そろそろ飛行機を作りたいと思いつつも、手はAFVに伸びてしまいます(笑)。
シミターのキットそのものは1995年の金型でしたがこの別売履帯のランナーには2015の刻印がありました。20年間の進歩があるようです。
履帯の塗装は繋いでから行うことにして、
そろそろ飛行機を作りたいと思いつつも、手はAFVに伸びてしまいます(笑)。
いきなりインパクト狙いでした(笑)。
前回からの追加点です。
緩めに調合した泥ゲルで履帯と車体の地面近くにこびり付いた土塊を追加しました。
油彩で雨だれようなものを追加しています。
適当な色をパレット上で調合しながらドライブラシ的に擦り付けてます。
擦り付け過ぎたと思ったらターペンタインを付けていない綿棒で軽く擦りながら馴染ませてしまいます。
屋根の汚し方がよく分からず・・・。
小さな点々とした錆を追加すべきだったかどうか・・・。
履帯には鉄分を補給したくてエッジに6B鉛筆を擦り付けましたが、大きな見た目の変化はあまり認められません。
効果に乏しいのは履帯の基本塗装色のせいでしょうか。
で、モーターライズキットなのに動きの報告をずっと忘れておりました。
走行スピードはゆっくりしていますが、実車のスケールスピードとしては速めかもしれません。
電池1本1.5Vですがギアの減速比が大きいので履帯が滑らない限り登坂力はメチャ強いです。
こんな分厚い文庫本を楽々乗り越えて行きます。これは楽しいです(笑)。
ま、そんなこんなでいつもの通りと言うか、今まで以上というかともかくコテコテの仕上がりになりました。
やり過ぎ感もありますが、やり足りなさのモヤモヤ感を払拭するには、やり過ぎてみないとわからないというジレンマに陥るのでした(笑)。
という言い訳の元、以下画像垂れ流しの始まり始まり。
戦車の開発について当初陸軍は消極的だったそうで、最初に強く推進したのは当時海軍大臣だったチャーチルだったそうです。
ということでチャーチルと並びで。
用兵思想が似ているので同じDNAを色濃く感じます。
Mk.Ⅳの車体が意外と大きいのがよくわかります。
今度は菱形戦車に小さな砲塔を乗っけた感じで、形がなんとなく似ているフランスのB1bisと。
20年くらいの時間差があります。
今度は70年以上の時間差、最後は現用戦車代表(既に現用ではないですが)でチャレンジャーⅠと。
登場後100年以上経過したMk.Ⅳですが、超壕能力と超堤能力では現用戦車も敵わない形状だと言うのがよくわかります。
第一次大戦について少し調べて見ましたが、開戦に至る経緯も戦争そのものの推移も調べれば調べるほど複雑過ぎてわかり難い事ばかりです。
イギリスのこの戦車が果たした役割もなんだか微妙なもので、ソンムにしろカンブレーにしろ抜群の前線突破力を発揮するものの、歩兵との連携に齟齬があるとあっと言う間に孤立して各個撃破されてしまうという最大の弱点を露呈しています。
ソンムでもカンブレーでも10Km近く突破できたものの制圧できず、せっかく進出した領域も結局ドイツ側に取り返されています。
使い方の難しさを提示したのみで、もしかしたら犠牲者をいたずらに増やしただけと言えなくもない展開です。
第2次大戦のような分かり易い帰結ではなく、アメリカの途中参戦もあり先に継戦能力を失ってしまったのがドイツだったという事なんでしょうね。
でも、結局戦車の有効な使い方を開発したのは負けたドイツの方だったという皮肉な歴史の展開でありました。
本日のBGM
E.L.P.のライブ盤CD2枚組、アナログレコードでは3枚組のアルバムでした。
前回のタルカスのライブバージョンが入ってます。
引き続きのMk.Ⅳ Male、ただいま絶賛ウェザリング中です(笑)。
まずは履帯にウォッシングして乾き待ちの図。
いつもなら手を抜いて見える部分にしか行いませんが、今回はモーターライズです。
グルグル回るので全周に渡って満遍無く行っておく必要があります。
そのため一旦車体から外して作業しました。
ウォッシング溶液はいつもと同じですが、若干パステル粉を多めにしました。
タミヤエナメルのフラットアースとバフを混色しパステル粉を混ぜながら溶剤でシャブシャブに希釈してます。
車体の紅白マーキング部分にタミヤアクリルのハルレッドでチッピングを描き込んだ後、全体にウォッシングを行いました。
紅白マーク部分のチッピングはウォッシングで流れないように基本塗装色とおなじ水性アクリルで行ったため、失敗したなと思ったら乾燥する前に拭い取ったりして手早く修正する必要があったりです。
ウォッシングは履帯に使ったのと同じパステル溶液で行い、更にエナメルのフラットブラックとレッドブラウンを混色してこれも溶剤でシャブシャブに希釈してスミ入れを行っています。
