なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

府道を行くスペシャル・府道9号&2号宮津編(1)~京都丹後鉄道に乗って

2021-12-18 06:44:30 | 府道を行く

先日有休取得促進ということで、平日に1日お休みをいただきました。
折角なので土曜日とくっつけて一泊二日温泉でのんびりしようと、「海の京都」宮津に出かけてきました。
久しぶりに自家用車ではなく、電車&バスのひとり旅です。
それにしてはなぜ府道を行く??
と思われるでしょうけど、それは追々・・・

1回目の今日は、京都駅から特急まいづる号に乗り西舞鶴まで行き、そこから京都丹後鉄道に乗り換えるところからスタートです。
今京都府では府民対象の旅のキャンペーンをやっていることもあり、思ったより特急は団体客で混んでいました。
さて、海側の席を取りたかったので、列車到着前から改札前で待機です。


今回の旅の楽しみのひとつがこの海沿いのローカル線に乗ることでした。
あ、1両の可愛い列車がホームに入ってきました!


並んで正解です。
団体さんがこの列車に沢山乗り込んでこられました。
吊り広告にも、「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」キャンペーンの宣伝が沢山!
人の動きを見る限り、結構経済効果ありそうですね。


発車直前、窓の外の駐車場に現れたイソヒヨドリ(♂)が出発を見送ってくれました!


列車は豊岡行きです。途中、車窓に晴れ渡った日本海の美しい光景が広がります。


この日は天橋立に一泊予定でしたが、宮津駅で途中下車します。


宮津市には有名な天橋立があり、そちらは何度か行ったことがあるのですが、ここ宮津の街歩きも結構面白そう・・
ということで、駅に置いてあった「宮津まちなか散策マップ」を手に散策スタートです。
見どころと思われるところにピンクの線が引いてある手作り感満載のマップです。
「日本最古の教会」があると聞いていたので、まずはそちらに向かいました。
ふんふん、教会の前に川があって、そこに「しらかべのみち」というのがあるのね。
ありました!




そしてしらかべのみちの向こうに、教会らしき建物が見えています。
川があるので、橋まで行き向こう側にわたりました。


教会の手前の銅像はどなたでしょうか?
マップをみると「細川ガラシャ夫人の像」とのこと。
知らなかったのですが、ガラシャ夫人玉子は細川藤孝・忠興親子の丹後入国に伴い、ここ宮津の地に暮らしていたそうです。
その後、夫人はキリスト教に帰依したため、教会の前の祈りの像となったのでしょう。


     

その教会、明治29年建立だそう。


ステンドグラスが美しいと書いてあったのでぜひ見たいと思ったのですが・・・
残念ながら月水金の14時からしか開いていないようでした。午前11時頃だったので断念。
どのガイドにも載っている「道の駅 海の京都宮津」に向かうことにしました。


途中、「新大手橋」から海方向を眺めたところ。


その時、こんな標識発見!
なんと、まえにレポートした府道9号線(大江宮津線)はここから始まっていたようです。
これから向かうのは天橋立方面ですが、9号線起点をゲット!


この日の宿泊地の天橋立まで観光船が出ているかもと思ってのりばに向かいましたが・・・


なんと、一日一本(朝9時台)しかなかったようです。
仕方なく海を眺めるの図。


花も木もないので、宮津市のカラーマンホール蓋をパチリ。

お腹が減ってきたので、道の駅のレストランへ。
名物のカレー焼きそばを食べようかと思ったのですが、結構混んでいたので断念。
隣のミップルというビルの上階にある居酒屋さんで海鮮丼ランチをいただきました。
これはコスパもよくて絶品!(税抜き1080円也)。おすすめです。


お腹も膨れたので、荷物をコインロッカーに預けてさらに宮津理解を深めるべく、散策再開!
なんとこの辺りは日本遺産になっていました~


なるほど花街だったのですね。
湊のあるところ、漁師さんたちの家や、問屋や商家などが立ち並ぶのと同時に、花街ができるのでしょうね~
歩いているときはあまり分かっていませんでしたが、後で地図や説明を見るとなるほど!でした。
きっと往時は賑わっていたのでしょうね。


でも、そろそろ植物不足症状が出てきました。
どこかに花や木がある場所はないのでしょうか。
地図を眺めていると、隅っこの方に「滝上公園」という文字発見。
近くには、神社などもありそうです。
徒歩でも十分行けそうな距離だったので、とり急ぎそちらに向かうこととしました。

