震災後思うこと…4〈脱原発は可能か〉

2011-04-24 | ◆Photo Diary


原発の問題を取り上げた他所の掲示板など見ていると、
何故か極端に意見が偏ったり、
ヒステリックな意見のなじり合いに終止しているようで、
なぜ、もう少し冷静に話せないか不思議です。
そういう人はお願いだから、ここへは書き込まないでね(苦笑)。

自分はチェルノブイリ以来の原発反対派です。
理由はあまりにもリスクが大きすぎるエネルギーで
●暴走を始めたら手を付けられない事とその事故後の致命傷の大きさ
●大変危険な使用済み燃料の処分方法がフィンランド以外決まっていない
半減期が数万年と言われる放射性物質を
処理する方法も決まっていないのに、
どんどん原発ばかり増設されています。
他にもこの国の体質として、顔が見えない人々の無責任さで
●本当に安全を保つシステムが機能していない
※調べると色んな理不尽な事が見えて来て、とても恐ろしい…
などの事が大きな理由です。

ただ、日本の原発依存率は幸いにもまだ3割程度です。
段階的に移行していけば、まだ十分に脱原発は可能だと思います。
●まず、古いクーラー・冷蔵庫等省エネの進んでいる家電を買い替える推奨策
●電灯類のLED化推進
●便座温暖の様な過度な電力使用を止める
●太陽・風力・地熱・水力等自然エネルギーの場所にあった活用
これらを国の促進策と合わせて行えば、素人考えながら十分可能に思えます。
もちろん、方法は他にいくらでもあると思いますので
色々組み合わせれば盤石でしょう。

原発推進者が反対者に対して、
よく「大昔の生活に戻れるか?」と問われる事が多々ありますが、
2009年の総発電量から約3割の原発発電量をマイナスしても、
残りの水力・火力等の発電だけで、
バブル真っ盛りの頃(1985年頃)の総発電量はあるんです。
だから決して極端に生活水準を下げる必要も無いんですね。
個人的には現在は仕事がコンピュータ化したくらいで、
バブル当時と他に大きく変わった気がしていませんが、
何がそんなに電気使用量を増やしてしまったんでしょね?!
この辺を洗い出すのも一考ですね!?

ですから、もう一度冷静に何十万年も先に猛毒ウンコのツケをまわさない様な
やり方を、一人ひとり考えてください。
※ちなみにフィンランドの核廃棄物最終処分の悩みを扱った、
「10万年後の安全」という映画が徐々に公開されています。
興味のある方はぜひどうぞ!


コメント