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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

奇蹟がくれた数式~The Man Who Knew Infinity

2016年10月29日 09時10分06秒 | 映像事
監督
マシュー・ブラウン
製作
ジョー・トーマス
マシュー・ブラウン
ソフィア・ソンダーバン
ジョン・カッツ
エドワード・R・プレスマン
ジム・ヤング
製作総指揮
スワティ・ビセ
ジョゼフ・N・コーエン
ゲイリー・エリス
パメラ・ゴッドフリー
フィル・ハント
マーク・モントゴメリー
マンライ・S・セコーン
シャイル・シャー
トリスティン・スカイラー
ミンリー・タン
リチャード・トゥーサント
原作
ロバート・カニーゲル
脚本
マシュー・ブラウン
撮影
ラリー・スミス
美術
ルチアーナ・アリジ
衣装
アン・マスクレイ
編集
JC・ボンド
音楽
コビー・ブラウン

キャスト
デブ・パテル:ラマヌジャン
ジェレミー・アイアンズ:G・H・ハーディ
デビカ・ビセ:ジャナキ
トビー・ジョーンズ:ジョン・リトルウッド
スティーブン・フライ:サー・フランシス・スプリング
by 映画.com




全く予備知識がなかったんですが、レビューが好印象のものが多かったので観ることに。

とにかく、ジェレミーアイアンズがずば抜けてよかった。


自分の思っていることに忠実だが、自身が孤立していることも自覚している秀才。

「ほとんど人の目を見て話さない」

演技に、正義感も、素直さも、頑固さも、強さも、弱さも注ぎ込んで見事な人物造形でした。



特筆事項Ⅰ

製作者に「エドワード・R・プレスマン」の文字を発見。

久しぶりに見ました。

観た映画ベスト10に入るであろう「ファントム・オブ・パラダイス」の制作者です。

ある意味びっくり。1974年製作ですから。



特記事項Ⅱ

エンドクレジットで何人のも日本人名がクレジットされていました。

KEN ONO氏は3か所くらいに出てました。

数学者らしいです。

と、いうことは、協力者に日本人数学者が多数いたということでしょうか?



特別にお勧めではありませんが、話の内容は、まぁまぁです。

街って変わるよね。

2016年10月28日 23時38分12秒 | 思考事
今の住所は、人生で2番目に長く住んでいる。

最初は、あまり感じなかったが、ここのところで大きく変わっているのが「店舗の移り変わり」

この間の「新しい店ができました」では、居酒屋でしたが、昨日発見したのが「○○専門店」でした。

○○を入れるとここが明確に判別できるらしいのでパス。

そこは以前は伝統的な「蕎麦屋」さんだったはず。

やっぱり休業の告知は見なかった。

最近の店舗工事は早い。



今後も、新店できたら記録していきます。

と、いうことで、古いものを少し列挙。

ただし、全部の店に行ったわけではありません。



ガソリンスタンド>薬局

設備工事店>薬局

薬局>薬局

薬局>美容室

コンビニ>珈琲店

バラエティショップ>コンビニ

パチンコ店>パチンコ店

パチンコ店>パチンコ店

パチンコ店>パチンコ店

中華料理店>ピザ店

居酒屋>居酒屋

居酒屋>居酒屋

居酒屋>居酒屋

居酒屋>居酒屋

カラオケ店>コンビニ

不明>立ち飲み屋

男性衣料店>女性衣料店

居酒屋>イタリア料理店

不明>居酒屋

不明>理髪店

酒屋>パチスロ店



最初のほうで、場所が特定できるのでパスって書いたのですが、ここまで書くと場所は特定できそうですね。

でも、探さないでください。

オチケン!