【撮影:2021/12中旬 宮津市】


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10 コメント

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宮津の旅 (fukurou)
2021-12-18 08:38:49
なつみかん様
おはようございます。
一人旅何ですか?
お休みが合わなかったのかな?
冬の宮津と言えば、夕食はカニですね!
私も早々とカニを日本海でいただいてきましたよ!
宮津は
素敵な街ですね。
何度かお邪魔しています。
なつみかんさんから見た宮津、さてどんな風に映るのでしょう?
楽しみです!
返信する
Unknown (なつみかん)
2021-12-18 09:06:19
fukurouさん、こんばんは。
今日は天気もイマイチなので、朝から珍しくのんびりしています。何年か前から、年に一回は自分へのご褒美で一泊二日の一人旅をしています。
都合が合わないのもありますが、いつも周り中に人がいてワイワイガヤガヤ、キーッとなってるので、たまには‥笑

宮津には行かれたことがあるのですね。
私は今回行った宮津駅周辺は初めてだったので、結構楽しみました。
天橋立に着くまでに4回分になっちゃいましたが、我慢して読んでくださったら嬉しいです。
返信する
無賃乗車バーチャル同行旅 (ninbu)
2021-12-18 10:57:11
なつみかんさん、おはようございます。
「府道を行くスペシャル・宮津一人旅」、いいですね~、最高です!
天橋立は、松島、宮島とともに、日本三景の一つですよね。
残念ながら、私は天橋立と宮島はまだ訪れたことがありません。
7年ほど前、京都と奈良を1週間の旅行をした折、行こうとしましたが、
車では遠すぎて断念した記憶があります。

京都丹後鉄道の1両のローカル線からスタートした日本海の風景の美しさ。
宮津駅に途中下車しての街並み散策と、最初から見どころ満載ですね。
まだ行ったことのない天橋立、これからも続く4回シリーズ。
私もなつみかんさんとの”無賃乗車バーチャル同行旅”楽しみにしてます。(笑)
返信する
こんにちは^^ (attsu1)
2021-12-18 16:46:23
府道を行くスペシャル、
まさにスペシャルな話題ですねぇ
京都言うと、歴史満載ですが、
日本海側にも、歴史深い京都があるのを
再確認させていただきました^^

特急まいづる号、京都丹後鉄道、
一両の青い電車、撮り鉄さんだったら、これで大満足なのでは^^

そこから、歴史好きな私には、
細川ガラシャ夫人の像、
光秀の娘、そして、石田三成の人質となることを拒み、
死を決意しながら自害は許されないキリストの教えを守ったんだそうですね。

しっかり9号線起点をゲットし、美味しそうランチ
続きが楽しみです。

検索していたら、
BSで偶然、ガラシャの番組を発見しましたよ。

京都浪漫 悠久の物語
「細川ガラシャ 波乱の生涯 ~花も花なれ 人も人なれ~」
2021年12月20日(月) よる8時~8時53分
BS11(イレブン)にて放送
返信する
二度楽しい! (なつみかん)
2021-12-18 17:30:40
ninbuさん、こんばんは。
うれしいコメントありがとうございます。
一緒に旅をしている気分になってくださったら、書いた甲斐があったというものです。

京都南部は海がないので、海を見るだけでもテンションが⤴⤴
幸いお天気は快晴、アウターが要らないほど気温も上がり、お出かけには最高でした。
今は京都南部から北部への高速が開通したので、車でも2時間ほどで行けますが、なかった時代はとても「立ち寄る」のは無理だったでしょうね~
とはいえ、私自身京都に長く住んでいながら、初めて行ったのが10年前ですから(笑)

テレビの旅番組のノリで記事を書いていますが、グルメは期待しないでくださいね~
(この海鮮丼が最高でした・・・笑)
続きもお楽しみに!
返信する
教えてくださいませ~ (なつみかん)
2021-12-18 17:34:37
attsu1さん、こんばんは。
そうでした。
attsu1さんは歴史がお好き&お得意でした!
なかなか頭に入ってこないので、どうぞ色々教えてくださいませ。

ガラシャ夫人、大昔ガラシャ夫人が主人公の歴史小説を読んだような気がするのですが、内容は忘却の彼方です。
(本は好きですが、読み散らすので中身はすぐに忘れます・・・)
旦那様も美男で、美男美女ご夫婦だったというどうでもいいことだけ覚えています^^;

ガラシャ夫人、後で調べてみたら本当に波乱の生涯だったようですね。
この宮津にいたときが一番幸せで平和だったようです。
返信する
京都府の海・日本海側のこと (shu)
2021-12-18 18:12:07
私の九州でのミッションが、ようやくすべて終わりました。
その間なつみかんさんのブログを拝見しても、いろいろ事情があって、コメントを書けずにいました。
旅先ではいろいろなことがあるものですね。

