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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

アー・ユー・テディ?

2016年11月29日 11時28分17秒 | 読書事
「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた! 事件の捜査中、崖(がけ)から落ちて死んだのだという。かわいいあみぐるみからオヤジ刑事(デカ)の魂を追い出すため、和子は、いやいや真相究明に乗り出す! 珍妙なコンビが軽快なテンポでお届けする爽快エンタテインメント。  byAmazon


加藤実秋さんです。

私にとってはインディゴ以外の初の著書。

期待していなかったんですが、期待していない程度には面白かった。

ご都合主義が多すぎるのと、当時の世相を追いすぎていて、今の時代と合わなくなっているのが難点。

シリーズになっているので、ご縁があれば読みましょう。

さらにすごいぞ「君の名は。」

2016年11月29日 11時24分14秒 | 映像事

■「ファンタスティック・ビースト」が初登場首位、「疾風ロンド」4位、「艦これ」は5位スタート

「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに製作されたシリーズの第1作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が、好調「君の名は。」を上回り、初登場1位を獲得した。11月23日から公開され、土日2日間で動員54万6000人、興収8億2300万円を記録。23日からの5日間では興収17億円を超えた。土日2日間の成績は、最終興収96.7億円をあげた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(11年)の興収比63.2%となっている。まずは50億円以上が余裕で見込めるスタートとなった。

首位を明け渡した「君の名は。」だが、週末2日間で動員15万7000人、興収2億1100万円をあげ、累計興収は194億円を突破した。これで国内歴代興収6位の「もののけ姫」(興収193億円)を追い抜いて単独6位に浮上。5位の「ハウルの動く城」(興収196億円)も射程圏内に入った。なお「ミュージアム」は、前週からワンランクダウンで3位。

新作では、阿部寛主演で東野圭吾の同名サスペンス小説を映画化した「疾風ロンド」が、全国287スクリーンで公開され、4位に初登場。

5位には、人気シミュレーションゲームを原作に、2015年放送のテレビアニメを映画化した「劇場版 艦これ」がランクイン。全国60スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員7万人、興収1億円強を稼ぎ出した。新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶付き上映会の模様は、全国公開劇場でライブビューイングされ、公開記念として劇場版ロゴを配した記念徽章(ピンバッジ)を来場者特典として配布。高い稼働率となっており、興収5億円以上が見込める出足となった。

また、2週連続10位だったアニメ「この世界の片隅に」が6位にランクアップ。公開スクリーン数は初週より14増えて82となり、週末2日間で動員4万4048人、興収6494万9160円を記録、前週の興収比114%と右肩上がりに勢いを増している。このヒットを受けて各種媒体での紹介が相次ぎ、SNSでも盛り上がって満席の劇場が続出している。累計動員は22万人、興収は3億円を突破し、公開劇場もさらに拡大する見込みだ。

by映画.com



14週目に入っても2位です。

さらに宮崎駿の牙城を崩してください。

最近流行の「刺さる」

2016年11月29日 00時19分29秒 | 思考事
私の嫌いな言葉である。

否、

私の嫌いな使い方である。

「刺さる」って

「何か鋭いものが、それを拒絶するものに入り込んでネガティブな反応を示す」

ものだと思っていました。

「薔薇の棘が指に刺さる」

「彼女の言葉が彼の心に突き刺さり呆然とした」



最近の日経流通新聞でよく使われている。

何かの企画等が上手くいった場合に使う用語としては、

「はまった」
「乗れた」
「当たった」

などがある。

その代用として使われているようだ。

なんで「刺さった」とピンポイントな表現なんだろう?

なんで「刺した」と能動形でなく「刺さった」と受動形なんだろう?