2016年10月28日 23時14分06秒 | 読書事
大倉崇裕さんです。

大学に入学早々、廃部の危機に瀕したオチケン(落語研究会)に入部させられた越智健一。「越智健一でオチケンかぁ。よくできてるよねぇ。ウフフ」――落語にはまったく無関心だった越智だが、名前だけを理由に無理やり入部。強烈な個性の先輩二人に振り回され、授業もまともに出られない。あげくはサークル間の部室争奪をめぐる陰謀に巻き込まれることになり……。
本書は落語にちなんだミステリーも多数発表してきた著者が、大学のオチケンを舞台にユーモアと落語のウンチク満載で描く連作中編ミステリー。付録の「落語ってミステリー!?」では、著者独特の解説による「落語への招待」が綴られており、落語初心者でも安心して手に取れる。
解説は、若い落語ファンを中心に人気沸騰中の柳家喬太郎。代表作に自らのオチケン時代をネタにした新作落語もある強力な解説者を得て、ミステリーファンにも落語ファンにも目の離せない一冊となった。 by Amazon



著者の作品は10冊以上読んでいるはず。

結構、好みが別れます。

「福家警部」シリーズや「小鳥を愛した容疑者」は好きでした。

ちょっとAmazonで「大倉 崇裕」を検索したら、

「シリーズもの」になっているものが好き。

らしい。

単発作品だと「ちょっと微妙」って感想になる傾向があるみたいです。

次は2巻目かな?

SROⅣ 黒い羊

2016年10月28日 22時51分31秒 | 読書事
富樫倫太郎さんです。

いよいよ4冊目です。











しまった!





5巻目の「ボディファーム」を先に書いてしまっている。

読んだのは4>5の順番だけど。

やっぱり、溜めこむとよくないですね。





SROに届いた初の協力要請は、県警ではなく法務省からの人探し。自らの家族四人を殺害して医療少年院に収容されていた青年が退院後、行方不明になったという。一方、「警視庁のダーティハリー」こと針谷太一のもとにジャーナリストが現れ、過去の事件について取材に応じろと“脅し”をかけてきた。文庫書き下ろし・シリーズ第四弾。  by Amazon



警察のキャリアだけで構成された日本版FBI。

一応、そんな設定です。

が、キャリアな警官の人物設定は、コケティシュ。

彼らによって進行される事柄は、前向き・明るめ・ご都合主義。

殺人犯の近藤房子は、とんでもないシリアルキラーとして描かれるが、近藤さんの登場部分の会話等は、日常的かつ、普通。

実行される殺人の前後は、目を覆いたくなる描写。



兎に角、すべてがアンバランスに配置されています。

で、もって、文章が読みやすい。

会話文主体なので、本の厚さほど読むのに時間もかからない。

おそらく、今までにない形式の小説なんでしょう。



なんだか知らない、読ませる力があります。

次は「房子さん」登場の巻です。

幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ

2016年10月26日 00時29分29秒 | 読書事
知念実希人さんです。

実は、

この間まで。

知念さんは、

「みきひと」さんだと思っていました。

完全に思い込みですが。



閑話休題

手術室での不可能犯罪。なぜ麻酔医は死んだのか。手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。  by Amazon

結構前に読んだんで内容を覚えていません。

私の記憶にとどまるのはせいぜいが1~3日でしょう。

おそらく「私の頭の中の消しゴム」が作用しているのだと思いますが。



再度、閑話休題。

知念さんのこのシリーズは、ライトノヴェルシリーズの「新潮文庫NEX」に載せるには、ちょっと勿体ないくらいにミステリだ。

ミステリにおいて「こじつけ」が「こじつけ」を超えて「推理」になるには全体の構成と控えめな主張が必須だと私は考える。

私が好きな作家の鯨統一郎さんはそれを逆手に「こじつけて」いる。

しかも縦横無尽に。





ほとんどすべてのトリックが出揃ったと思しき現在。

現代科学の先端部分の導入(曰く、島田荘司氏)。

または、

一般人の知識の及ばない分野(「警察」と「探偵」だけは昔からジャンルとしてはあったのですが)の、化学・医学・調理・司法・自衛隊・図書・書店・飲食・動物などなどの専門分野の追求しかないと思われる。

