▲ここで開発された土壁風モルタルは、藤森建築の
定番スタイルになっています。
諏訪大社の筆頭神官である守矢家に、代々伝わる祭祀などの資料を収蔵、
展示した資料館です。
すみません、正直言って展示物にはあまり興味がなくて、
メインはあくまでも建物のデザインでしたので、
資料館の詳細はリンクの方で確認して下さい。
▲屋根は鉄平石葺き、柱木が屋根を突き抜けているのは
ワイルドですね~。周りの熊笹も良い雰囲気を出しています。
この建物が、東大教授藤森先生の建築家デヴュー作になります。
1991年2月に竣工していますが、後の作品に受け継がれる工法スタイルや
コンセプトのベースは、ここでもう完成しているように感じられました。
もう建てられてから15年の歳月が流れていますが、自然素材の選択.工法が
年月を経るほどこの土地に馴染んでいく事を確認出来る、素晴らしい建物でした。
▲中へ入るといきなり、兎の串刺しや鹿と猪の頭が並んでいます。
展示室・展示物は、広さも量もそんなにはありません。
▲トイレの窓からの風景。ガラス一つにも強いこだわりが感じられます。
▲すぐ隣にあった祠。この上を少し歩くと〈高過庵〉があります。
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藤森氏対談