もう、こんな世の中は嫌な気がする。

カストロ氏死去

2016年11月27日 01時08分19秒 | 思考事

フィデル・カストロ氏死去=キューバ革命の英雄、90歳-「反米」の精神的支柱

 【サンパウロ時事】1959年にキューバ革命を成し遂げ、反米勢力の精神的支柱として国内外に強い影響力を与えたフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、死去した。90歳だった。死因は明らかにされていない。

 実弟のラウル・カストロ議長が国営テレビを通じて「キューバ革命の最高司令官が今夜(25日夜)午後10時29分、死去した」と発表した。遺体はフィデル氏の生前の意向で火葬され、9日間の服喪期間を経て12月4日に埋葬される。葬儀委員会が26日に開かれ、詳細が公表される見通し。
 半世紀近く国を統治したフィデル氏が2008年に議長を退いた後、キューバはラウル氏を中心とした集団指導体制に移行しており、フィデル氏の死去が政権に与える影響は限定的とみられる。
 ただ、ラウル氏は既に18年の引退を表明している。米国と国交を回復した政権が世代交代を急ぐ中、カリスマ的指導者の死は、変化の時代を迎えた国民の動揺につながる可能性もある。(2016/11/26-22:44)
時事通信



キューバ情勢はよく知らないが、2017年は世界的に激動の年になることだけ間違いない。

キューバのほかにも、

韓国の朴槿恵大統領。

アメリカのトランプ大統領。

フィリピン大統領とロシアのプーチン氏の動向の変化も気になる。

それを受けての安倍総理。

何となくきな臭い1930年くらいの雰囲気にならないと良いが…。

犬はどこだ

2016年11月27日 00時29分11秒 | 読書事
米澤穂信さんです。

これは、シリーズになっていない連作短編です。

開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。 byAmazon




日本には、書く方も読む方も「ハードボイルド」に適した人間がほとんどいない。

って言う事がわかりました。

私の読書感では、ちょっとつまらない似非(ユーモア?)ハードボイルド。

Amazonのレビューだと「傑作」から「まぁまぁな作品」「わからない」まで様々。

米澤さんの「ダークな一面」も文章上ではあまり感じなかったが、最後の落としどころが「殺人」って言うのは全体の雰囲気とミスマッチ。

氷菓以下の諸作品では、それをオブラートに包むような(こういう常套句ってもはや過去のものかもしれない)内容から読み抜いて、ダークさを感じることができたのだが、今作は、それがメインのストーリと決着場所だ。

架空の世界で求められるエンタテインメントは、自由・平等・公平・正義・愛・誠・友情・情熱・成功・開花・覚醒など、ポジティブな事。

殺人の事実を放置してスルーするっていうこと自体は正義から反する。

それってハードボイルドの流儀にも反する。

それでいて「犬はどこか」を尋ねるのは、人として、未熟・身勝手・わがまま・屑のどれかであろう。

作品としての評価は低レベル。

漫才刑事

2016年11月25日 00時37分18秒 | 読書事
田中啓文さんです。

田中さんの、あっちのほうの作品です。

昼は刑事、夜は漫才師。
事件はお笑いの現場で起きている! かつてない警察小説、誕生!

腰元(こしもと)興行所属の若手漫才コンビ「くるぶよ」のボケ担当・“くるくるのケン“。
彼が大阪府警難波署の刑事・高山一郎であることは相方の“ぶよぶよのブン“にも言えない秘密だ。
お笑い劇場で起こる数々の事件にも、刑事であることは伏せ事件解決に協力する。
しかしある日、同僚の交通課巡査・城崎ゆう子に正体がばれ…爆笑間違いなしの警察&芸人小説!  by Amazon



本書とは関係ないのですが、色々な事に疑問が出てきている私です。

調べると諸説出る事もあるのですが、きちんとした意味を理解しないで何となく使っている言葉をちょっと調べるようになりました。

最近では、

「爆笑」

複数で笑うことが昔から言われていることです。

が、

これに関しては「大笑いと同義語でいいじゃないか派」が大勢いるようです。

確かに、時代とともに言葉は変わりますから。

いま「新しい」を「あらたしい」と読む人はほとんどいませんからねぇ。

でも、完全に定着していないものを強引に推すっているのはどうかと思います。

ほとんどの人が日常で間違いを気にせずに使っているところまで行って初めて許容するべきかなって思います。

簡単に言えば、

「本来の意味と違っているのはわかっているけど、こういう意味で使っているよ」

という人が、出始めたらでしょうね。

知らないやつが多数を取ったからって、それが常識だからで済ますのはだめだと思う。

文化は多数決では育まれないものだから。



と、全く本とは関係ない振りから始めましたが。

言いたかったことは、本を読んでいて「爆笑はあり得ない」





閑話休題。

連作短編集です。

あとに行くほど、だんだん大きな事件を扱います。

刑事で漫才師はあまりにも無理がある。

せめて派出所勤務とかにしておけば…。

私の読みたいものではなかった。

以上!