なので、ここ10年ほどの間に、探偵自身の職業を活かした「専門職探偵」が跋扈しました。

珈琲・レストラン・調理・動物園・落語・書店・時計・修理業、などなど。

でも、それらも飽和した現在。



あえて、

わたしが、

予想します。



完結しない推理。




今までは、不確定な複数な推理で幕を閉じることはあった。

が、

今後は一気に。

推理で幕を閉じない物語に違いない。

それってミステリとして成り立たないのでは…、って思われる人もいると思う。

が。



我々の現実は、すべてが解き明かされる日常ではない。

逆に言えば、解き明かされた現実って言うのは、単に私が推理、納得した選択肢の一つ。

したがってカタルシスはない。



形式は、提示された推理はあるが、本当かどうかはわからない。

現状で考えられる推理で一番近いのは「それ」だが、それ以上は今、検証できない。

解決方法としては、別の事件で「補足する事実」または「反論される事実」を盛り込んだ連作集になっていれば、人生と同じように、

「あの時、真実だと思っていたのが実は…」

となって、

次の「あの時真実がと思ったこと」が再構築される。

それを濃縮したのが、小説としてのミステリでしょ、っとなるわけだが、ミステリを読んでいていつも思うのは、予定調和って大事なの?ってこと。

それにチャレンジした(著者はそう考えてもいないし、チャレンジもしていなさそうだが)森博嗣さんは素晴らしい。

でも、森さんの新しい作品は読んでいて「私の読みたいもの」ではない。





脱線しました。

まぁ、このシリーズは面白いので次も読みます。

SRO5 ボディーファーム

2016年10月20日 01時31分55秒 | 読書事
富樫倫太郎さんです。

シリーズ5作目です。

本性を隠し潜伏生活を送っていた「最凶の殺人鬼」近藤房子が、再び動き出した。巧みに変装しながら捜査の目をかいくぐり、残虐な殺人を繰り返す。焦った警視庁上層部は、房子が執着するSRO副室長の芝原麗子を囮に逮捕せよと、室長の山根新九郎に迫るのだが――。文庫書き下ろしシリーズ第五弾。  by Amazon



微妙である。

房子さんは3作めでコミカルキャラになっているが、さらに増量。

ぼうやさんが登場した時には絶対に、

「通称と、苗字の聞き違いで何か重大なことが起きる、または、何かの判定の証明に使われる」

って思ったんだが。

それよりも、山根さんのお見合い相手はあらゆる面で怪しすぎ。

表題の「ボディファーム」は無理がありすぎだと思う。

いちいちそこまで行くのに費やす費用や時間を考えると、東京で仕事なんかしていられないでしょ。

何よりも大切なのものなんだから、元雄頻繁に接触できる場所に作らないと。

だって、

事件が判明する前の近藤家は、いつもは薬局を経営、土日はサッカーのクラブの世話で大忙し。

獲物が得られたらできる限り、いたぶりつくし(長いと数か月)ているんだから。

「あそこ」に行く時間的な余裕なんか一切ない。

でも作品としては「警察小説」でも「探偵小説でもない。

近いのは、バイオレンスサスペンスアクションかな。

矛盾や考証ダメダメな部分は軽くスルーして面白く読めました。

高慢と偏見とゾンビ~ Pride and Prejudice and Zombies

2016年10月17日 00時51分50秒 | 映像事
監督
バー・スティアーズ
製作
マーク・バタン
ブライアン・オリバー
タイラー・トンプソン
ショーン・マッキトリック
アリソン・シェアマー
ナタリー・ポートマン
アネット・サビッチ
製作総指揮
スー・ベイドン=パウエル
エドワード・H・ハム・Jr.
エイリーン・ケシシアン
ニック・メイヤー
キンバリー・フォックス
キャラクター創造
ジェーン・オースティン
原作
セス・グラハム=スミス
脚本
バー・スティアーズ
撮影
レミ・アデファラシン
美術
デイブ・ウォーレン
衣装
ジュリアン・デイ
編集
パドレイク・マッキンリー
音楽
フェルナンド・ベラスケス

キャスト
リリー・ジェームズ:エリザベス・ベネット
サム・ライリー:ミスター・ダーシー
ジャック・ヒューストン:ジョージ・ウィカム
ベラ・ヒースコート:ジェイン・ベネット
ダグラス・ブース:ビングリー
マット・スミス:コリンズ
チャールズ・ダンス:ミスター・ベネット
レナ・ヘディ:キャサリン・ド・バーグ夫人
スキ・ウォーターハウス:

by 映画.com



実は。

これを観たのは「君の名は。」の30分後でした。


で、

言っても良いかな?













