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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

鷹野鍼灸院の事件簿

2014年09月22日 00時15分05秒 | 読書事
乾緑郎さんです。

「完全なる首長竜の日」の作者ですが私は読んでいません。

映画にもなったけど、なんか違う感じがして観てません。



さて、本書ですが…。

5篇の連作短編集です。

鍼灸学校を卒業して鷹野鍼灸院に就職した「真奈」。院長の鷹野は外に出ていることが多く、新人で、対応にも困るのに一人で何とか院内患者を切り盛りしている。そんな来院患者のちょっとした謎や事件、孤高の鍼灸師の謎から、鍼灸院の専門学校の暗部までをも鷹野が見事な推理で洞察する。



作者は実際に鍼灸師であるとの事。

鍼灸師の資格は国家資格らしい。

25年も前に20歳前半で鍼灸の専門学校に通っている娘と知り合った。

実家が鍼灸院との事。

当時は若い女子の生徒は少ないらしく結構浮いた存在だったらしい。

それはさておいて。



読みやすい文章と、鍼灸社会の裏側と日常を描いていて非常に面白かった。

私の業界とも似通っているので「うん、うん」と納得しつつ読んだ。

あまりにも深い読みが当たりすぎるので、途中から敢えて外した回答を入れるようにしたようだ。

ネタがある限り書き続けて欲しい骨格を持った作品でした。







ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち

2014年09月21日 01時40分14秒 | 読書事
三上延さんです。

前述の「タレーラン」で比較されるあの「ビブリア」です。

読んでの感想は

表紙のイメージや語られる物語にしては、エグイ要素満載です。



「2年以上のホームレス実践者が中産階級並みの生活様式を備えている」
「未成年が放火している」
「殺人未遂事件が起きている」
「脅迫事件が起きている」
「不倫を予測させられる(=民事事件)」
「家庭内暴力が起きている」
「主人公が屋上から階下に向けて火を放つ」
「インターネット上の取引で詐欺を行っている」



主人公が超人的なのも微妙ですが、経済的な面でも大丈夫なのかと思ってしまう。

病院の個室に2カ月以上入院している。
その間に新しいアルバイトを雇っている。
基本的に暇な実店舗である。
ネット上の取引も大量なわけではない。

否定的な事を書きましたが、続きを読もうと思うくらい面白いとは思います。

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

2014年09月20日 01時07分00秒 | 読書事
岡崎琢磨さんです。

Amazonの書評では非常に低評価です。

その評価基準が「ビブリア古書堂」との比較がやたらと多いのです。

ですが。

どうでしょうね?

この作品は、このミスの「隠し玉」=受賞出来なかった未熟な作品、です。

しかも、落選理由が「ミステリとして弱い」です。

つまり「話(謎)が面白くない」です。

面白くない話をブラッシュアップしても傑作になるわけありません。

かたや「ビブリア」は、何冊ものシリーズものを刊行されている印税で暮らしていけそうな「プロの作家の新作」です。

商業誌の一般投稿で受賞出来なかった作品と対比することって、

「幕下の力士が幕内の力士にどうやっても勝てないのに、力不足だ、ちゃんと稽古しろよって言っているレベル」

かな?