↓車体の屋根にあるレール状の部分に乗っているチェーンの付いた角材状の物体は泥濘脱出用の装置だそうです。
角材状の構造物は木の角材に補強用鉄板をボルトでサンドイッチしたような構造ではないかと推測してますが、残念ながら明確な解説を見つけられていません。
泥濘に嵌ってしまった場合、または嵌まる事が予測される場合、角材に付属したチェーンを何らかの方法で履帯に結び付けて使用するのではないかと思いますが、装着方法についてはこれもまた明確な資料が見つかっていません。
ともかく車体の回りをこのゴツイ木鉄複合角材がグルグル回る訳で、車体の屋根に付いているレール状の構造材は車体上部を損傷させずに木鉄複合角材を通過させるためのガイドレールだと言う事が想像されます。
スピードが遅いが故に可能な事なのでしょうね。
実際に使用している時の映像があれば面白そうなのですが残念ながら見つかっていません。
そんなこんなでありますが、
ドツボに嵌る恐れもありつつですが、ウェザリングはもう一息追い込んでみようかと思ってます。
失敗したら笑ってやってくださいまし(笑)。
おまけのYouTube動画です
ボーヴィントン2016TankFestの時の動画です。前回記事の中の動画と同じ車両です。
このMk.Ⅳはリプリカのようですね。
↓今度は2017TankFestの時のおフランスのサンシャモン、これは本物らしいです。
同じく2017Tank Festですが、上の動画でもチラッと登場していたドイツのA7V(レプリカ)がメインです。
こうして見比べてみると、
イギリスのMk.Ⅰ以降の菱形戦車シリーズは抜きん出て実用的なスタイルであることがよくわかります。
サンシャモンやA7Vは塹壕に嵌ったら動けなくなるのは確実です。
↓関係ないですが、なんと今年のボーヴィントンTankFestの様子
全部見ると44分くらいあるので倍速再生で見ました。
冒頭の2分くらいのところで日本の九十五式軽戦車が出て来て興味深いです。
本日のBGM
E.L.P.のタルカス!。実はこのアルバムは持っていません。
中古屋さんで安いの見つけたら買いたいですが、
名曲タルカスはライブ盤のバージョンを今も時々聴いたりしてます。
ただの菱形繋がりです(笑)。
平日の間、妙に落ち着かず記事にまとめる時間を持てず日が空いてしまいましたが、
Mk.Ⅳの作業は地味に続けておりました。
ひとまず、履帯を装着してみたところ。
履帯の張力調整後、軸受け部分にパーツを合成ゴム系接着剤でパーツを貼り付けました。
履帯の連結枚数はインストでは片側87枚とありましたが、足りない訳ではなかったのですが、かなりキツイ感じだったので1枚足して88枚としました。上の写真の1枚だけ色が違うというか無塗装の部分が新たに挿入した1枚です。
車体前方の両側面に敵味方識別用の紅白マーキングを塗装しました。
隠蔽力の弱い色なので厚塗りになってモッサリしてますが、汚してしまえば気にならないでしょう。
塗装色については一応インストの指示通りの色としましたが、
泥縄ながらたまたま見てしまったYouTubeの動画にこんなのがありました。
これはイギリスのボーヴィントンの車両でしょうか?(もしかしたらレプリカ?)。
ずいぶん緑がかっていて、第2次大戦時の塗装色に近い印象を受けます。
もうひとつYouTube動画。
Mk.ⅣではなくMk.Ⅸという兵員輸送タイプですが、こっちは茶色っぽい時のOD色のような色です。
どっちにしてもタミヤの指示色とはかなり印象が違います。
こりゃまたどうしたもんかと、しばし悩んでしまいましたが、更に色を重ねて修正するのも塗膜のもっさり感が我慢できなくなる可能性もあるので、見なかった事にしました(笑)。
てなことで、退色表現を狙って毎度おなじみドライブラシ。
写真ではわかり難い部分もありますが、今回は比較的うまく行ったように思えます。
最初の塗装色より明るく調色しながら2段階で擦り付けています。
基本色塗装前にシリコンバリアを仕込んでおいたので、
ドライブラシが終わってからカリコリとリアルチッピングを行いました。
剥がれが極端になり過ぎないよう慎重に行いましたが・・・。
シリコンバリアの塗布量は多過ぎず少な過ぎず匙加減の勘所が難しいです。
でも、ま、ちょうど良い感じだったような気もします。
紅白マーキング部分他一部にシリコンバリアを仕込めなかった部分もあるので、そこは後から書き込み式でチッピングを行う予定。
あとは、デカールを貼っていよいよパステルウォッシングを含めたウェザリングの仕上げ工程に入ります。
そんなこんなで本日はここまで、次回に続きます。
P.S.
