僕が大学時代には、ユース・ホステルというドイツが発祥の「若者の為の安い宿」が日本各地にありました。食事が二食ついて、一泊3500円くらいだったでしょうか。二つの印象に残ったユースの事書きます。一つは北海道の最北端・稚内にあったユース。(今はありません)ここの晩御飯は、毎日カレーとミルクでした。元々、「カレー屋」をやっていたのを「ユース」にしたので、メニューは一つ。夏だったけど、稚内の駅から15分位歩くと体中が凍りました。もう一つのユースは、宮崎県高千穂にある「高千穂ユース」。ここのすぐそばに、当時の国鉄でいちばん高い鉄橋があり、ユースでゲームをし、負けるとその鉄橋の真ん中まで行って、「好きな女の子の名前」を大声で叫ばされたものでした。列車
がここも、二時間に一本くらいでしたから、そんな事もできたのでしょう。今でもあるのかなあ。