「君の名は。」よりも数倍面白い。

まず。

大元の恋愛小説(=200年以上前の1813年に出版!!)の作品に「ゾンビ」を加えたある種、戯画化された原作を基に映画化されているそうです。

しかも、映画化が企画されても人選に苦労があったようで、公開までに紆余曲折があった模様。



私に関して言えば。

原作未読、将来的にも読まないと断言できる程度。

主要キャスト、スタッフともに、全く知らないので思い入れゼロ。

観終わっての感想。



ブラボー



長女がやたら美人(=作中でも触れられている)。

主人公の次女はほどほど奇麗(=物語の要)。

他の姉妹は、目的のために設定されているが、進行の邪魔もしない。

ゾンビバージョンの原作者は、よくぞその発想ができたなって感じです。

しかも(おそらく)原作の風味を損なっていない(らしい)。

映画としてもしっかりと完成している。

原作を読んだ人にはよりダイレクトにその風刺具合が伝わるらしい。


今ハリウッド(日本でも)では、アメコミの単純な実写化が横溢しているが。

それってもおそらく、映像表現としての末期症状でしょう。

何の苦もなく、画が前提として創作の前にあるから、飛び抜けた発想は仇になる可能性が高い。

物語の基本は忠実になぞって、19世紀にそぐわない「ゾンビ」を効果的に散らした、監督はすごい。



監督の次作に期待だ!!

新しい店ができました

2016年10月17日 00時30分42秒 | 思考事
びっくりです。

週に1回くらいの休みの私ですが、休みの日には、近所を駅前まで回ることが多いです。

で、しっくりしない商店街で、この8年ほどに、地元系の店が撤退し、全国チェーンの店が代わりに入っています。

でも、今までは。

店舗での

閉店のお知らせ

閉店

新規店舗の求人or新店舗の広告



オープン前の周辺住民へのポスティング

が王道だと思っていたのですが。





先日、いきなり、

新店オープンのチラシが郵便受けに!

オープンは「明日」

えぇ?

閉まっていた店舗ってあのへんにはなかったはず…。

大体の位置はわかっていたけど。

あの店?





オープン当日。

やっぱり「あの店」かなぁって思って初日に行ったら、やっぱり「あの店」の後でした。

でも、作りは居抜きではなかった。

おそらく2週間程度で開業したのでしょう。

元気なアルバイトさんもいて気持ち良かったけど、問題は3か月後でしょうね。



駅の反対側におんなじコンセプトと同価格帯の店があるが、最初は良かったけど今(1年経過)は当初の1/3くらいの売り上げかなっていう様相。

まぁ、もともと、初年度の売り上げは想定外の売り上げだと思うけど。

常連になるのに営業時間も問題ないし、良かったら通うかもしれないけど。

わかりません。





でも、ビールはもう少し安くしてよ。

君の名は。

2016年10月16日 00時49分50秒 | 映像事
「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」など、男女の心の機微を美しい風景描写とともに繊細に描き出すアニメーション作品を手がけ、国内外から注目を集める新海誠監督が、前作「言の葉の庭」から3年ぶりに送り出すオリジナル長編アニメ。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの作品で知られ、新海監督とはCMでタッグを組んだこともある田中将賀がキャラクターデザインを手がけ、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリ作品に数多く携わってきた安藤雅司が作画監督。主題歌を含む音楽を、人気ロックバンドの「RADWIMPS」が担当した。1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた。心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉だったが、やがて彼らは意外な真実を知ることになる。声の出演は瀧役に神木隆之介、三葉役に上白石萌音。その他、長澤まさみ、市原悦子らが出演。

監督
新海誠
原作
新海誠
脚本
新海誠
製作
市川南
川口典孝
大田圭二
共同製作
井上伸一郎
弓矢政法
畠中達郎
善木準二
坂本健
企画
川村元気
プロデュース
川村元気
エグゼクティブプロデューサー
古澤佳寛
プロデューサー
武井克弘
伊藤耕一郎
制作プロデューサー
酒井雄一
音楽プロデューサー
成川沙世子
キャラクターデザイン
田中将賀
作画監督
安藤雅司
音響監督
山田陽
音響効果
森川永子
音楽
RADWIMPS
制作
コミックス・ウェーブ・フィルム