木曜日に仕事で神田へ出たついでに秋葉のイエロー・サブマリンに寄ってみた。
すると、もう入荷しないだろうと思っていたマスターボックスとミニアートなんかのウクライナ製品が大量展示されていて、釣られてこれを購入してしまいました。
この商品、数か月前にアマゾンに発注したまま入荷せず、つい先日アマゾン側からキャンセルメールが着信していてやっぱりと思っていたのですが、どういう事なのでしょう・・・。
代替え品にMENGの類似商品を買っていたので新たに購入する必要もなかったのですが・・・
店員さんに聞いてみるとロシア製品は入荷しなくなったけどウクライナ製品は継続的に入荷しているとのこと・・・。
ついでに塗料コーナーのタミヤ製品を見てみると欠品しているのは2~3点のみ・・・ようやく供給が追い付て来たのかなとヨドバシのポイントが溜ってることもあり、その時は購入しなかったのですが、翌金曜日の会社帰りに新宿のヨドバシに寄ってみるとタミヤはやっぱり欠品だらけ・・・これもまたどういう事なんでしょうね?。
大型の量販店は取次の問屋などに売り場管理をすっかり丸投げしている場合が多いので、取次の怠慢によるものなのか?、あるいはがめついヨドバシと取次条件で揉めているとか?
新橋のタミヤファクトリーで聞いてみると謎は解けるのでしょうか?、逆に深まるのか?。
※一旦投稿後記事を継ぎ足し追加しました。
塗装に入る前に履帯を組みました。
連結式履帯でありながらランナーから切り離す必要がなくて良いのですが、
僅かに小さなゲートが表側にあったりします。
気にしなければ良いと言える程度のものですが、ごく軽く削っておきました。
連結はパチパチと嵌め込むだけなので楽チンです。
さて、基本塗装色ですが、組説にはタミヤアクリルXF52フラットアースとXF55デッキタンを1:1で混色とあります。
が、問題は夏過ぎの値上げ発表以来タミヤの塗料は極端な欠品状態が続いておりXF55デッキタンを入手出来ません。
手持ちのデッキタンはいつの間にか瓶の底に僅かにこびり付いた分のみとなってしまい、とてもじゃないけど足りません。
しょうがないのでクレオスの水性ホビーカラーで代色を探しました。
だいたいこの3色の混合で元の指示色に近づくのではないかと推測。
車体の裏で試してみました。幸いタミヤのデッキタンはテストに必要な分だけ残ってました。
色味的にはほぼほぼ近い色になったようです。
が、気のせいなら良いのですが塗膜が分厚くなる傾向があるような・・・。
テスト塗装の乾き待ちの間に履帯を塗装、裏側を塗装中の図
片側分を全部繋いだ状態にすると長過ぎて取り回しがしんどいので片側2分割状態でキットの箱の内側に両面テープで固定して塗装してます。
塗装終了後の履帯表側。
今回はいつもの赤味を加えたオリジナル履帯色に違和感があったのとWeb上で見かけるボーヴィントンのレプリカMk.Ⅳの履帯色が黒っぽかったのでアイアンブラックで塗装しました。
車体は一旦クレオスラッカーの艦底色で全体をざっとベタ塗り。
チッピングをリアルに剥がすか、描き込みで行うか悩んだのですが、一応シリコンバリアを仕込んでおく事にしました。
意図した通りのチッピングを行うなら描き込んだ方がコントロールし易いですが、
リアル禿チョロの風合いも捨てがたくちょっとリスクを冒す事にしました。
シリコンバリアを軽く塗って基本色を2回ベタ塗りしました。
拡大して見るとやっぱり塗膜が厚ぼったいです。
戦車なら全く気になりませんが、飛行機モデルだと繊細な凹モールドは埋もれてしまいそうです。
もしかしたら希釈が足りなかったのかもしれませんが・・・。
あと100%タミヤで塗装するより若干ツヤが出てしまいます。
クレオスの塗料は半ツヤなのでしょうがないですね。
ウォッシング時のパステルをやや強めでカサカサになってくれるでしょう。
退色表現をドライブラシで行うかどうかがまたまた悩み処・・・。
履帯を嵌めて張力調整まで行いたかったのですが、本日はこれにてタイムアップとなりました。
本日のBGM
チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバー1973年のアルバム。
