちら。
そう、ツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属)です!
5月に咲いた二個一の花、それが結実するとこのように2つの穴が開いたような一つの赤い実となります。
ご参考までに、3年前に撮った花の写真。これだけ咲いても、実になるのは少しだけでした。
(2016/5/28 浄瑠璃寺)
同じ山肌に赤い実が沢山ぶら下がっていました。
ここでは初見のヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)。
真っ赤な実はよく目立ちます。
反対側に目をやると、紫色でちょっと毛深い感じのするヤブムラサキ(シソ科ヤブムラサキ属)。
この後、山道でも沢山見かけました。
そんなこんな見ながら歩いていくと、見えてきました、三重塔!
塔の横のモミジは新緑のシーズンが有名ですが、紅葉したらしたで、美しく多くの人々の目を引き付けます。
でもこの時はまだほとんど色づいていませんでした。
一転、池の対岸から池に目をやると、一枝だけ赤くなったモミジを見つけました。
まさに紅一点の風情です。
彼岸の方向に見える本堂。左側に見える赤い木が昨日投稿したカエデの紅葉。
そうそう、近くにもう一つ赤い実の仲間が・・・
葉は落ちたけれど、まだ残っていたガマズミの実です。
花もいいけど、実も捨てたものではありません。
浄瑠璃寺を離れ、次はいつもの石仏の道に進むことにしました。
果たして何か植物は見られたでしょうか?
(つづく)
【撮影:2019/11/10 浄瑠璃寺】