キャスト(声の出演)
神木隆之介:立花瀧
上白石萌音:宮水三葉
長澤まさみ:奥寺ミキ
市原悦子:宮水一葉
成田凌:勅使河原克彦
悠木碧:名取早耶香
島崎信長:藤井司
石川界人:高木真太
谷花音:宮水四葉

by 映画.com

一番最初に思ったのは「あの昭和なメロドラマをアニメでやるのか?」だった。

違っていた。

情報が入ってきて「おれがあいつであいつがおれで」山中恒原作の「転校生」らしい、という。

でも、時代が違うとかっていうから「ある日どこかで(=Somewhere in time)」でも絡めているのかと思いきや。

全く関係なかった。



仕切り直し。

最初は、公開初期に見に行こうと思ったのですが、



「満席」



映画を観に行って満席ってほとんどあり得ません。



結論から。

面白けど、考証が甘すぎる。

SFとか時代考証ではない。

それだったら未熟で済ませられるけど。





「夢の中」で「人格(意識)の入れ替わり」が「何度か起きて」「夢じゃなく現実」だと思って「入れ替わりの人物に会いに行く」内容です。

Yahooや映画.comのレビューを見たんだけど、誰も書いていない。

なんで?

みんなはそれでいいの?

俺は、

それは致命傷だと思うんだけど。

それは、

お互いに入れ替わったときにすること=自分(相手?)の身体を見て、「なんじゃ、こりゃ」になっている。

で、異性の身体の違いを確認する。

入れ替わりの王道です。

進行もネタにもしているし。

で、そのあと、ちゃんとお互いに学校に行っている。

その時の体験は、映像でなく叙述にて終了する。

お互いの社会的秩序を保とうとする。

立派ですな。



でも。

ごく一般的な日本人なら。

夢でもいいけど、非現実的なことがあって、その検証をするなら。

1)これはなんだ?=現状把握=WHAT
2)自分はだれ=WHO
3)ここはどこ=WHERE
4)今はいつ=WHEN
5)なんで=WHY

が順不同で検証されるはず。

でも、映画では、4)が軽くスルーされている。

この映画の肝でもあるにもかかわらず。

いくつかのレビューでは、ストーリーが良いとか、絵がリアルとか、現実的とか、いったい何言っているんだろうっていうのが多くてびっくりです。

感動に繋がるであろう、時間を超えた出会いがこれでは台無しです。

組み紐をモチーフに時間を変えられるとか、超えられるとかっていう、前提を置いているので、3年前から時空を超えて出会えるのはSFとしても合格ですし、納得いかないっていう人はSFをあきらめたほうが良い。

だって、その世界をそう設定したのだから。

でもね。

特別設定していないことは、現実に準拠していないとそこで繰り広げられている世界全体が破たんするのです。

スマホもある。

バイトもある。

将来的な予定もある。

っていうときに

「今の日時を認識しない」


っていうことは考えられない。

電波圏外とか、そういう機器のない時代=50年くらい前だったら別だが、



それを、後半にもって来られても、

「そりゃないぜ、セニョール」ですぜ、旦那。



そして、

最後の階段シーンを観ていて、思い出したのは「映画ポスターなどのビジュアル」でした。

たしか、主人公2人の高校生の制服と思しきものだった。

重要なネタなので、効果を出す意味はあるとは思うが、こういう手法は嫌いです。

もう一つ。

2回ほど主人公と市長の親父さんとの軋轢が描かれていたが、最後の決断部分で「表にあらわさない手法」で結果だけを出していました。

でも、あのシチュエーションで親父を説得できる可能性は1%位じゃないですか?

事後のシーンで、手首やのど元を包帯で巻いているとかの説明がないと

「そんなんで説得できる親父だったら、離婚もしないし、家庭円満、その前の事項も解決しているはず」って思っちゃう。



総論。

この程度の映画で感動できる今の日本人って、あんまり映画や本、演劇やアートを観ていないんだぁ、物語や日常にないことへの感受性=文化を享受していないんだなぁって感じました。



今作の評価点75点=お勧めの映画です。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック~Now You See Me 2

