Junky Monologue

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ユニットを交換した。

2013年06月02日 00時28分34秒 | スピーカー
ParcAudioウッドコーンユニット(DCU-F121W)を使用して昨年作ったスピーカーだが、
箱との相性が悪かったようで淀んだような音を最後まで改善できず、ついにユニットを交換することに。
ウッドコーンは私の下品な設計の箱には気(木?)位が高すぎたのかもしれない。

今度のユニットはFostexのFF105WKというユニット。

値段はDCU-F121Wの約6割程度。コーン紙は備長炭を配合しているということで地味なネズミ色をしている。
センターキャップがアルミ合金でツイーターを兼ねてるような感じ。デカくてずっしり重いマグネットが裏側に。
取りつけ用のネジ穴の位置がまったく同じなので、交換はラクチンだった。



見た目がかなり地味に安っぽくなってしまった交換後のスピーカーだが、
その音は打って変わってスッキリシャッキリ、爽快そのもの。
梅雨空が夏も飛び越え一足飛びに秋の抜けた空に変わったようである。



箱の方は内部ダクトを復活させ、外側のダクトも長さと径を調整。
低音域もウッドコーンの時よりエッジも効いて力強くなった。
これはやはり駆動力の違いか、ダクトに手を翳すと空気の圧力を感じる。
強い駆動力のおかげで、私の珍妙な箱でもちゃんと鳴り切ってくれるようだ。
でもこのユニットの本領は高音域にありそうだ。
よく伸びてエッジのはっきりした音なのに、バックロードホーンに使った同じFostexのFE126Eのような高音域の暴れた感じがない。
バランスの良い整った綺麗な音のするユニットである。見た目は地味だが値段を考えれば良心的に作られた良いユニットだと思う。
変な色気を出さずに最初からこれを使っておけば良かった。
バックロードホーンの1号機に比べると力感にやや劣る面もあるが、当面の間メインスピーカーになりそうである。


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