当然、そうじゃ無い意見もあります。

出版社から出版されてお客がお金を出して買うものだから。

出版されれば新人だろうと20年選手だろうと出てきた作品で勝負すべきだと。



でもね。

比較が「ビブリア」ばっかりじゃ、ね。

最近「ビブリア」も読んだが、はっきり言って「本格ミステリ」としては弱い、弱すぎる。

これは別に記するが。





今を去ること35年くらい前。

私にも珈琲ブームがやってきました。

サイフォンも買ったし、ミルも買った。カップ&ソーサーちゃんと一客買った。

砂糖もグラニュー糖も珈琲シュガーも買いました。

最初は結構おいしく飲めていたのですが、暫く立つと、最初の美味しさがどう頑張っても出てこない。

豆も挽き方もいろいろ試したが酸っぱかったり苦かったりで、最初に無心で作っていた頃の美味しさは再現できなかった。

そんなこんなで自分でコーヒーを入れることはその後無くなった。

閑話休題





話がそれました。

今回の読書で一番良かったのは「シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール」の残した言葉。



「悪魔のように黒く、地獄のように熱い」



「なんて素晴らしい表現なんだぁ」と10代の私はトキメキました。

その出自を知ることができただけでも幸せです。

この後にも続く言葉があるとはこの小説を読むまで知りませんでした。

私には、ここまでで十分ですが。





主人公の「アオヤマ」さんが運命の一杯の珈琲と出逢ってから喫茶店タレーランに通うようになり、店主の謎解き能力に舌を巻く。

いろいろの謎を推理するのですが、美星バリスタ自身にも危険が訪れるが主人公の力もあり難を逃れる。

美星バリスタが最後に解いた謎で主人公「アオヤマ」は告白してしまうのだが…。



すでにシリーズで3作まで上梓されているようですが、機会があれば読んでみたいと思います。

死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件

2014年09月19日 01時19分05秒 | 読書事
七尾与史さんです。

一応「シリーズ2作目」です。

この後「死亡フラグが立つ前に」

が刊行されていますので。



前回は都市伝説なプロの殺人者「死神」が荒唐無稽な罠を仕掛けて殺すのに、雑誌記者がいかに対応するか?

だったのですが今回は超人的な先輩「本宮」と終わりかけのフリーライタ「陣内」が、呪いで人を殺す魔女との対決です。

が、世界制覇をたくらむショッカーが日本のとある幼稚園を襲ったりするくらいのレベルで、世界制覇をたくらむ魔女が地域密着型で悪を進行させる物語がメインになる。

おまけに「カレーde人類滅亡」って言う副題は、

発表に合わせて「打ち上げた」けど、話を書いていったらどうしても収まらなくなって「アレ」で話を濁しました、って言う感じがスゴイ。

今回はミステリではなく、スラップスティックパロディだと思えば面白いお話でした。

七尾さんの残虐性が出ていなくってほのぼのしていて良かったと思います。

Aサイズ殺人事件

2014年09月12日 11時32分25秒 | 読書事
阿刀田高さんです。

1982年9月の文庫本です。

1978~79年に発表された8作品を収めた短編集で、完全なるアームチェア・ディテクティブものです。

殺人担当課の佐村刑事は、捜査に行き詰まると妙法寺の方丈和尚のところに行き、酒肴を交えて碁を打つ。

碁の合間合間に事件の概要を説明すると、和尚はいくつかの事実確認を佐村に言い渡す。佐村が調べて応えると和尚が事件を言い当てる。

8篇ともこの形式で綴られています。

時代が古いので社会情勢も今とは違い「国電」とか「大学のクラブバンドが営業している」「貨幣価値の違い」なんかで、微妙に変な感じがするが、骨格は本格ミステリです。

でも、刑事が事件のことを外部にしゃべっちゃダメでしょう。

今でも「執事」や「イラストレーターの夫」に話して事件が解決されているからいいかな?

報道機関ではない。クレーマーの立ち位置である。

2014年09月12日 00時09分51秒 | 思考事

朝日新聞社が「吉田調書」報道についての会見で発表した資料(全文)


福島第一原発所長だった吉田昌郎氏が、政府の原発事故調査委員会に答えた「吉田調書」の報道をめぐり、朝日新聞社が9月11日夜に開いた緊急記者会見では、開始直前に資料が配られた。

会見会場で配布された資料(全文)は以下の通り。

2014年9月11日

5月20日付朝刊「『吉田調書』入手」の記事について

■「命令違反・撤退」について

 取材班が、命令違反で撤退したと記した主な根拠は(1)吉田調書での吉田所長の「所員に福島第一の近辺に退避して次の指示を待てと言ったつもりが、福島第2に行ってしまった」などとする証言(2)複数から入手した東電内部資料(3)東電本店の記者会見で福島第一の安全な場所などに所員が移動を始めたと発表した内容――などでした。これらをもとに、所員が「吉田所長の命令に違反し、福島第二に撤退した」としました。しかし、所員への直接取材を徹底しなかったため、所員に指示がうまく伝わらないまま第二原発への退避が行われたということが把握できませんでした。この結果、所員が逃げたという誤った印象を与えることになりました。また、取材班が「撤退」とした判断は、約10キロ離れた第二原発に大半の所員が移動してしまってはすぐに戻れない状態であることなどから、「撤退」という表現を使いました。