2016年10月15日 00時40分54秒 | 映像事
ジェシー・アイゼンバーグ主演でマジシャン集団とFBIの攻防を描いた人気作「グランド・イリュージョン」の続編。ド派手なショーで不正に搾取された金を奪い、世間から喝采を浴びるイリュージョニスト集団「フォー・ホースメン」。とあるハイテク企業の不正を暴露するため、フォー・ホースメンは新たなショーを仕掛けるが、何者かの策略により失敗に終わってしまう。策略の裏には、天才エンジニアのウォルター・メイブリーの存在があり、フォー・ホースメンは巨大な陰謀に巻き込まれていく。アイゼンバーグを筆頭に、ウッディ・ハレルソン、デイブ・フランコ、マーク・ラファロ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンら豪華キャストが続投。前作でヘンレイ役を演じたアイラ・フィッシャーは妊娠のため降板し、「ミーン・ガールズ」のリジー・キャプランが代役を務めた。新登場のウォルター役で「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが出演。監督も前作のルイ・レテリエから、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のジョン・M・チュウにバトンダッチ。

スタッフ
監督
ジョン・M・チュウ
製作
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
ボビー・コーエン
製作総指揮
ケビン・デラノイ
ルイ・レテリエ
エド・ソロモン
キャラクター創造
ボアズ・イェーキン
エドワード・リコート
原案
エド・ソロモン
ピート・チアレッリ
脚本
エド・ソロモン
撮影
ピーター・デミング
美術
シャロン・シーモア
衣装
アンナ・B・シェパード
編集
スタン・サルファス
音楽
ブライアン・タイラー
音楽監修
ランドール・ポスター

キャスト
ジェシー・アイゼンバーグ:J・ダニエル・アトラス
マーク・ラファロ:ディラン・ローズ
ウッディ・ハレルソン:メリット・マッキニー
デイブ・フランコ:ジャック・ワイルダー
ダニエル・ラドクリフ:ウォルター・メイブリー
リジー・キャプラン:ルーラ
ジェイ・チョウ:リー
サナ・レイサン:
マイケル・ケイン:アーサー・トレスラー
モーガン・フリーマン:サディアス・ブラッドリー

by 映画.com



前作よりも面白かった、とか書かれているようだが。

第一作は面白かった。

オープニングから中盤~エンディングも、観ていて「現実離れした画が美しく」「マジックで表現できるのか?」って思っちゃいたくなる出来の良さだった。

が、今作は。

出だしから暗いし、

「画が普通」だし、

意味なく中国人が出てくるし。

それは韓国に任せておけばいいのに、マジックが中国由来って言うのもどうかと。

「なんでそんなのにこだわっているの」「そんなんでいいの」っていう映画の世界に入り込めないことが多すぎた。

マジックでの華麗なショウと、映像美を求めている私の評価は

「落第点」

イレブン・ミニッツ~ 11 minut

2016年10月14日 01時49分04秒 | 映像事
「アンナと過ごした4日間」「エッセンシャル・キリング」「ザ・シャウト さまよえる幻響」などで知られ、カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭で受賞歴のあるポーランドの鬼才イエジー・スコリモフスキ監督が、大都会に暮らす人々の午後5時から午後5時11分までの11分間に起こる様々なドラマをモザイク状に構成した群像劇。女好きの映画監督、嫉妬深い夫、刑務所を出たばかりのホットドッグ屋、強盗をしくじった少年といったいわくありげな人物と、一匹の犬を中心に描かれるサスペンスで、多種多様な視点を駆使した映像や都市空間にあふれる音などによって、人々の悲哀に満ちた人生の陰影を表現。人々のありふれた日常が、わずか11分で変貌していく様を描き出した。

監督
イエジー・スコリモフスキ
製作
エバ・ピャスコフスカ
イエジー・スコリモフスキ
製作総指揮
ジェレミー・トーマス
アンドリュー・ロウ
エド・ギニー
アイリーン・タスカ
マレク・ジドビチ
脚本
イエジー・スコリモフスキ
撮影
ミコワイ・ウェプコスキ
編集
アグニェシュカ・グリンスカ
音楽
パベウ・ミキェティン