有名な「スペイン」のオリジナルバージョンが収録されています。
モーターライズMk.Ⅳメイル、引き続き組み立ててます。
特徴的な張り出した砲台
このスポンソン部分は電池交換などのメンテナンス用に取り外せるように出来ています。
砲尾もちゃんとモデル化されてますが、外側からは一切見えないので塗装も行いません。
履帯に関連する一部を除いて組立は完了。
スプロケットとアイドラーの金属軸受けとそれに関連する部分に取り付けるパーツについては、合成ゴム系接着剤を使用するようにと組説に指示がありました。
メンテナンスが必要な場合に取り外せるようにとの説明ですが、合成ゴム系接着剤は確かにプラを侵すことはありませんが、完全固着するとそれなりに強力なので外す時は相当注意が必要です。
アイドラーの軸受け部分に取り付けるパーツは履帯装着時の張力調整が終わってから取り付けます。
張力調整時に矢印の軸受けの中のビスを回す必要があります。
ところで突然ですがパンサーGとの比較写真。
思ったより車体が大きいのに驚きます。
塹壕を乗り越えるのには、この大きさが必要だったんですね。
さて、次はいよいよ塗装、タミヤアクリルとクレオスの水性を混色してみます。
本日のBGM
こういうのを爆音で聴きたくなる時は少なからずフラストレーションが溜まってるようです(笑)。
モーターライズMk.Ⅳメイルの続き、覚悟を決めて転輪を組みます。
転輪パーツです。小っちゃいです。
転輪は形状違いの2種類を組み立てるようになってますが、
パーツがアンダーゲートになってます。ちょっと面倒臭いです。
都合48ヶ×2ヶ所=96ヶ所のアンダーゲート処理です。小さいのも相まってなかなかな作業です。
でもまっ、プラモとはこういう物だという割り切りで乗り切りましょうね~(笑)。
実は作業の面倒さ以上にうっかりするとブラックホールに吸い込まれてしまうのでその意味での緊張感の方が作業の面倒臭さを上回っていたのでした(汗!)。
全転輪の組み立てに延べ3時間ほど掛かりました。
組み終わった転輪は失くさないように紙コップに入れて管理しましたが、これはこれでひっくり返すとたいへんな事になります(大汗!)。
組み終わった転輪は紛失するが恐ろしいので一気に車体に組み付けました。
2種類の転輪を組み合わせながらの取り付けです。
組説の忠告に従い、組付けた転輪が作業中に抜け落ちないようにマステで押さえています。
側面装甲板を固定してめでたく転輪の取り付け完了。
マステを外して転輪の回り具合を確かめておきます。グリスのお陰もありクルクルとよく回ります。後ろ半分の側面装甲板は取り外し可能になってます。メンテ時に便利です。
スプロケットを組み立てました。
ここでタミヤさんに謝罪しないといけません。前回使い物にならないと貶してしまった付属ドライバーですが、な、なんと!ちゃんと活躍場所が確保してあったのです。
スプロケットはナイロンギアにブリキ打ち抜きの歯車を小さなビスで固定しますが、どうやらこの小さなビス専用のドライバーだったようです。
組説にもちゃんと付属ドライバーと指示されていました。
組説を見直すと他のビス締めヶ所には付属ドライバーにいっさい触れていません。
欲言えばそこも一言説明があって良かったような気がしないでもないですが・・・。
ま、でもこの付属ドライバーはちゃんと先端が磁化されていてビスがくっ付きました。
えらいピンボケですが・・・。
ともかくこれはめちゃ楽チンでした。
やっぱさすがのタミヤであったというオチでありました(笑)。
スプロケットを組付けました。
スプロケットの軸受けは旋盤削り出しと思われる金属パイプの組み合わせとなっており、
耐久性も申し分ない設計になってます。
アイドラーも同じスプロケットになってます。
このアイドラーはビスを緩めると若干前後に動かせるように出来ていて履帯の張力調整が出来るようになってます。凄いですね。
ここまで来るとすぐ履帯を組んで走らせてみたくなりますが、嵌め込み可動履帯は一旦組み付けてしまうと取り外しが難しそうなので、塗装完了まで取り付けられそうにありません(残念!)。
