お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

『刑事コロンボ』の秘密

2004年12月02日 | テレビ番組
『刑事コロンボ』のファーストシーズンの第一作「構想の死角」をスピルバーグが監督しているのは、結構有名・・・ですが、僕の大好きな「パイルD3の壁」の監督がピーター・フォーク自身というのは御存知でしたか。シリーズが成功して、御褒美に監督をさせてもらったそうです。「コロンボ」はNHKで初めて放送されました。一つのシーズンが8本位で、そのうち一本が他のものより、長いのです。ファーストシーズンでは「死者の身代金」がそうです。つまり、アメリカで一時間半で放送したものを日本ではCMがないので、編集し、NHKは1時間15分で放送して、ノーカットで放送できたのです。しかし、唯一の長編は、アメリカでは2時間の放送時間。CMをカットしても1時間33分あり、NHKはこの3分間をカットしていました。昨今、DVDにする時に困ったのが、この「3分間」でしょう。ここは、「銀河万丈」さんが吹き替えています。また、゜コロンボは、アメリカ三大ネットワーク(当時)の一つ、NBCの「サンデー・ミステリーシリーズ(少しうろ覚え)」で、月に一回放送されていました。残りの週は、「警部マクロード」「署長マクミラン」「マッコイと野郎ども」が放送されていました。「コロンボ」は日本で言えば、「土曜ワイド劇場」の「家政婦は見たシリーズ」のような立ち位置だったのかもしれません。まったくの私見です。
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『ローマの休日』

2004年12月02日 | 映画・DVD・ビデオ
先日、日本テレビで、『ローマの休日』のデジタルイマスター版を見た。この映画は何度も見ているので、ストーリーも知っていて、それなりに楽しめたのだが、吹き替えがダメだった。僕の中の。『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンは、「池田昌子(「銀河鉄道999」のメーテルですね)」であり、当然、グレゴリー・ペックは故「城達也」なのである。どちらも清潔感があり、しかもほのかな色っぽさがある声だった。今回、もしかして、ノーカットで放送する為には、「城達也」の声を録り足さなければならないという事態が起き、キャストをかえたのかもしれないが、「そこはかとない、ほんとにくずれそうな王女の色気」が新キャストにはなく、残念でした。声優がこんなに重要な事を実感しました。「ブラック・ジャック」でも顔が「鉄腕アトム」の御茶ノ水博士のキャラクターが出てくると、勝田久の声を聞きたいし、「サファイア」のキャラクターが出てくると、太田淑子の声か゛聞きたくなってくるのは僕だけでしょうか。「ブラック・ジャック」の大塚民夫さんと「ピノコ」の水谷優子さんはばっちりです。
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物凄く細かいこだわり~「アメリカ横断ウルトラクイズ」編

2004年12月02日 | テレビ番組
11~15回のどれかだったと思うのですが(多分福留さんがアメリカ大陸をバスで横断した14回)の、総合演出・加藤就一、その放送日の演出は今、「伊東家の食卓」等をやっている雨宮秀彦。放送のラストでエンドロールが上がるところにいつものメインテーマ曲が入り、遠く地平線のかなたから、大陸横断列車の煙が見えてきて、トメさんのナレーションが入るのです。夕方のオレンジ色の画面にかかるそのナレーションの素晴らしかった事。そして、列車がカメラの前を通過した瞬間、カメラはパーン(回転)し、列車の後ろ姿を捉え、そこに「製作著作 日本テレビ」とでるのです。放送をONタイムで見ていて、体が震えました。話は飛びますが、昔、山田太一作で、千葉真一さんが主演した四回シリーズのドラマがありました。その時の2~3話の演出がTBSの高橋一郎さん。確か、第2話だったと思いますが、「コンビニの床ギリギリからカメラがコンビニの店内を見上げたカット」に「アマポーラ」がかかった時は、あまりの映像と音楽の合い方で、心臓がバクバクしました。高橋一郎さんのドラマを見ていると、こんなシーンでこんな音楽?という事がありますが、それがとてもいつもバッチリ合っていて感動を呼び起こします。音楽は番組を作る上で大変重要な要素です。あんなドラマ、また見たいです。
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スマイル

