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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

最強のふたり

2012年09月29日 01時39分01秒 | 映像事
この前の休みの日に見ました。

フランス映画です。

原題は「触れざるもの~アンタッチャブル」ですが、完全に邦題のつけ方を間違っています。

この題では、ドロボーモノかアクションモノとの先入観が走ります。



ハリウッド映画とその他の映画は違います。

空気や画面から感じられる匂いが違うのです。

良いとか悪いとかではない。

異質なものです。



私の好きなフランス映画は

恐怖の報酬
勝手にしやがれ
アデルの恋の物語
真夜中の刑事~POLICE PYTHON 357
レオン

といったところです。

私が感じるフランス映画の共通しているところは



結末に爽快感がない




に尽きます。

それはハリウッド映画には必須なものなのですが、上記の映画にはありません。

突然の幕切れや、複数の解釈の取れるエンディング、主人公の死、といったハリウッド受けしないものです。

今回のも、明らかにハリウッド的なネタではあるが

物語の運びが違う。

エンディングが違う。

視点が違う。

つまりハリウッド映画じゃないからこそ、高評価なんじゃないかと思う。





でも、この映画、点数をつけるとしたら























68点。

悪くはないけど絶賛じゃない。

先に揚げたフランス映画は死ぬまで持っているけど

「最強なふたり」は



たまに思い出すかもしれない



程度にはすばらしい映画です。

支那そば館の謎 裏京都ミステリー

2012年09月29日 00時45分50秒 | 読書事
北森鴻さんです。

以前も書きましたが同年代作家であり鬼籍に入られております。



親不孝シリーズをちょっと敬遠していたんですが、裏京都もちょっと敬遠気味でした。

でも。

もう、新作が出ないからにはゆっくりでも全作品制覇を狙わないといけないのかしらん。





なんとなく。

かがみ♪あきらさん

を思い出してします。

かがみさんも亡くなって28年も経つんだね。

年をとるわけだ。

ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺 2

2012年09月25日 20時40分09秒 | 読書事
田中啓文さんです。

笑酔亭の2弾目です。

ミステリ味がさらに落ちていますが、小説としては好きです。

3冊目も読みます。

俺が俺に殺されて

2012年09月23日 00時34分48秒 | 読書事
蒼井上鷹さんです。

この人は…





長編よりも短編のほうが面白い。



最初の設定は奇抜だが、あまり面白くない、だって、理由と裏づけがないんだもん。


まして、最後のYUME落ちはいただけない。

捻ってはあるが、俺はどこに行こうとするの?

理論上、元には戻れないから他者?







無理がありすぎです。

こんなんじゃ10点だな。

ここが未来の分水嶺

2012年09月19日 01時39分52秒 | 思考事
尖閣問題。

中国と将来どう向き合うか?

韓国と同付き合っていくのか?





日本は今、決断、本当に決断を迫られています。

とりあえず、

野田首相は「中国で起きたことは中国で責任を取れ」と暴動・略奪に対してTV番組で(談話ではなく)コメントしていることは評価できる。

この後の対応も間違えることなくやってほしい。

憂う

2012年09月17日 01時02分31秒 | 思考事
最近中国でデモが多い。

デモは結構なことだと思う。

デモとはもともとデモンストレイションですが、そのうちの一部を受けてデモ活動と呼ぶようです。



デモ活動は、ある特定の意思・主張をもった人々が集まり、集団でそれら意思や主張を他に示す行為である。デモとはデモンストレーションの略であり、示威行為、示威行進、デモ行進、デモ集会、あるいは単にデモとも呼ばれる。byウィキペディア



