「党の談笑」
失礼しました、誤変換です。
今回は、
「塔の断章」乾くるみさんです。
タロットは当然「TheTower」です。
2012年末の文庫作品なので、これは比較的新しい作品です。
最初にいわく有り気な男女の会話~殺人。
章が変わって、8人の登場。
主人公のわたし=小説「機械の森」の作者(辰巳まるみ)の一人称で綴られる物語。
乾さんなので、私は、妊娠と言うキーワードから、女性として語られる人物が男性だった=バイセクシャルないし、女装癖だと断定して読んでいたんですが、やっぱり外れました。
悪くは無いが良くも無い。
男性への呼称の区分も最初から変だし、そごうさんの「本当のところ」も描かれていない。
「すべてがFになる」では、殺人の理由なんかどうでもいいと断言するが、この小説には殺人のちゃんとした後ろ盾が欲しかった。
殺人者が殺した理由が、殺人者の過去の履歴と現在の環境・思考と合致していないように感じる。
一言で言えば、
そんな理由で人は殺さない
否、
そんな動機では事故や偶然が重ならなきゃ人を殺す原動力にはならない。
って思っちゃうわけ。
結果、65点。
読後の爽快感はあまり無い。
失礼しました、誤変換です。
今回は、
「塔の断章」乾くるみさんです。
タロットは当然「TheTower」です。
2012年末の文庫作品なので、これは比較的新しい作品です。
最初にいわく有り気な男女の会話~殺人。
章が変わって、8人の登場。
主人公のわたし=小説「機械の森」の作者(辰巳まるみ)の一人称で綴られる物語。
乾さんなので、私は、妊娠と言うキーワードから、女性として語られる人物が男性だった=バイセクシャルないし、女装癖だと断定して読んでいたんですが、やっぱり外れました。
悪くは無いが良くも無い。
男性への呼称の区分も最初から変だし、そごうさんの「本当のところ」も描かれていない。
「すべてがFになる」では、殺人の理由なんかどうでもいいと断言するが、この小説には殺人のちゃんとした後ろ盾が欲しかった。
殺人者が殺した理由が、殺人者の過去の履歴と現在の環境・思考と合致していないように感じる。
一言で言えば、
そんな理由で人は殺さない
否、
そんな動機では事故や偶然が重ならなきゃ人を殺す原動力にはならない。
って思っちゃうわけ。
結果、65点。
読後の爽快感はあまり無い。