は、何故いつもウロウロと社内を歩いているのでしょう。これは、故・マルセ太郎さんがおっしゃっていた事です。その場で、立ち止まって電話すればいいものを、何故か、みんな動き回っているのですね。その事で、話している内容を聞かれたくないのかもしれません。単に、携帯電話という手のひらに入るサイズのもので電話をかけた場合、動いてないと体のバランスがとれないのかもしれません。皆さんも会社で携帯で話をしている人を観察して下さい。きっと、ぐるぐる動き回っていますよ。
僕は甲州街道の近くに住んでいるのですが、甲州街道を通ると、時々、ここを土方歳三や近藤勇が150年くらい前、刀を腰につけて歩いていたのかと思うと、ロマンを感じます。また、府中の方に行く途中に、「東京オリンピック・マラソン折り返し点」の看板が出ていて、ここをあのアベベが裸足で走ったかと思うと、これもまた感慨深いものです。甲州街道は、確か、五街道の一つですものね。由緒正しくて当たり前ですね。
かつてのアメリカ映画には「小品」で面白いものがありました。「サブウェイ・パニック」もその一つ。そんなに期待して、見に行かなかったのに、幸せな気持ちで、映画館から出てこれました。「ハリーとトント」は、老人と猫の話だったと思いますが、穏やかな映画でした。また、アメリカのテレビシリーズでも面白いものがたくさんありました。「ロックフォードの事件メモ」(ジェームス・ガーナーが最高)、「おかしな探偵ピート&マック(タイトルが少し違うかもしれません)」、これは元詐欺師のジェームス・ガーナーと元頑固警官のエディ・アルバートの二人が探偵事務所を開いて、喧嘩しながら、事件を解決するという内容でした。このコンビネーションが絶妙で、毎週楽しみに見ていました。あの頃は夜のそんなに遅くない時間に「バイオニック・ジェミー」「チャーリーズ・エンジェル」「ワンダー・ウーマン」などをやっていた記憶があります。小さい頃には、日曜日の午後に日本テレビで「ディズニーランド」という週替わりで、ディズニーのアニメや実写の動物親子ものなどをやっていました。「世の中に『遊び』のあった良き時代」なのかもしれませんね。
一時期、三角形の形をした、牛乳が売られていたり、給食で出たりしていました。三角の上の方の小さな赤い長方形のシールをはがすと、ストローの入口が現われるのです。三角なので大量運搬にも便利!それがいつの間にか無くなりましたね。何か理由があったのでしょうか?僕はそれが知りたい。そういえば、もっとマイナーなものではCD4(シーディーフォー)のステレオはどこに行ったのでしょう。友達の家にあってそれ専用のレコードもあり、四つのスピーカーから別の音が聞こえて来るというものだったと思いますが、こちらはアッと言う間に消えましたね。
僕は、「嬉しがり」なので、給食の牛乳とコカコーラを混ぜて飲んでみたら、これが美味しかったのです。今から40年近く前の事です。給食に、ご飯は無く、いつもパンでした。揚げパンが出るのが楽しみでした。それと、カレーシチュー。鯨の竜田揚げなど、鯨肉が安かったので頻繁にでました。普段は普通の四角いマーガリンなどですが、時々、チョコレート味のマーガリンが出て、嬉しかったです。それと、小学校の構内で、学研の「科学」と「学習」を一ヶ月に一回、売りに来ていて、僕は両方購読していました。今、自分の子供達に「学習」を買っているのですが、もう学校内では売ってないのですね。「科学」や「学習」についてきた教材が楽しみでした。「豆腐作りセット」とか、「ミニ地球儀」とか。僕の卒業した兵庫県西宮市の「濱甲子園小学校」は、先日行ってみると、少子化の影響か、建物も小さく立て替えられ、「甲子園浜小学校」と名前も変わっていました。「学校名」を変えなくても良いのになあ。卒業生としては寂しい想いがします。ちなみに、妹の母校の「東甲子園小学校」は学校自体が無くなっていました。
対馬に仕事で行った時、福岡から、小さな飛行機に乗り、対馬空港に着陸しようとすると、強い横風にあおられ、2回、着陸をトライしましたが、二回ともすぐ下が滑走路なのに、急上昇。キャビン・アテンダントからは、「全く心配ございません」と何度もアナウンスがあり、余計にそれが怖さを呼び起こします。三回目で無事着陸。仕事には間に合ったのですが、対馬のタクシー運転手に聞くと、三回着陸をトライして、失敗したら、福岡に引き返すという規定になっているそうです。僕はラッキーだったのでしょう。対馬は、交通標識の下に、「日本語」と「ハングル」が書かれていて、この島が韓国に近い事を再認識しました。
かつて、長崎県の壱岐に仕事で行きました。壱岐の人達はみんな、ウィスキーではなく、焼酎をボトルキープしているのです。壱岐は「麦焼酎」発祥の地でもあります。味はほど良くフルーティー。ロックで飲んでも美味しいです。原料は、麦と米麹。玄海酒造の作っている「壱岐」という焼酎は安くてお薦めです。値段は1000円位。東京では、伊勢丹か伊勢丹クイーンズで売っています。二日酔いにもなりにくいので、その点でもお薦めです。
僕は寝る時、考える事があります。それは、「死に対する恐怖」です。「人間の意識」はずっと続いています。という事は、当たり前の事ですが、自分の意志に関係なく、「死」というゴール?に向かってすべての人間は突っ走っているのです。そのゴールである「死」を「恐れる人」と「恐れない人」がいるのではないかと思います。自分が「鬱」なのでいうのではありませんが、僕は「恐れる人」に入っていると思います。だから、何事も完璧を目指し、「完璧」などという事はありえないのですから、挫折感を感じます。「強迫神経症」「潔癖症」にもかかります。そのすべてが「死にたくない」という体のうちに秘められた感情が僕をコントロールしている様な気がしてならないのです。特に土日などの休日に「鬱っぽい」のは、「何かやらなければ」という強迫観念が、仕事をしていないので、出やすいのでしょう。その時はプールへ行って泳いだりして体を疲れさせ、この強迫観念を排除しようとします。しかし、実は、自然体で「鬱」が去るのを待っていた方が良い様に最近思いました。「がんばらない」です。流れるままに生きていく術をなんだか、少し分かった様な気がします。