■「吉田氏の一部発言の不掲載」について

 吉田所長が、第二原発へ退避した所員の行動を「よく考えれば2F(福島第二原発)に行った方がはるかに正しいと思った」と評価していた部分や、「伝言ゲーム」で所員の多くに指示が伝わらなかったことを認識していた調書のくだりを記事から欠落させていました。「重要な発言ではない」と判断するなど所長の発言の評価を誤ったうえ、必要かつ十分なデータが記事に反映されているかの確認を徹底しなかったのが原因です。

■「報道をめぐる経緯」について

朝日新聞報道後、「誤報」などの批判が寄せられました。取材班からは、吉田所長の待機命令は間違いないなどの報告を受け、信頼しました。取材班は検証紙面を何度か希望したが、紙面化に至りませんでした。8月に入って新聞メディアが吉田調書を入手したと報じ始め、朝日新聞の記事の印象と異なる内容でした。

このため、編集幹部の指示をうけて点検を始めました。その結果、所員らへ取材が不十分で、所長発言への評価が誤っていたことが判明。語句の修正ではなく、取り消すという判断をしました。 

以上

(弁護士ドットコムニュース)





悲しいのは、朝日新聞の記者でしょう。

「取材班は検証紙面を何度か希望したが、紙面化に至りませんでした。」

上層部が握りつぶした、で、おけ?

希望した記者は、早く他所に行った方が良いよ。

あっ、もう、辞めてそう。



ちょっと前の「朝日新聞の従軍慰安婦訂正記事が出た時の、朝日記者に対する橋本市長の発言」に







「僕だったら報道が出た瞬間に辞める。日韓関係をこじらせちゃって、 とてもじゃないが(社内に)いられない」






ってのがあったが、これを読んだときに、その通りって思った。

「ジャーナリスト」って、自分の信じる物を書くわけでしょ?

それを固く信じていた場合、心のよりどころが無くなっちゃうことでしょ。

廃人ですよ。

違う信じられるものを見つけないでは「書けない」のでは?

「書ける」人は、信念のない単なる「ライター」なんじゃない?

橋本さんが言いたかったのはそのことだと思う。





たぶん

朝日新聞には




ジャーナリストがいない

LUCY ルーシー ~ ・・・

2014年09月03日 00時38分25秒 | 映像事
リュック・ベッソン監督作です。

フランス映画です。

調べたら日本での表記は原題が「LUCY」なんですが、タイトルロールには「AMD AWAKED」みたいなものが入っていた筈(目で追うのが厳しかったので1秒程度の表示でしょう)なんですが、調べても解りませんでした。

「覚醒された力(兵器)」みたいなものでしょうか?

エンドロールにも出ていました。

英語でした。



スカーレット・ヨハンソンさん主演です。

彼女は頑張ってました。

モーガン・フリーマンさんも出ています。

彼の役どころがよくわかりません。狂言廻しなのでしょうか?

後は、よくわからない俳優さんたちでした。

ヨハンソンさんは下世話さも醸している良い感じの演技でしたが、脚本と映像が追い付いていません。

ストーリーは、

アメリカから台湾に留学したが、チンピラとつるんでしまう馬鹿女ルーシー。チンピラのせいで韓国やくざに体内に覚せい剤を埋め込まれて運び屋にされてしまう。帰国途中、体内の覚せい剤が破損し脳が覚醒する。覚せい剤を補充しないと死に至ることを自覚するルーシー。覚せい剤を拡散させないため、警察を利用。その間も脳の活性化は進み、超人的な肉体と超能力をも手にしてしまう。韓国やくざと対峙して脳が100%活性化した時に…。





