なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

植物生態園は季節相応~京都府立植物園2024/12(5)

2024-12-29 06:10:58 | 植物

2024年もあと3日だというのに、まだ京都府立植物園の記事続けてます(笑)

これまで目を奪われるような紅葉や、まだまだ咲いている/もう咲いている花をご覧いただきました。
今日は、私の庭のように大切に思っている植物生態園の12月の様子です。
例によって、写真、名前の順に載せていきますね。

最初は花から。
11月にも沢山咲いていたこちらの花、寒くなり少し赤みが差しているように見えました。


ツルソバです。こうやって見ると、白いヒメツルソバのように見えますね。




このほかに咲いていた花はと言うと・・・黄色い小菊。名札が見えません。
別の場所にも咲いていました。



落葉に埋もれるように咲いていた花。ここには名札がありました。
シマカンギク(キク科キク属)です。別名アブラギク。
後ろにはヤブランの黒い実がみえており、植物園の植栽というより、野生の花を見つけたような気分。

近くには白い菊も。



雨に濡れた純白の小菊です。



遠くにぽつんと咲く花。いじらしいですね。
こちらはサンインギク(キク科キク属)
私の記憶では黄色い花と思っていましたが、白い花もあるようです。
別名シロバナハマカンギク。山陰と言う割には、九州北部がメイン。

お次は草紅葉ならぬ草黄葉。



綺麗に黄葉したこちらの葉。ご存知ギボウシです。
ここから先は実です。



ご存知マンリョウ(サクラソウ科ヤブコウジ属)です。
今年はマンリョウが豊作。とくにこの木の実付きは抜群!
来年は財宝ざっくざっくになったらいいな~

代ってこちらの濡れそぼった実。さすがに花はもう萎れていました。


こちらはハマゴウ(シソ科ハマゴウ属)の実です。
例の背の高いハマゴウ、薄紫の花がすっかり実に変わっていました。

続いて草本の実。


周りが黒く朽ちている中、赤い実に水滴が付いてますます鮮やか。
ご存知、ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)です。

そのすぐ近くには・・・


お~こちらも真っ黒ツヤツヤになりましたね!
ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)の実がまだ残っていました。

そして毎年見られるこちらの実。葉はまだ緑でしたね~


トキリマメ(マメ科タンキリマメ属)です。
タンキリマメとの違いは葉の形とのことですが、京都府立植物園では名札があるので間違いないかと。

実はここまで。最後は蕾です。
春に咲く花は遠くからその匂いですぐに分かります。人によってはガス漏れと感じるとか。


ヒサカキ(モッコク科ヒサカキ属)です。
もう来年に向けて蕾が大きくなっていましたね。

これで2024年京都府立植物園の投稿はおしまい。
最後の最後はこちら。



何とか顔が分かるでしょうか。
例年京都府立植物園の冬のお楽しみは野鳥観察。
残念ながら、最後に出てきてくれたのはモズただ一羽。
来年はもっと沢山の鳥さんたちと出会えますように・・・

【撮影:2024/12中~下旬 京都府立植物園】

コメント (6)
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