というところで、本日は終了となりました。
本日のBGM
前に1度出したかもしれませんが、チック・コリアのアコースティックバンド。
これ、なかなか凄いのです。お気に入りの1枚でした。
今年最後のプラモ作成になると思うと何か華のあるキットがいいなと言う事で、元祖戦車というか本家戦車というかマークⅣメイルに決定。
なんせモーターで走りますから、子供の頃のクリスマスを思い出しちゃいます(笑)。
で、珍しくキットの中身紹介から、
モーターライズ用のパーツが一袋にまとめて入ってます。
同じ袋を反対側から見ると、なにやら歯車やビスがいっぱい。
嵌め込み連結式の履帯パーツ。最初から1ヶづつ分離済みなのが楽で良いです。
AパーツとPパーツのランナー、同じのが2枚あります。転輪が細かいのがちょい恐怖・・・。
Bパーツ、以下のランナーは大きめのパーツばかりで楽そうです。
Cパーツ
Dパーツ
Eパーツ、主砲のスポンソン周り
毎度お馴染み楽しい実車解説
実車のディテール写真が付いてます
塗装解説書
この時代はまだ迷彩塗装という考えはなかったのでしょうね。
3種類のマーキングが選べますが、いずれも茶色ベースの単一塗装です。
基本塗装色はXF-52フラットアースとXF55デッキタンとの混色が指示されています。
ここで問題、必要塗料が不足していたので買いに出たけど、タミヤアクリルは相変わらずの欠品状態。フラットアースは値上げ後の値段(220円!)で在庫がありましたがデッキタンが欠品のまま。しょうがないのでクレオスの水性アクリル塗料を探してみたけど・・・。
クレオスの水性塗料は色の種類が少なく、代替え色になりそうな色があまりない・・・一応「サンディーブラウン」と「薄茶色」を溶剤といっしょに購入してみたけどはっきり言ってだいぶ印象の異なる色になってしまいそうで、どうするか思案中であります。
塗料問題はひとまず棚上げとして、まずはギアボックスから組み始めました。
あらかじめモーターが組み込まれてますが、ドライブシャフトや小さなピニオンギアを組む必要があります。
小さなピニオンやビスの類は転がり易いしうっかり落としたりするとブラックホール行きは間違いないので要注意です。
ギアボックスを車体に取り付ける際、シャフト位置が車体側面パーツと合わなくて瞬間慌てましたが、側面からビスで固定するまでは角度が可変するようになってました。
これは組説に書いといて欲しかった・・・。
ギアボックスの出力シャフト両端からスプロケットに動力伝達するためのギアを組付けました。
何気にビス止め箇所が多いです。
ここまで、特に問題もなく比較的あっさりと作業は進みます。
丁寧にグリスまで付属しているのはさすがタミヤと言ったところ。
がしかし、ビス止め用に付属しているドライバーはまったく使えないと言うか、このドライバーは使っちゃダメです絶対。
ビス締めが意外に硬く力が必要なので、こんなドライバーを使うと力が入らないのでビスの頭を舐めてしまい頭がつぶれて回せなくなってしまいます。
このキット最大の要注意点かもしれません。ビスを締める際は注意が必要です。
意外と多いビス締め以外は割と簡単にここまで来ました。
が、ここからがちょっと・・・
転輪は小さいのがたくさん・・・54ヶも作らんとあきまへん。
難しいところは特に無さそうですが、なんせ単純反復作業なので・・・作業を始めるにはちょっとした覚悟が必要です・・・なので本日はここまでとなりました(笑)。
ところで、このキットはMade in Japanとなってました。
本日のBGM
チック・コリア、マイ・スパニッシュ・ハート。
いろんな要素が巧みに絡んでいてなかなか面白いアルバムです。
あっ、そう言えばワールドカップ予選はスペインと同じ組でしたね。
こりゃ今日絶対勝たないと、せっかくドイツに勝った意味がなくなりそう・・・。
昨日3回目のワクチンを打ちました。注射した腕が結構痛くて上げられません。
65も過ぎてしまったのに50肩状態(笑)。