時限病棟

2016年11月24日 22時28分01秒 | 読書事
タイムリミットは6時間。脱出できるのか――
最速一気読み! 究極のどんでん返し!!

目覚めると、彼女は病院のベッドで点滴を受けていた。
なぜこんな場所にいるのか? 監禁された男女5人が、拉致された理由を探る……。
ピエロからのミッション、手術室の男、ふたつの死の謎、事件に迫る刑事。
タイムリミットは6時間。謎の死の真相を掴み、廃病院から脱出できるのか!?

大ヒット作『仮面病棟』を凌ぐスリルとサスペンス。
圧倒的なスピード感。衝撃の結末とは――。
医療ミステリーの超傑作、文庫書き下ろし!
累計60万部突破の「病棟シリーズ」最新刊。


知念実希人さんです。

まず、上記で気になる点は「病棟シリーズ」ってなってますが、今作が2作目なんですが、この後同じ「箱」「登場人物」では書けないでしょう。

本当にシリーズにするの?

って言うのはさておき。



Amazonでの読者の評価は芳しくない。

が、

脱出ゲームをノベライズしたライトノベル。

ていう位置づけでいいんじゃない。



テレビ東京の30分ワンクールの深夜枠で、ドラマ化されると良い出来になるんじゃないかって思います。

これはかなりの誉め言葉です。

水鏡推理4 アノマリー

2016年11月24日 22時20分22秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

シリーズ4作目。

気象庁と民間気象会社の予報の食い違いから、少女集団遭難という前代未聞の悲劇が発生する。天候が急変した山中に少女と共に失踪した官僚は、同僚の水鏡瑞希に謎の書類を預けていた。新進の民間気象会社の驚異的な予報的中率のからくりとは?人命さえ軽んじる霞が関の巨悪に、文科省ヒラ職員が立ち向かう!  byAmazon



もしかしたら、って思ったんですが。

えっ、その方法で解決しちゃうの?って言うのが、天気予報のコンペ。

2週間も続けて大判の封筒を入れてたら、最終日のが一番上になるってことは、箱を開けたら「何となく変」って思われる可能性が大なのでは?って思います。

4人の少女はルックスで選ばれたっていうなら、その後の行き行く先は「不幸せ」しかなさそうだ、現実的には。

秋期限定栗きんとん事件 上

2016年11月24日 21時30分01秒 | 読書事
米澤穂信さんです。

いよいよ秋です。

しかも上下巻。

あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。 by Amazon

小鳩君が、小佐内さんと別れ(小市民対応としての決別)、一般人と付き合ってしまうとは。

そんなことで小市民の座を得られるのか?

いや、得られていたなら、今までだって苦労なんかなかったはず。

しかも、小山内さんも年下彼氏を作ってしまうし。



でも。

今どきの高校生だったら。

きっと。

そんな交際はしないだろうなって思ってしまった私には。

中原中也の詩が似合う。




汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる



ということで、今日は朝から雪が降りました。

関東地方で11月に雪が降るのは珍しいらしい。

夏季限定トロピカルパフェ事件

2016年11月24日 10時21分07秒 | 読書事
米澤穂信さんです。

シリーズ2作目です。

緊張の夏、小市民の夏。波乱と驚愕の夏休み!
小市民を目指す小鳩君の、苦悩と甘いものと推理の日々
小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。さかしらに探偵役を務めるなどもってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を! 恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある小鳩君と小佐内さんは、今日も二人で清く慎ましい小市民を目指す。そんな彼らの、この夏の運命を左右するのは〈小佐内スイーツセレクション・夏〉!? 大好評『春期限定いちごタルト事件』に続く待望のシリーズ第2弾! by Amazon



