花沢健吾のベストセラーコミックを、大泉洋主演で実写映画化したパニックホラー。冴えない漫画家アシスタントの主人公・鈴木英雄が、謎のウィルスによって「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれるゾンビと化した人々に襲われ、逃亡の道中で出会った女子高生の比呂美と、元看護師の藪とともに不器用に戦いながらも、必死でサバイバルしていく姿を描く。主人公・英雄を演じる大泉と、歯のない赤ん坊ZQNにかまれ、人間に危害を加えない半ZQN状態になるヒロイン・比呂美役の有村架純、大胆な行動力でZQNに立ち向かう藪役の長澤まさみが共演。「GANTZ」「図書館戦争」シリーズを手がける佐藤信介監督がメガホンをとった。
監督
佐藤信介
原作
花沢健吾
脚本
野木亜紀子
製作
市川南
キャスト
大泉洋 鈴木英雄
有村架純 早狩比呂美
長澤まさみ 藪
吉沢悠 伊浦
岡田義徳 サンゴ
片瀬那奈 てっこ
片桐仁 中田コロリ
マキタスポーツ 松尾
塚地武雅 三谷
徳井優 アベサン
風間トオル 千倉 by映画.com
う~ん、これは「地球最後の男」ではないな。
第1作は観ていないが、チャールトン・ヘストン版「地球最後の男・オメガマン」とウィル・スミス版「アイ・アム・レジェンド」も観た。
ちなみに、チャールトン・ヘストン版「地球最後の男・オメガマン」は私の中でのベスト映画30には入っています。
映画の構造としてはジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ(Dawn of the Dead)」のもろパクリですが。
閑話休題。
いくら趣味とはいえ、漫画家のアシスタントだけでヒモみたいな生活していて、猟銃+弾丸100発強を所持している設定がちょっと現実的じゃない。
あのベストに100発も弾が入るか?
最初はベスト着ていなくて、筒状(ライフルが入れてあると思われる袋?)のものしか持っていなかったと思うんだけど…。
まぁぎりぎり合格点でしょうね。
有村架純が良い。
長澤まさみが良い。長澤さんは知らない間にちゃんとした女優さんになっていたんですね。
大泉洋はまずまず良い。
でもね、
いまだかつて、ゾンビ設定で画面上で、矛盾がない映画って皆無です。
1)ゾンビになるまでの時間が適当。
2)人を襲う場合の速度が都合よく速かったり遅くなったりする。
3)襲ってからの速さがその場で都合よく遅かったり速かったり。
一番近いかなってのが、ブラッド・ピットの「ワールド・ウォー Z」かな。
あれは、ゾンビの動きがとにかく早い。
また、感染も10秒程度。
わかりがいい。
今作のゾンビ化は短いと数分だけど、長いと数日っぽい。
走り高跳びのゾンビとか、生きてる時よりも高機能っていうのは、無茶な要素が多すぎ。
これは何らかの説明をしていないと厳しい。
それよりも
英雄君、噛まれているんだけど大丈夫?