昨日は何ともなかったんですが、今日は少し微熱気味で怠い。いつもの歩行運動も途中で辛くなって5,000歩で切り上げ・・・ま、でも、外を歩くと気分が晴れます。
接種日が平日だったら堂々と会社休めるのに・・・残念!(オイッ!)。
明日の朝まだ辛かったら考えよう・・・が、しか~し!、プラモのモチベには全く関係ないようで・・・(笑)。
いつものオリジナル履帯/チッピング色でエッジを中心にチッピングしてますが、こういう暗い緑系の色にはあまり目立たないようで、ちょうど良いとか。
前回、アキリーズとデマーグに使った赤錆パステル溶液がカラカラに乾いたまま残ってたので、溶剤とクリア塗料を少し混ぜて再利用。
さて、恒例の画像垂れ流しのお時間です。笑ってやってくださいな。
最後に昔よくニュース画像や雑誌の写真なんかで見かけたんですが、
市街地での演習時に砲塔を6時に向けて街道を移動中といった図のつもり。
動画も写真もアナログな時代だったのでYoutubeでも当時の演習中の動画は全然引っ掛からないのが残念です。
登場時には重量が重すぎで機動力の不足が指摘されたチーフテンですが、時代的に複合装甲こそなかったものの150mmに及ぶ重装甲が第3世代戦車の先駆けとなったような感すらあります。
どっちにしても、ずっと昔から気になってしょうがなかったタミヤのMk.5モドキ、
なんちゃってな仕上がりではありますが、これでやっとスッキリです(笑)。
半分、無駄な足掻きと知りつつも、やっぱ色々こねくり回してしまいます。
どうやらあたしゃ、やらなかった事を後悔するより、やってしまった事を後悔するタイプのようです(笑)。
久しぶりに油彩を使ってみました。
適当に色を混ぜながら、こんな太目の面相筆をちょん切った筆でドライブラシ風に擦り付けます。
とうぜん醜い筆跡が残るので、あとから綿棒で馴染ませてます。
どうもドッティングというやり方が苦手な私です。
分かりにくいとは思いますが、少し落ち着いてこんな風になりました。
これでいいちゃ、いいんですけどね、今度は写真だとわかりずらいツヤっぽさが気になってしょうがなくなりました。やはり油彩使うとちょっとウェッティーな表面になります。
落ち着いて来たし悪くはないんですが、個人的好みとしてはドライな感じが欲しい・・・。
どうせグダグダの悪足掻きついでなので、ちょっと嗜好を変えてクレパスを試してみます。
今までは世界堂でバラ売りしていたハードタイプのパステルを使ってました。
(100均にも同様のハードパステルを売ってます、こっちは十数色入ってて100円(税別)です)
クレパスはその名の通りクレヨンとパステルの中間ぐらいの少しオイルが配合されたタイプです。
なんとこれはエナメル溶剤だけで溶かすことが出来ました。
茶と黄と肌色を混ぜてみたんですけど、変な色なのでフラットアースとバフを加えて色味調整しました。
いままでのパステルより溶液が滑らかな印象を受けます。粉っぽさが少ないのでしょうか。
ウォッシングは一度にあまり大量に流し過ぎないように少し太目の面相筆を使いました。
結果、こんな感じ。
やっぱりどこがちゃうねん!、ですね・・・いえ、これでもかなり変わってるのです。
妙なツヤ感はすっかり無くなりました。
最初のウォッシングの後のような落ち着きのなさもマシになったように思えますが、
微妙な違いに変わりはないです(汗!)。
でもいいんです、その微妙さで自己満足度が充足できれば・・・スピーカーの音質とまるで同じ(笑)。
若干物足りなさもありますが、足回りもこのくらいで・・・。
少し息切れ感が漂ってるような気がしなくもないですが・・・(汗)。
あとはフィギュアを仕上げて、分かるか分からないかくらいのチッピングと錆付けを最後に行う予定。
明日くらいに最終回が出来れば良いですが・・・。
本日のBGM
ツェッペリン解散後、確か2枚目のソロアルバム。
月、火、水とお休み前に行なった作業のとりまとめ。
いつものパステル混合エナメル溶液でウォッシングを2回ほど行いました。
いつもと同じようにやってますが、なにかしっくり来ません。
何かが不足してる?、逆に何かが過剰?、パステル粉の濃度が高過ぎた?
