昨日は圧巻のカエデの紅葉をお届けしました。
今日は植物生態園などで見られた、その他の木々の紅葉(一部黄葉)をクイズ仕立てにしました。
といってもその数は5つ。いくつ分かるかな~
第1問
植物生態園に入ってすぐに目に着いた真っ赤な木。
ビックリするほどの色づき。
単に赤いというより、なんだか目が痛くなりそうな赤です。
そして、別の場所にはやや色づきが中途半端な木も。
黄色からオレンジ色のグラデーションも素敵。
葉だけでは分かりにくいという方のために・・・
花(左)と、冬芽(右)
答えは、ドウダンツツジ(ツツジ科ドウダンツツジ属)です。
漢字で書くと、満天星躑躅。
第2問
まずは葉っぱのアップをご覧ください。
結構紅葉しています。
よく見ると、葉が3枚一組になっています。
遠目に見るとこんな感じ。中央右寄りの背の高い木がこの木です。
(左側から張り出しているのが、「落ちない木」として受験生に人気のヤマコウバシ)
地面に落ちていた葉。
答えは、メグスリノキ(ムクロジ科カエデ属)。
カエデ属としては珍しい三出複葉。この三枚一の葉が対生しています。
(カエデ属は対生が多いです)
第3問
え、どれが問題?でしょうけど・・・
右手の黄色?黄緑?になった木が問題。
こんな風に黄葉します。枝が緑色なのも特徴です。
え、難しいって?
では、最大のヒント、花の写真も載せますね。
答えはヤマブキ(バラ科ヤマブキ属)です。
例年冬場も返り咲きなどあることが多いですが、今回は黄葉進行中の葉だけでした。
第4問
超お助け問題です~
背がとても高いです。
見上げてみました。
16時近くなると、もう夕暮れの気配ですね。
正門から近い場所の木はすっかり葉が落ちて下に積もっていました。
答えは、イチョウ(イチョウ科イチョウ属)です~
第5問
本日ラストの問題。この前に行った時は紅葉の気配もなかったのにすごかった~
下に立っている人の大きさと比較すると、この木のサイズがすごいことが分かります。
日当たりのせいもありますが、オレンジ色に輝く姿が神々しいほど。
下の方の葉はこんな黄色と赤のグラデーション
これで遠目にオレンジ色に見えるのかしら。
幹がとても太いので、思わず見上げてみました。
下の方の葉は黄色、場所によってはまだ緑です。
可愛い実が生っていました。もうこのくらいで名前が分かるかも。
答えは、フウ(フウ科フウ属)です。
植物園の中でも大きい木。特にこの時期は紅葉も綺麗なので、人気があります。
本日のクイズはここまで。
さて、何問正解でしたでしょうか?
【撮影:2024/12中旬 京都府立植物園】