さて、本題です。
京都府の海というと、当然日本海側ですが、私の場合、まず頭に浮かぶのは舞鶴です。
何度か通ったことがあります。
次は天橋立です。学生時代に自転車で行きました。
そこまでは確かなのですが、宮津から西となると全くの不案内です。
ちなみに、天橋立は「あまのはしだて」なのですね。
「あまのはしたて」と入力して変換すると「天野箸立て」になってしまいました。
知らないことばかりですので、これを機会にしっかり勉強させていただきます。
なつみかん先生、よろしくお願いいたしますm(__)m



天野箸立て
返信する
アマの箸立て (なつみかん)
2021-12-18 20:42:55
shuさん、こんばんは。
私が「あまのはしたて」で変換すると、タイトルのようになりました。
多分、「あま」は植物の「アマ」と認識したのでしょうね~
私のPCは結構カタカナで変換しちゃいます。

さて、京都の海、私はやっぱり天橋立ですね~
とはいえ、京都市内を通るのが嫌だったので、私にとって日本海に出るといえば福井県の小浜でした。
京都縦貫道様々です。
ん?見逃していましたが、shuさんは自転車で行かれたのですか@@
むっちゃ体育会系だったんですね~
軟弱モノの私は、学生時代から車で通学していました^^;
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Unknown (ちがやねこ)
2021-12-19 19:03:41
なつみかんさん、こんばんは。
「府道を行くスペシャル」ですか。“海の京都”一人旅…いいですねー!丹後鉄道かわいいです。なんか、お見送りのイソヒヨドリくんとカラーリングが似ているような…。(春から秋ぐらいまで、そこら辺の屋根や電柱の天辺とかで、やたらきれいな声で啼いてたヒヨドリより微妙に小振りか…な?っていう鳥が居ましたが、あれってイソヒヨドリの雌じゃないかなと今でも思ってます。雄ならこの画像のようなので、すぐ判るんですが…。余談まで)“日本海”が見えるあの場所はもしやテレビ等でビュースポットととしてよく出て来る“由良川橋梁”では?確か、運転手さんが、ちょっとだけ止めてくれるか、ゆっくり進んでくれる場所だったような…。だとしたら、天気も良くていい風景が見られて良かったですね。そして、街の散策。漁師町のあたりには花街が…は判りますが、“新町”の説明板の後ろのモニュメントは一体…?いろいろと発見があって楽しいですね。明治に建てられた“最古の教会”は、美しい外観で素敵な建物ですね。中が見られなかったのは残念ですが…。ガラシャさんの像があるのは、この地の人々がガラシャさんを偲び、思いを寄せたからなんですね。彼女がキリスト教徒でありながら結果的に死を選んだことで、細川家は石田三成につかずに徳川方につき、今という後の世まで続いたんではなかろうかと…。応仁の乱以前からある細川家の存亡が掛かっている局面で藤孝(幽斎)さん、忠興さんは迷ったかも知れないし、その迷いを断つためにも、こういう決断を選ばなければならなかったガラシャさん…。悲しい…でも、ある意味自分で選択した強い女性だったな、と思います。(…単に、三成が嫌いだったのかも、という気もしますが)憂い、翳りはあるけど、とても美しく、凛とした表情の像ですね。この地にガラシャさん像があるのが見られて良かったです。やはり、丹後も歴史がてんこ盛りで、調べたら面白そうですね。…海鮮のてんこ盛りも魅力的ですが……。(魚介類の好き嫌い多いんですが、お造りは大好きなんで…) 歴史とグルメと素敵な風景!“海の京都”丹後のぶらり旅もいよいよザ・日本三景の天橋立ですね!
なんか、ガラシャさん話に終始してしまった感が…、済みません。何しか「麒麟が来る」の芦田愛菜さん演じるガラシャさんが気に入っていて、ちょっとガラシャさん贔屓になってたもんで…。 では…。
返信する
Unknown (なつみかん)
2021-12-19 23:11:33
ちがやねこさん、こんばんは。
今年最後の府道を行く、かなりこじつけっぽいですけどね〜(笑)
ローカル線が出てきたら、一気に旅気分が盛り上がります。
今回も天橋立まで直行できたのに、あえて西舞鶴まで行って丹鉄に乗って正解でした。
南部に住んでると、同じ京都なのに海があるっていうのがとても新鮮ですね!

由良川橋梁ご存知だったんですね。
今回も由良で途中下車して橋梁を見に行こうかなと思ったのですが、なんせ1時間に一本しか列車がないので、あまりにも効率が悪いからと諦めました。
気候が良くなったら、日帰りで車で行ってきます。

それにしても、ちがやねこさんは歴史にもお詳しいのですね。ガラシャ夫人、名前だけはよく知っていますが、生き様とか生涯とか、今回教えていただいて、へ〜、ほ〜でした。
ちがやねこさんは、麒麟が来るでガラシャ夫人に惹かれるものがあったのですね。
熱くなられるのはわかりました!
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