2004年12月02日 | 歌・CD
エルビス・コステロが歌って、フジテレビのドラマの主題歌になったり、僕がまだ、アシスタントをしていた頃、ついたドラマでもこの「スマイル」という名曲を使っていて、とても感動していたことを憶えています。音楽に詳しい人なら、「なんだ、そんなこと知ってるよ」の世界ですが、この「スマイル」という曲を作曲したのは、かの喜劇王「チャールズ・チャップリン」なのです。彼の映画「モダンタイムス」のラストシーンにさりげなくかかっています。天は二物以上のものをチャップリンに与えたのですね。音楽バーとか行って、この曲が流れてくると僕の心はいつも振るえています。
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平日の代休と電話の転送

2004年12月02日 | 携帯電話・電話
うちの会社は、電話がPHSになっていて、二つ持って社内をウロウロするのがいやな為、僕は会社のPHSに電話がかかってきても、すべて自分の携帯電話に転送する設定にしています。今日は代休を貰って休みだったのですが、午後、うつらうつら、気持ち良く、寝かけると30分ごと位に仕事の電話が入るのです。社外の人全員に休みなんて連絡できるはずもありませんが、平日は休んでもどこか、仕事モードが混じります。と言って、転送解除する方法を忘れたので、自業自得という他、ありません。携帯電話は本当に生活を変えましたね。僕がドラマの仕事を始めた20年位前は、ちょっと田舎にロケに行くと、電話もありませんから。ロケの車で、近くの喫茶店を探し、そこでコーヒーを飲んで10円玉を作って、喫茶店のピンク電話から、会社や俳優さんの事務所に電話していました。テレフォン・カードも無かったのですがら、10円玉が連絡の「命」でした。今、街を通り行く人達がみんな携帯電話で話しながら、行きかっているのをみると隔世の感がします。それとメールですね。ドラマの場合、たくさんの出演者とスタッフがいますから、撮影のスケジュール表ができたら、それを助監督がチェックした後、(スケジュールも勿論手書きでした)たくさんの事務所とスタッフにFAXや手渡しで配っていました。それで、FAXの場合は届いてない場合もあるので、送った後、電話でいちいち確認を取っていたのです。今は、パソコンでスケジュールを作って、場合によっては、一斉メールできますものね。また、撮影とは違いますが、仕事をしばらくしていない脚本家や音楽監督とメールでやり取りをしていると、ずっと仕事をしている感が出来て、これはとても良い事だと思います。「手紙人間」である僕にとって、メールはとても便利で自分にあったツールなのです。何せ電話が苦手ですから。話は携帯電話に戻りますが、「いつでも連絡がつく」というのが、「便利」だったり、「管理」されているように思う事があります。それくらい、携帯電話は、「人間の精神状態」まで変えてしまうすごいツールなのでしょう。このブログというツールも、「全世界に自分の考えた事を公開できるメディア」なのですから。どんどんいろんなものが出てきますね。
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スペイン・マドリッドの地下鉄の車内放送

2004年12月02日 | 鉄道・車・タクシー・バス・飛行機
今から、十年以上前、新婚旅行で、マドリッドに行った時、「すごく粋だな」と思ったことがあります。それは、地下鉄の車内アナウンスなんですが、スペイン語のつたない僕でも、そのニュアンスは分かりました。もちろん、録音したテープで流していたのでしょうが、これが「男女の会話形式」なんです。「次の駅はどこなの?」「次は○○駅さ」、「乗り換えは?」「乗り換え出来るのは、・・・線と・・・線だよ」と車内アナウンスが恋愛を始めたばかりの男女の会話のようなやりとりなのです。スペイン人、やるあなと、思いました。「会話」の無い「日本」では考えられない事なのかもしれませんが、何事も「遊び心」が必要だと思いました。
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