段差、窪みに溜ったパステルがくど過ぎる?、基本色が暗い色なのでそのせいか・・・?
無駄な足掻きになるかもしれんけど、油彩を足し算するか・・・。
足回りはまだ汚し不足かな?、泥ゲル処置を行うかどうか思案中。
あとフィギュアはざっくり塗分け完了。
目玉入れ、シャドウ入れなど、お化粧はまだこれからです。
で、またしても会社帰りに散財・・・。
だって形が面白いんだもん。さすがおフランスです。
デカール&ウェザリングのはずだったんですけどね、
性懲りもなくペリスコープワイパーに手を出してしまいました・・・。
ここまでやるつもりはなかったんですけど、ワイパーの基部がちゃんとモールドされてるのでつい調子に乗っちゃって・・・って小さく短冊切りした0.3mmプラ板を貼っただけなんですけどね。
ドライバーのペリスコープも。
ちょっと大袈裟な感じではありますが、着色してこんな感じ。
ここを弄ってしまうとやっぱりスカート上部の取り付け具が何もなくて何とも寂しい・・・。
箱絵から類推しつつ、やっちゃいました・・・って、これも細切れプラ板を貼っただけ。
接着前にピンバイスで穴を開けておき、伸ばしランナーを短く切って穴に通して接着し、ボルトのように見える部分を再現(のつもり)・・・(汗)。
なんちゃってです。とにかく荒っぽい・・・。
着色しても、当然荒っぽい・・・当たり前(笑!)。
キットオリジナルの引っかけ部分はそのまま残してます、これがないと固定できないので。
しょうがないねぇ~、ヘタレでも同じキットが3回目となるとやるっきゃないとか・・・。
でも、もういいです。これで思い残す事はありません!。てか、さすがにもう限界!(笑!)。
次はほんとにウェザリング!、あ、フィギュアが・・・(汗!)
本日のBGM
前に一度出したかも。CDたくさんあっても好んで聴いてるのは案外少なかったり・・・
塗装の続きの前に砲身の追加工作。
砲口にランナーを加工したボアサイトミラー擬きを追加、サーマルジャケットのベルトのペロッとした部分を追加しました。
ボアサイトミラーはレーザーレンジファインダーを装備したMk.5には必須の装備であります。
塗装してこんな感じ。
お~っ、いいねぇ~♪、と自画自賛(笑)。
車体は2回目のベタ塗りをした後、若干明るく調色した塗料で軽くドライブラシ。
まいどながら写真に撮るとほとんどわからなくなります。やっぱ単色塗装の時しか威力ないですね。
合わせて色の境界線を整えました。ちょっとボカシ幅が広くなったかもですが、こんなもんで。
履帯もいつものオリジナル履帯色を塗った後、見える範囲だけラバーブロックを塗り分け。
まだ細かい塗り分け部分が残ってますが、あとはデカール貼っていよいよウェザリング。
ルクレールは置き去りにしてこのまま突っ走っちゃいますかね。
本日のBGM
ラフマニノフとチャイコフスキーのピアノコンチェルト
ザッツ・ロシアです。
ピアノはホルヘ・ボレットという人、
キューバ生まれでラフマニノフの従兄に師事したという凄腕ピアニストみたいです。
指揮はシャルル・デュトワでオケはモントリオール響、1987年の録音。
かなり洗練された解釈の演奏で、ロシアっぽいドロ臭さはあまり感じられません。
母国ロシアを見捨てた芸術家は多そうですが、
過酷な環境下の方が芸術は高度に洗練されるというのは一面の真理かもです、
突き放した言い方ですけどね・・・。
砲塔後部のNBCエアクリーナー装甲ボックス?が気に入らず作り直しました。
横幅が広すぎたり砲塔との接合部付近とか納得行かなかったので・・・
とは言っても、なんちゃってに違いはないですが・・・(汗!)。