リチャード・ドーマー:映画監督
ボイチェフ・メツファルドフスキ:夫
パウリナ・ハプコ:妻
アンジェイ・ヒラ:ホットドッグ屋の主人
ダビド・オグロドニク:バイク便の男
アガタ・ブゼク:登山家(女)
ピョートル・グロバツキ:登山家(男)
アンナ・マリア・ブチェク:医者
ヤン・ノビツキ:画家
ウカシュ・シコラ:少年
イフィ・ウデ:犬を連れた女
マテウシュ・コシチュキェビチ:元ボーイフレンド
グラジナ・ブウェンツカ=コルスカ:産気づいた女
ヤヌシュ・ハビョル:死んだ男

by映画.com


5時からの11分間をいろいろな角度から切り取ってみた群像劇ってところなんでしょうが、正直、11分じゃないように感じていた。

物理的な11分が納得できたのは、半分くらい。

それよりも。

登場人物すべてが、中途半端さを感じさせるのも微妙だ。

服装や所作・言動、割り当てられた職業・佇まいのすべてが、なんか普通から外れている気がした。

それよりも何よりも。



すべてが「そのため」に収束されるってのは如何なものか?

因果応報でもないし、運命論でもない。

しかも、かなり、悲しい結末でもあるし。



確かに最後のシーンは「映像美」と呼べるほどの美しさがあった。

「そのため」にはこれくらいのことは「必然」なんだろうけど。



兎に角、好き嫌いは別として、迫るものを感じた。


神様メール~Le tout nouveau testament

2016年10月13日 00時01分41秒 | 映像事
「トト・ザ・ヒーロー」「八日目」などで知られるベルギーの異才ジャコ・バン・ドルマル監督が、前作「ミスター・ノーバディ」以来6年ぶりに手がけた監督第4作で、ベルギー・ブリュッセルの街に暮らす神様と、その娘が引き起こす騒動を描いたファンタジックコメディ。ブリュッセルの街に家族と一緒に暮らしている神様は、自分の部屋のパソコンで世界を管理し、面白半分で事故や災害を引き起こしている。そんな父に憤慨した10歳の娘エアは、それまで一歩も出たことがなかった街に出ることを決意。しかし、家出の前に立ち入りを禁じられている父の部屋に忍び込んでパソコンを触った彼女は、間違えて世界中の人々に死期を知らせるメールを送信してしまう。エアは人間たちを救済しようと街に繰り出し、そんな娘を追って神様も街に出るが……。

監督 ジャコ・バン・ドルマル
製作 オリビエ・ローサン
 ダニエル・マルケ
脚本 ジャコ・バン・ドルマル
 トーマス・グンズィグ
撮影 クリストフ・ボーカルヌ
美術 シルビー・オリベ
編集 エルベ・ド・リューズ
音楽 アン・ピエールレ

キャスト
ブノワ・ポールブールド:神様
カトリーヌ・ドヌーブ:マルティーヌ
フランソワ・ダミアン:フランソワ
ヨランド・モロー:女神
ピリ・グロワーヌ:エア

by映画.com

はっきり言えるのは、「外国映画」といっても「ハリウッド映画」とそれ以外の外国の映画(アメリカ映画含む)は別物だ。

特に英語じゃないと、その内容=文化が歴然と違っていて、好き嫌いが別れる、というより、文化の理解度・移入度によって楽しめる程度が違ってくる。

「ハリウッド映画」はまんべんなく大衆に、大きな差別も嫌悪も蔑視もなく、恙無く進行するので安心して鑑賞できるのである。

しかし、日本人にとってあまりなじみのない諸外国の映画はそれ自体がカルチャーショックの温床である。

って、かいてて、もういいやって感じになったので筆を休めます。



主演のエアが可愛い。

余命がEメールで携帯電話に送信されるという発想が斬新でよい。

中に、携帯を持っていない人が居るのも、当たり前だがよい。

しかも、それを貶めも絶賛もしない。

使徒を従えてからの観察も面白い。



最後の展開は私の腑にすっとは落ちてこなかった。

宗教的な何かが関与していたのかも。

面白かったと思います。

10クローバーフィールド・レーン~10 Cloverfield Lane

2016年10月12日 23時46分18秒 | 映像事
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の監督で、ハリウッドきってのヒットメーカーとして知られるJ・J・エイブラムスがプロデュースした謎のSFサスペンス。恋人と別れた女性ミシェルは車を運転中に事故に遭い、気を失う。気が付くと見知らぬシェルターの中で目を覚まし、そこには「君を救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男がおいた。男はシェルターの外の世界はすでに滅びたと主張し、ミシェルと男の奇妙な共同生活が始まるのだが……。ミシェル役は「ダイ・ハード」シリーズでジョン・マクレーンの娘ルーシー役を演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッド。監督はこれが初長編作となるダン・トラクテンバーグ。脚本に「セッション」のデイミアン・チャゼル、製作総指揮に「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスが参加。
スタッフ

