イギリス、エジプト、ギリシャ、イタリア、オーストリア、西ドイツ、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、フランス、ポルトガル、スペイン、アメリカ、カナダ、インド、モロッコ、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、ボリビア、チリ、ケニア、パキスタン、タヒチ、バリ(インドネシア)、イースター島(チリ領)、ニュージーランド、香港、こうして書き出して見るといろんなところに旅をしました。僕が海外旅行でワクワクするのは、出発前の成田空港。インドに行ったときは、飛行機の出発が遅れて、成田空港の理髪店に入り、髪を切って貰いました。「お客さん、これからどちらへ」と聞かれ「ちょっと、インドのニューデリーまで」という様なオシャレ(?)な会話を理髪師のおじさんとしました。いろんな飛行機にも乗りました。インドの国内線は、「自由席」だったし、アフリカに行く時に乗った飛行機は、客を乗せすぎて、席が無くなり、キャビン・アテンダントが「立って離陸しました」
さらにその飛行機が着陸した瞬間、酸素呼吸器が天井からどっと垂れ下がってきたのです。世の中、生きているといろんな目にあいますね。僕の私見ですが、自分の乗った航空会社でサービスがいちばん良かったのは、「ヴァリグ・ブラジル航空」です。いろんなものを貰いました。歯磨きセット、スリッパ、安眠マスクなどなど。そして、最高なのが、機内食。ワインを頼むとドンと一瓶出てきて、さらに分厚いステーキが出て、それはそれはとても幸せな気分になりました。ただ、東京-リオを24時間かけて飛ぶので、それくらいのサービスは必要なのかもしれません。話は飛びますが、リオデジャネイロの地下鉄は、日曜日は休みです。南米でいちばん驚いた事です。ペルーでは、「ナスカの地上絵」を見に行った時の事。朝、ホテルに現地の旅行会社の車が来たのですが、その車に知らないおばさんが乗っているのです。「誰?」って聞くと添乗員さんの実の「おばさん」で、おばさんが住んでいる町がナスカまでの途中なので、乗せていってくれとのこと。頷くしかありません。出発してしばらくしたら、車は道のそばの食堂の前に止まるではありませんか?「どうしたの?」って聞くと、「おばさん、朝ごはん」・・・・・僕も食べましたけど。トイレに行きたくなり、大の方だったので、食堂の人に場所を聞くと、建物の裏手にあるとのことで、裏に回り、それらしきドアを開けて、ビックリ!!!!!
四畳半の部屋のセンターに洋式便器があったのでしょうが、今は部屋一杯の高さ3メートルのウンコのピラミッドができていたのです。この辺りは乾燥しているので、ピラミッドの表面は固まっていて、みんなそこを登っていっていちばん頂上でウンコをするのでしょう。くさい臭いはしませんでしたが、僕は遠慮し、我慢して、ナスカ近くの遊覧飛行機が飛び立つところのホテルのトイレで用を足したのでした。通常、南米ではトイレには、お尻を拭いた紙を捨てる籠が必ずあります。何故かというと、水洗の水の力が弱い為、トイレに紙を流すとすぐ詰まってしまうからです。それに、乾燥していて、籠に入れても臭わないし。ボリビアとペルーの国境の町のトイレでは、「手を洗うところ」と思っていたのが、「小便をするところ」だったので、南米の人は足がほんとに長いんだなあと感心しました。背の高い僕がおしっこをしても、爪先立ちでしたから。南米の人の背がそんなに高いとは思えないし。海外話は脱線してばかり。
これに懲りず
また書きます。
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