あと、やるかどうか迷ってたけど、やってしまいました↓。
サイドスカートの小フック(手すり?)のモールドを削り取り、ホッチキスの針で作り変えました。
Hajimeさんが以前センチュリオンでやってらっしゃったのを見て真似てみました。
どうせやるならスカートの取り付け金具とかもちゃんとしないと釣り合いがとれないんですが、
ま、後から加工も可能なのでと言い訳・・・(汗)。
ホッチキスの針はそのままだとフックとして幅が広すぎるので、ラジオペンチで適当なところで曲げて余分な部分をカットして使ってます。
真鍮線を曲げて作っても良いのですが、ホッチキスの針は断面が長方形なので加工がし易いという利点があります。
曲げ加工が1ヶ所で済むのも意外に大きいのです。
ついでに砲塔上の小フック(手すり)も同様に作り変え。
アンテナポスト基部のボックスも追加しましたが、ちょっと小さかったかも。
ホッチキスの針作戦は、この間のアキリーズの砲塔側面にもやっておくべきだったと後悔先に立たず(笑)。
とりあえずざっくりと迷彩を塗り分け、1回目のベタ塗り終了
砲身は長過ぎて作業の邪魔になるので、まだ固定していません。
黒はNATOブラック(タミヤアクリル)、緑はダークグリーンとかダークグリーン2(イギリス空軍)とかを少し試しつつ、結果一番相性の良かったNATOグリーン(タミヤアクリル)を採用。
実は調色が面倒臭かったとか・・・(汗)。
車体下部、履帯を含む足回りはまだ未塗装です。
古いタミヤキットはモーターライズ時代の名残で車体上下が分離可能なのが便利で良いです。
このキット、塗装前までは気だるく随分古臭い雰囲気を醸してましたが、
色を付けると途端に引き締まってシャキンとして来ました。こういう処はさすがタミヤです。
本日のBGM
懐かしのジャニス・イアン。
今聴くと、まるっきし昭和歌謡の世界です。
すっかり懐メロですね(笑)。
組み立てがほぼ終了しました。今週は平日作業がほとんど出来ず進みが遅いです。
でもご覧の通り、鋳造肌に初めて挑んでみたり、タミヤのキットは実質Mk.3/3なのでせめてMk.5擬きにしようと頑張ってでっち上げてみたり・・・。
最も違う部分が砲塔後部のNBCエアクリーナーの収納部と思われる部分の形状。
実車写真があれば良いのですが、検索ベタで該当箇所が写ったものを見つけられません。
なのでこれがキットオリジナルの形状。
ありゃ、両面テープで仮止めしといたのが落っこちてますね(笑)、ま、雰囲気はわかるでしょ。
これがどう変わるかと言うと・・・。
実車写真がないのをいい事に、かなりいい加減にやってます、
・・・って写真あってもいい加減さは変わらないですけど・・・(笑)。
TAKOMのMk.5の作例写真ならいくつか見つかったので、
それらを参考にはしていますが、細かいところ、面倒臭い形状はもちろんパスです(笑)。
作例写真をそのまま掲載する訳には行かないので、参照したサイトのリンクを置いておきます。
鋳造肌はラッカーパテをサーフェサーで溶いたものを、毛質が硬過ぎて使いものにならなかったドライブラシ用の筆でトントンと軽く叩いて行くような感じで塗り付けました。
アップです。
ま、塗装してみないとどんな感じになるのか、よくわかりませんね。
あ、やっぱスモークディスチャージャーの電源ケーブルは真鍮線で作り変えるべきなんでしょうね~。
そのうち気が向いたらやね。本日はここまででした。
本日のBGM
ジャズファンなら避けて通れないセロニアス・モンク。
史上最もユニークなピアニスト。
ソロだと余計その感が強くなります。