で、もって

中国と韓国の「デモ」と報道されている現象は「デモ」ではありません。

あれは

強奪
略奪
強盗
窃盗






未完

六つの手掛り

2012年09月17日 01時00分06秒 | 読書事
乾くるみさんです。

キレがあるわけでもないし、トリックが秀逸でもない。

どちらかといえば、描写に繊細さがない。

が、

本書は

安心して読める貴重な存在。

とりあえず乾氏の作品に集中だ。

ハナシがちがう! ~笑酔亭梅寿謎解噺

2012年09月11日 00時46分58秒 | 読書事
田中啓文さんです。

田中さんは間違いなく初読です。

よくあるパターンの

本人の意思に関係なく連れてこられた異次元ワールドでの主人公の成長物語

のミステリ版です。



よく出来ているとは思いませんが、読んでいて気持ちが良かった。

話に温かみがあるんです。

謎解きではなく、人物を描きたかったようです。

その意味では成功です。

ある意味



ミステリとして売らないほうがいい




の、

かも。



まだこのシリーズには続きがあるので読んでみます。

LOST

2012年09月10日 00時44分15秒 | 私的事
先日買った畠中恵さんの

アコギなのかリッパなのか~佐倉聖の事件簿

昼めしを食ってから読もうと思って、持って出て行ったら飯先で忘れてしまった。

帰って回収しようとも思ったが、面倒くさいと思って止めた。



年をとるとはこういうことかと実感した。

読書は素晴らしい

2012年09月09日 01時14分03秒 | 会社事
ってことで、

昨日2012年9月8日から

「F.O.プレイス」開催です。

簡単にいえば、

「読み終わった本を職場に置き、他に読みたい人がいたら勝手に持って行って読んでも良いよ」

っていう本棚を作ったわけです。

今現在は80冊です。

紙は重いので一度にたくさん運べないのです。

今まで部屋に置いていたのを、会社に置いているただそれだけのことです。



ナイス、地域密着。

カラット探偵事務所の事件簿 1

2012年09月09日 01時00分54秒 | 読書事
乾くるみさんです。

女流作家は敬遠しています。

な、

もので

乾さんも敬遠していたんですが、読む本もなく書店を彷徨っていたら。

①ミステリである
②短編集である
③謎解きものである

以上から、外れてもダメージは少ないと思い買いました。

結果は、






当たり



でした。

しかも男性らしい。






書店で見た

「イニシエーション・ラブ」の惹句が良いので読みたいのはやまやまだが、最後の2行?固執するのは、もしかしたら本書の構成と一緒なのかもと勘繰っている。

後、2~3冊読んだら読まなければならないのは明白だが…。

あれだったらぜったい








ホームズのいない町~13のまだらな推理

2012年09月03日 23時37分33秒 | 読書事
蒼井上鷹さんです。

私のPC辞書も一発変換で「あおいうえたか」さんが漢字変換できるようになりました。

余談ですが「蒼井」さんといえば「ゆう」さんか「そら」さんだと言い切れますが、そらさんに軍配を上げたい私はそらさんの作品を一つも見ていません。ネットで、中国で芸能活動を活発に行っているのを見て密かに(金銭的にはゼロで)応援している者です。そらさんの顔もよくわからないのですが…。



閑話休題

13話ですが、話にふれ幅が大きく、最後に収束するようになっています。

が、

初回に読んだとき












実は絶対に読んでいないと思って(文庫の初出が2011年だった)古本で買いました。

が、単行本で読んでいました。

構成は初回に読んだときのものを思い出せなかったので再読したらなかなか凝っていて「がんばっている感」はありました。

でも。

無理にすべてを収束縫い向かわせなくっても…。



ちょっとつらい。

ミステリーズ

2012年09月03日 23時25分52秒 | 読書事
山口雅也さんです。

短編集です。

山口さんの作品を一番最初に読んだのが「蒐集の鬼」で、どこかのアンソロジーでした。

ちょっと偏屈っぽい闇を抱えた感じだったと強烈に感じていました。

そして今回。

絶対に買っていないと思いながら、読んで直ぐに「過去の記憶」がよみがえってまいりました。

買って読んでました。



ってことで、再読になるのですが評庵も低い点数になってしまいます。



また何年か経ったら買っちゃうのかな?