昔、本が誕生してから、その終焉までを取材した事があります。その時、「本の大手問屋さん」に聞いた話なのですが、文庫本は、「本に再販制度がある」ので、新刊で店頭に並んで売れなかったものは、問屋経由で出版社の倉庫に戻されます。そして、その本の注文があると、文庫本のまわりを削って、きれいにして、本屋に送るのです。何故なら、新刊書として出て、店頭に並び、問屋経由で、出版社に戻ってくる間に文庫本は、まわりが汚れたり、すこし丸くなったりしてしまうからです。だから、本が諸事情で、出版社と書店を行き来する度に、「本を削る」という作業をします。3回が限度で、プロが見れば、その文庫本が何回削られたか、判るそうです。面白い話だとは思いませんか?
僕は本屋が好きで一日一回は行く様にしているのですが、特に大きな紀伊国屋の様な本屋に行くと、便意を催すのですが、あれは紙の匂いのせいなのでしょうか?新宿の紀伊国屋書店のトイレって、「大」の方は大概、誰か入っていて、そのおかげでどんどん上の階に行ってしまうのです。皆さん、原因を御存知でしたら、教えて下さい。
何を流したら、面白いだろうかと考えた事があります。まあ、「そうめんを流して食べる」というのも少し不思議な食べ方だと思っていたこともあって。普通に考えると、「麺類」でしょうか。「流しタンタン麺」などは、食べにくいだろうなあ。「流しマーボ豆腐」はいかが?「流しタンタン麺・ギョーザ定食」なんかを流すと面白いと思いません?こんなアホな事を考えているのは、きっと日本中で僕だけでしょう。
鉄道は、狭く細長い土地を使って走っています。僕の会社の近くにも鉄道の発祥の地があるのですが、古くは「明治時代」、私鉄でも、大正か昭和の初期に開通した鉄道の、土地の上をどれだけの人数の人が通り過ぎていったかを考えると、その細長い土地は人口密度のとてもとても高い土地になるのではないかと、考えてしまいました。昆虫はフェロモンを出します。人間が゜そんなフェロモンを100年以上出しながら、通り過ぎていった土地というのは凄いのではないでしょうか?フェロモンにたとえば「白い色」がついていたら、線路のひかれているところは真っ白になっているのだろうなあ、と変な事を考えました。
夜のラッシュ時に、上野発札幌行きの寝台特急「北斗星」のB個室に乗って北海道に行きました。B個室とはいっても、個室で無いベッドに1000円足すと、狭いながらもB個室が取れたので、そちらにしました。上野を出るとしばらく、ラッシュでぎゅうぎゅう詰めの「山手線」「京浜東北線」と併走して、走ります。それを自分の個室の窓際で飲むビールの美味しかった事。嫌らしい話ですが、「ちょっと・・・優越感」に酔いしれました。これも同じような例ですが、土砂降りの日に車に乗っているのが好きです。周りを雨の音に囲まれた閉塞感と、暖かい車内にいる満足感(傘をもっていない人が走っていたりすると・・・悪魔のような考えですが、車の中の濡れない空間にいる自分と比較したりしませんか?)を感じます。皆さんはどうでしょうか。ちょっと、自己中心的過ぎ・・・ですよね。
中学生や高校生の頃は、レコード大賞を見て、それから、必ず『紅白歌合戦』の裏番組を見ていました。『紅白歌合戦』という、存在はそれほど大きく、ひねくれ者の僕は、リビングのテレビではなく、小さいテレビで、日テレとかを見ていました。ある種の権威に対する反抗心があったのかもしれません。それと裏番組でよくかかっていた映画が『大脱走』。何故『大脱走』は、大晦日の「紅白」の裏に編成されていたのでしょう。多分、一つは長尺ものだという事、映画が好きな人にとって、何回見ても面白い作品だった事・・・この二つでしょうか?で、『紅白歌合戦』が終わると、民放全局で、「ゆく年くる年」をやっていました。その時、どのチャンネルでも、本当に同じ番組をやっているか、確かめませんでしたか?僕はカチャカチャ、チャンネルを切り替えて、確認していました。「ゆく年くる年」の視聴率は、NHKのチャンネル番号に近い局の視聴率が一番高かった様です。今のように、リモコンが発達しておらず、NHKからチャンネルをすぐひねれる局を見る人が多かったのでしょう。だから、東京では、日本テレビ、大阪では毎日放送の視聴率がNHK以外ではトップでした。「ゆく年くる年」は、毎年、制作するキー局が違い、CX場合は、大概「ザ・ドリフターズ」が出ていて、カウントダウンをしていました。TBSは「民放のNHK」と言われるだけあって、「瀬戸内海の離島の灯台に年賀状を届ける郵便配達員」を中継でいれたりしていました。当然、中継が入る時間は決まっている訳ですから、離島の郵便配達員は、キューを待って画面にフレームイン。そして、カメラが彼の歩きと共にパーンして、灯台が映るという、なんとも言えない「視聴者への感動の押し付け」を堂々としていたのが印象的です。日本テレビの時は、武道館で「一万人の第九」をやっていたのを憶えています。指揮は、加山雄三。「知ってるつもり!?」「24時間テレビ」と、NTVと加山雄三は関係が深いのはどうしてでしょう。大晦日の午前中とかに、漫画映画「わんわん忠臣蔵」をやっていたのは、関西エリアだけなのかなあ。こないだビデオで出ているのを発見。即、買いました。手塚治虫も製作に参加していて、「動物版の忠臣蔵」でよくできた面白い映画でした。
薬局で、「グルマコンウコン」という黄色いパッケージの3980円位のウコンを毎日3カプセル飲んでいると、何故か、二日酔いにはなりません。肝臓の機能を強くしているのか?でも、肝機能はいつも正常値を越えているのですが。時には、二日酔いにならなくて、朝、まだ酔っている事もあります。一度お試しあれ。
ローマで近づいて来るグループがあり、関西人じゃないかと思い、聞いたら、やはり関西人でした。特徴は「声が大きい」「キョロキョロ周りを絶えず見回している」「何事にも強い好奇心を示す」・・・こんなところでしょうか?世界中、どこでも、そんな感じなので、僕にはすぐ分かります。少し、気恥ずかしい位です。