明るい青春ものの姿を脱ぎ捨て、ダークな展開に突入しました。

「インシテミル」や「ボトルネック」「古典部」シリーズでも、人の心の闇を随所に散見させていましたから、米澤さんは「そういう作風」なんでしょう。



私も「小市民」になりたい派なので小鳩君に期待します。

珈琲店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは

2016年11月24日 10時13分19秒 | 読書事

岡崎琢磨さんです。

このシリーズ、書評はさんざんだったのですが、私的には十分OKでした、2巻までは。

で、今作ですが。

実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか―。美星の名推理が光る! byAmazon



物語の前提となる、競技会が「形になっていない」ので、どんな展開や推理をしても鼻白んでしまう。

読む本がなくなったら4巻を買うかもしれないけど…。

被弾

2016年11月24日 10時12分00秒 | 私的事
左舷中央に8発被弾。

さらに追い打ちをかけられています。

絶望という名の記念日

2016年11月20日 00時43分46秒 | 私的事
18日。

左足、床接地面から「アレ」

最初は足が攣ったと思ったが、1時間以上たっても戻らない。

厳しい一日だったが、夜になると、左足腿上部に上昇。

あわよくばと思ったが、

翌19日。

滞留。

19日夕方以降、「いつもの場所に移動」

たまに孵化しないこともあるが90%以上の確率で発症する。

最短で40日。

長いと60日。

今年の記念日はほぼ「終わってしまった」

えいめん。

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~

2016年11月09日 23時30分13秒 | 読書事
三上延さんです。

静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。
物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。
ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。
脆いようで強固な人の想いに触れ、二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。
この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。 by Amazon



今回は手塚治虫だったような。

他にも「寺山修司」もあったのですが(さっき確認)覚えていない。



シリーズものは、話が長くなると最初のテイストや方向性が変わってくる。

それは仕方がない。

今作で言えばお母さんだろう。

最初は「出奔」程度だったのが、3冊前くらいからお母さんが、部屋を見ただけで犯罪を犯す「異次元レベルの悪者」になっている。

最後はどこに落とし込むつもりかわからないが。

そもそも、目的もちゃんと納得いくものにできるんだろうか?

心配です。


PK~

2016年11月09日 22時34分34秒 | 映像事
日本でもロングランヒットを記録したインド映画「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラーニ監督と、インド映画界のスターであるアーミル・カーンの再タッグ作。本国インドでは「きっと、うまくいく」を超える興行成績を記録し、全米公開もされた。留学先のベルギーで大きな失恋を経験したジャグーは、いまは母国インドのテレビ局で働いている。そんなある日、ジャグーは、地下鉄で黄色いヘルメットを被って大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の装飾を身に付けてチラシを配る奇妙な男を見かける。男は「PK」と呼ばれ、神様を探しているということを知ったジャグーは、男になぜ神様を探しているのか話を聞くのだが……。 by Amazon

監督
ラージクマール・ヒラーニ
製作
ビドゥ・ビノード・チョープラー
ラージクマール・ヒラーニ
脚本
アビジャート・ジョーシー
ラージクマール・ヒラーニ
撮影
C・K・ムラリーダラン
編集
ラージクマール・ヒラーニ
音楽
シャンタヌ・モイトラ
アジャイ=アトゥル
アンキト・ティワーリー

キャスト
アーミル・カーン:PK
アヌシュカ・シャルマ:ジャグー
スシャント・シン・ラージプート:サルファラーズ・ユースフ
サンジャイ・ダット:バイロン・シン
ボーマン・イラニ:チェリー・バージュワー
サウラブ・シュクラ:導師
パリークシト・サーハニー:ジャグーの父
ランビール・カプール



うーん、わからない。

これって、みんなのレビューだと感動のコメディ映画ってことになっているみたいだが…。

観終わっての感想。

怖い映画だ。

既存宗教に対しての否定のアジテーションだ。

TVでの討論なんかは現実の宗教のいやらしさをこれでもかと畳みかけて見せる。

また、鉄道でのシーンではとてもシリアスに「神の不在」を象徴している。

さらに普通のコメディ映画なら最後のシーンはいらない。

最後のシーン=集団での宗教破壊の開始の構図ですから。



観終わった後、飯を食うまでは空虚な感慨が続きました。



閑話休題。

レビューでも時々書かれているが153分の上映時間が長いと騒がれているが、どんだけ集中力がないんだよって思ってしまう。

20~30年くらい前の大作と呼ばれる映画は大体2時間以上でした。

「旅芸人の記録」や「1900年」なんかは休憩時間がありました。

「ちはやふる」でも触れましたが、今はなんでも時短なんですね。