まず。

主題の、脳が100%機能したら、という問いかけは良し。

自分の体組織さえ変えられる、も、可能性はあり。

網膜や視神経、鼓膜や内耳を変えれば、通常では不可視な「電磁波」も見ることや聞くことはできるかもしれない。

電磁波は、ほぼすべての光の波長を指すので、すべてを操れれば、X線やα~γ波、低周波から超音波まで使いこなしたら、対象物を操ることが可能かもしれない。

X線で体内も見られるし、レーザーで治療も攻撃もできる。

低周波で、物理的な圧力も掛けられるし、不快音を聞かせることもできる。

ほとんど神の領域ですね。

が、

現実的には、自己改造で超能力者程度に収めておいた方が、この映画では「より良い画」になったと思います。







対するのは、韓国のチンピラ集団でしかない。

通常の人の2倍の速度で動けるようになれば、ほぼ無敵。

それに電磁波を用途別に使えば、敗北はまず無い。

周りの電磁波に注意しさえすれば見えなくたって、人の動きが解る。

ので、最後のやくざの親分の行動は茶番にしか見えない。

せめて敵は、科学的な対抗措置をもって、ルーシーの能力を無力化するチームとかだったら、まだ良かったのに。

一瞬で10人以上の人を気絶させたり、80kg以上ある大人の男を2m以上宙に浮かせたり(それも4~5人同時に)、出来るんだから、弾丸程度の予防策なんかは簡単に取れる筈。

リュック・ベッソンって人はパッションで作る人らしいので仕方ないかも。

だったら、SF寄りな作品は止めた方がいい、って思った作品でした。

もっとSF考証して、緻密な作品が得意な監督にリメイクして欲しい。

当日は結構な入場数だったんですが、周りから

「哲学的すぎて良く分からなかった」

とか

「難しいけどスゴイ」

などという声が聞こえてきていたので、非常にがっかりです。

日本の未来は薄曇りだなぁ。


不治の病の末期症状~A新聞

2014年09月03日 00時16分07秒 | 思考事
<池上彰さん>朝日新聞連載コラム中止を申し入れ
毎日新聞社 2014年9月2日 23時31分 (2014年9月2日 23時42分 更新)

 ジャーナリストの池上彰さんが朝日新聞に連載していたコラム「新聞ななめ読み」の中止を申し入れていることが分かった。朝日新聞の従軍慰安婦報道検証記事を批判的に論じたところ、掲載を断られたのが原因だという。

 池上さんによると、8月29日掲載予定の原稿で、朝日新聞が慰安婦報道を検証した特集(8月5、6両日掲載)について「朝日は謝罪すべきだ」との趣旨のことを書いていた。同月28日に朝日新聞から「今回は掲載できない」という連絡があったため、池上さんがその場で中止を申し入れたという。朝日からは「考えさせてください」と言われたという。

 「ななめ読み」は朝日を中心に新聞記事を批評するコラム。2007年から夕刊に週1回掲載し、10年から朝刊で月1回になった。池上さんは取材に「何でも自由に書いてくださいと言われてきて、これまで何も問題がなかった。信頼関係が崩れた」と話した。

 池上さんはNHK記者として「週刊こどもニュース」のキャスターで人気が出た。05年からフリー。毎日新聞の「開かれた新聞」委員会委員も務めている。【青島顕】

 朝日新聞社広報部の話 原稿の内容についてはコメントできない。連載中止を正式に決めたわけではなく、池上彰氏とは今後も誠意を持って話し合う方針です。



池上氏の発言が真実だという前提で。

普通の感覚なら。





「何でも自由に書いてくださいと言われてきて、これまで何も問題がなかった。」ので

「朝日新聞から「今回は掲載できない」という連絡」が来たので

「信頼関係が崩れた」ので

「その場で中止を申し入れた」のに

「連載中止を正式に決めたわけではなく」と朝日は言っている。





連載を書いているのは朝日新聞社ですか?

池上さんが書かなかったら、いつものように池上さんが書かなかった文章の様に新聞に載せても良いように捏造してしまうのですね、きっと。

早く無くならないかなぁ、A新聞!





追伸、これを載せたのはなんと毎日新聞です。

ってところも興味深いところ。

次は、毎日新聞&TBSなのに…。

こんな事で矛先が変わると思っているのか?

甘い、甘い!

