『刑事コロンボ』のファーストシーズンの第一作「構想の死角」をスピルバーグが監督しているのは、結構有名・・・ですが、僕の大好きな「パイルD3の壁」の監督がピーター・フォーク自身というのは御存知でしたか。シリーズが成功して、御褒美に監督をさせてもらったそうです。「コロンボ」はNHKで初めて放送されました。一つのシーズンが8本位で、そのうち一本が他のものより、長いのです。ファーストシーズンでは「死者の身代金」がそうです。つまり、アメリカで一時間半で放送したものを日本ではCMがないので、編集し、NHKは1時間15分で放送して、ノーカットで放送できたのです。しかし、唯一の長編は、アメリカでは2時間の放送時間。CMをカットしても1時間33分あり、NHKはこの3分間をカットしていました。昨今、DVDにする時に困ったのが、この「3分間」でしょう。ここは、「銀河万丈」さんが吹き替えています。また、゜コロンボは、アメリカ三大ネットワーク(当時)の一つ、NBCの「サンデー・ミステリーシリーズ(少しうろ覚え)」で、月に一回放送されていました。残りの週は、「警部マクロード」「署長マクミラン」「マッコイと野郎ども」が放送されていました。「コロンボ」は日本で言えば、「土曜ワイド劇場」の「家政婦は見たシリーズ」のような立ち位置だったのかもしれません。まったくの私見です。
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