監督 ダン・トラクテンバーグ
製作 J・J・エイブラムス
 リンジー・ウェバー
製作総指揮 ブライアン・バーク
    ドリュー・ゴダード
    マット・リーブス
原案 ジョシュ・キャンベル
 マット・ストゥーケン
脚本 ジョシュ・キャンベル
 マット・ストゥーケン
 デイミアン・チャゼル
撮影 ジェフ・カッター
美術 ラムジー・エイブリー
衣装 ミーガン・マクラフリン
編集 ステファン・グルーブ
音楽 ベアー・マクレアリー

キャスト
メアリー・エリザベス・ウィンステッド:ミシェル
ジョン・グッドマン;ハワード
ジョン・ギャラガー・Jr.:エメット
スザンヌ・クライヤー
ブラッドリー・クーパー:ベン(声)


クローバーフィールド:HAKAISHAはヴィデオで観た。

まぁまぁよかった。

今作は別ものだけど良いような書評もあった。

期待を持ちすぎたか?

題名の付け方に配慮すべきだったか?

何のプレッシャーもなく作品だけを評価するなら今作は、

中途半端な侵略者ベースのサスペンスフィクション≒SF。



全体的には、密室内でのミステリタッチのサスペンスフルなスリラー、

なんだけど、最後のオチが、上のもの。

なぜ、スリラーでまとめなかったの?

そっちのほうが観客も納得のはず。

企画書がSFだったから、そうせざるを得なかったの?

いずれにせよ、

ちゃんと作れば、上位の合格点がつく内容で、興行収入も上がった筈。

なのに…。

エクスマキナ~ Ex Machina

2016年10月12日 23時28分15秒 | 映像事
「28日後...」「わたしを離さないで」の脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を務め、美しい女性の姿をもった人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー。第88回アカデミー賞で脚本賞と視覚効果賞にノミネートされ、視覚効果賞を受賞した。世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働くケイレブは、滅多に人前に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得る。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットのエヴァだった。ケイレブはそこで、エヴァに搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになるが……。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」「レヴェナント 蘇えりし者」のドーナル・グリーソンが主人公ケイレブを演じ、「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーが美しい女性型ロボットのエヴァに扮した。グリーソンと同じく「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に出演したオスカー・アイザックがネイサン役を務めている。
監督 アレックス・ガーランド
製作 アンドリュー・マクドナルド
 アロン・ライヒ
製作総指揮 スコット・ルーディン
    イーライ・ブッシュ
    テッサ・ロス
脚本 アレックス・ガーランド
撮影 ロブ・ハーディ
美術 マーク・ディグビー
衣装 サミー・シェルドン・ディファー
編集 マーク・デイ
音楽 ベン・サリスベリー
 ジェフ・バロウ

キャスト
ドーナル・グリーソン:ケイレブ
アリシア・ビカンダー:エヴァ
オスカー・アイザック:ネイサン
ソノヤ・ミズノ:キョウコ



もうかなり前になるので印象も変わったかも。

兎に角、映像美が良い。

アリシアさんが可愛いのは作品をして成功せしめる要因の一つだ。

対して男性陣は、微妙だが演技もまぁまぁよし、雰囲気もある。

ミズノさんは、ある意味、ヨーロッパから見たアジアをすべて代弁しているようだ。

それを考えると、世界平和がいかに遠いかがわかる。

上記の映画.COMの引用を載せているが、スター・ウオーズよりも前の撮影のはず。

何かと売りたいのはわかるが、なんかいやな気分になります。



SFが好きな人は多分好きなんじゃないかな?

happy birthday

2016年10月12日 23時27分41秒 | 私的事
誕生日おめでとう。

そして、また私より、1つ年上になりましたね。

いつまでも、健やかに、をいつも(本当は時々だけどね)祈っています。

死ぬ前には一度再会したいものです。

でも、

あってもらえないかな?