今ならまだ間に合う。

毎日新聞&TBSは、姿勢を正した方がよいと思う。

報道の傾向は、右でも左でも構わない。

嘘や捏造は止めようよ。

ミスリーディングを誘う程度なら許すけど。

安倍首相にも、公明正大善意無過失な正論で戦ってよ。

画面に変な画像なんか入れないで。

入れるんならばれない様に 入れとけ。

それは、逆だと思う。

2014年09月01日 01時14分26秒 | 思考事

最低賃金、生活保護水準との「逆転」解消 10月以降

朝日新聞デジタル 8月28日(木)23時29分配信

新しい最低賃金(時給)と引き上げ額

 最低賃金(時給)の都道府県ごとの引き上げ額が28日、そろった。全国平均は今より16円高い780円となったが、最も高い東京と、最低の高知など7県との格差は今の205円から211円に拡大する。10月から地域ごとに順次適用される。

 最低賃金よりも低い賃金で人を働かせると違法になる。最低賃金で働いた収入が、生活保護費を下回る「逆転現象」は北海道、宮城、東京、兵庫、広島の5都道県でみられたが、今回の引き上げで解消する。

 厚生労働省の審議会が7月末、全国平均で16円上げるべきだとの目安額をまとめた。これを元に各地域で改定額を議論した結果、13~21円の引き上げとなり、全国平均では16円アップだった。ここ10年では2番目の高さになる。

 引き上げ後の最高額は東京の888円で、最低額は鳥取や高知など7県の677円となる。生活保護との「逆転現象」が全都道府県で解消されるのは、改正最低賃金法が2008年に施行された後は初めて。(末崎毅)




「厚生労働省の審議会」が出したらしい目安も解るが。

生活保護費を出し過ぎなんだと思う。

これに対する反論は枚挙に暇がないのも解る。

が、

生活保護を受けたくないと思って頑張って働く人は大勢いる筈。

結果、それ以下の収入しかないのが現実。

その改善のために、最低時給を上げる。

理路整然のようだがなんか違う。

今の社会で普通に低賃金で働いていて、それでも彼らは生活できている。

若しくはがんばっている。

生活保護費を受けていることを悪とはしないが、頑張っていない(肉体的・精神的)人にそれ以上の子宮を出すこと自体が間違っている。

金額ベースになるから、額が上昇するんであって、配給制度にすればよい。

嫌なら配給を拒否すればいい。

たとえば、今、社会生活で必要と思われる電話。

今の一般的な電話は「スマホ」と思われているらしいが、40%程度つまりは10人に4人は「ガラケー」である。

複数所持とかうるさいことを言う輩もいると思うが占有率が40%程度なのは事実。

一般的なスマホだと基本料金も異常に高いので月間1万円程度はかかる。

私の電話料金は月に2千円以下である。

配給制にして、富士通・ソニー・シャープ・東芝・京セラ、その他いろいろのガラケーを配給すれば海外進出に失敗した携帯メーカーも救えるし。

食費や日用品なども政府発行のデビットカードでまかなえばいい。

現金は、5万円程度の支給にして、合計で今の支給額を維持すればよい。

そうすれば、生活保護費でのパチンコなどの交遊費、競馬・競輪・競艇などのギャンブルへの使用が激減する。

また、赤字が出て、生活できない家計については、明細を追えるので指導もできる。

もしも、それをプライバシーの侵害とかというなら、受給をやめればいいだけ。



今、日本は一人当たり600万円以上の負債を抱えています。

一般的なカードローンなどの年利15%だと利子だけで10万円くらいです。

年収400万円以下の収入の家計では破たんしています。



888円時給で計算して1日7時間月に22日働いて、136,752円

年収でも164万円強。

しかもそこから所得税がひかれる。

自身が生きていくだけの収入を得られない人は、或る程度の縛りがあっても良いのでは?

だからこその配給。

いやなら受給をやめればいい。

誰もその人には干渉しないから。

自立できずにホームレスになるのも嫌なら、死んでしまうのも一つの手ではある。

たかだか300年前の日本の貧しい地域では、食べたくとも食べられない、生きたくとも生きられない、虐待や奴隷に近い生活がごろごろしていました。

世界は残酷なんだから。