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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

元気でいてよ、R2-D2。

2012年12月31日 00時25分08秒 | 読書事
北村薫さんです。

北村さんの本格ミステリが好きなのです。

エッセイとか、ホラーとかはあんまり…。

たまたま買ったこの本は













かなりいい




本格ではないが、なぞの部分をしっかりと熟成させている。

軽く読み飛ばすと味の無い話だが、きちんと読めば奥行きのある良い話しばかりだ。

こんな本なら、次も読みたい北村薫さんでした。

山伏地蔵坊の放浪

2012年12月28日 10時55分47秒 | 読書事
有栖川有栖さんです。

結構前の短編小説でした。

こういう感じの小説は結構好きです。

解説を読んで

「隅の老人」

を読んでみたくなりました。

まだ少年だった時にも、読みたいなぁって思っていたが、未読でした。

機会があったら読もうと思います。

捻挫

2012年12月28日 10時17分49秒 | 私的事
2012年12月26日午後12時半頃


捻挫した。


場所は都内の駅前繁華街。

歩道橋を降りる際に右足を捻って靭帯損傷らしい。

見知らぬ接骨院で、生まれて初めて「テーピング」なるものを経験した。

非常に良い。





思えば、





2009年12月24日 鎖骨骨折

2011年1月4日 インフルエンザ罹患

2011年2月17日 ぎっくり腰





教訓

冬は怪我や病気になりやすい。




あたりまえか?




ガンスリンガー・ガール 15

2012年12月26日 10時51分59秒 | 漫画事
相田裕さんです。

とうとう最終巻になってしまいました。

初巻を読んだときは、設定と物語の良さに感心しました。



死から救い出されたものの、確実な死に向かって道具として生かされていく中での精神的な葛藤を描いた名作です。



読んでいて感動して涙した巻もあった。



最終巻は、ハッピーエンドを望まない私は、否定的である。

深追い

2012年12月26日 10時44分13秒 | 読書事
横山秀夫さんです。

書店に平積みされていたので買いました。

短編集です。

3話目を読んだとき、あれっ読んだ記憶が…、でも、どこかのアンソロジーで読んだんだろうと思った。

何故なら、1・2話を読んだ記憶がまったく無かったから。

その後読み続けるも、読んでない話もあるし。

最後まで読んで結論が出ました。











以前に買って読んでいる。

最終ページで確認したら、平成19年が初版だった。


謎解きはディナーのあとで 3

2012年12月26日 09時53分44秒 | 読書事
東川篤哉さんです。

シリーズの3巻目です。

東川色漂う世界観は継続中。

スラップスティック感が増大。

結構好きです。



烏賊川市シリーズよりも良いかも。

惜しむらくは、1巻を読んだ後でTVドラマを見てしまったので、影山さんが櫻井さんのイメージに重ねられてしまいました。

それは、影山さんが







背が低く軽薄な印象になってしまったのです。



反対に風祭警部は、本のイラストより椎名さんのほうがイメージ的にはあっています。

2013年には映画公開されるようですが観に行かないと思います。

エデンの命題

2012年12月18日 00時28分48秒 | 読書事
島田荘司さんです。

買ったときは、読んでないはず。内容にも登場人物の名前にも記憶は無い。でも、島田さんを読んでいるときにもしかしたら…。



エデンの命題を読んでみました。

読んだ記憶はまったく無かったのですが、読んだことのある既視感がぬぐえない。

へルター・スケルターを読んでみました。

最初は「しまった、前に買って読んでいる」って思えて、結末はあれだろうって思いながら読んでいったのですが…。

読み進めても落ち着きどころが見つからない。

結末も意外な落とし処でした。



結果

この本は初読である。

内容は島田さんですから安心の90点ですね。

ジグβは神ですか

2012年12月14日 23時53分45秒 | 読書事
久しぶりの森博嗣さんです。

本当に久しぶりです。

Gシリーズ8作目らしいです。

Gシリーズは、私がやっと森さんの時代に近づけた作品群なので文庫じゃなくて新書で揃えています。

が、

悲しいことに…











私の好みじゃない









本格推理が読みたいのに…

センス・オブ・ワンダーな小説が読みたいのに…





Gシリーズは、明確に








本格推理小説じゃない!










確かに謎はある。

疑問もあってそれを洞察で解消している。



気に入らないのは、他のシリーズの登場人物の登場である。

他の小説で「活きている」なら、他の違うテイストの小説に登場させるのはオールスター戦である。

お祭であってそのシリーズの真剣な戦いじゃない。

是非次で終了してほしい。

天使の歌声

2012年12月07日 08時52分45秒 | 読書事
北川歩実さんです。

森さんの前に読んでいました。

創元推理文庫の惹句は本文よりも面白い。



悪くは無いし、良くできてるんだが、私とは反りが違う気がする。


孔雀狂想曲

2012年12月07日 08時28分38秒 | 読書事
北森鴻さんです。

雅蘭堂の短編集です。

北森さんとは、相性がよいのか(文庫の解説でも「相性」が使われている)、違うなぁって思っても面白さは確実にある。

一方、相性の悪かった人は

綾辻行人 初読の「十角館の殺人」を完読できなかった。
石持浅海 3冊目に読んだ「扉は閉ざされたまま」では展開や動機の両方で首を傾げざるを得なかった。

次回予告

森博嗣、登場

万能鑑定士Qの推理劇 Ⅱ

2012年12月07日 08時20分11秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

Ⅱでは、沖縄時代の話を展開していますが、いまいち気乗りのしない内容でした。

理由は、









必然性が無い









追いかける理由に昔の人間関係を出したのかもしれないが、その設定なしでも話が進められるはず。

と、いうよりも、その設定なしのほうで進めてくれたほうが、記号としての探偵小説の醍醐味が味わえるから。



人間の情愛や時代と社会の軋轢に苦しむ心情などの描写をこのシリーズに期待していないので。

万能鑑定士Qの推理劇 I

2012年12月03日 00時42分22秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

Qをさかのぼる形で読んでみています。

内容は2時間TVシリーズのように誰にでも優しいエンターテインメント・ミステリになっていると思います。

莉子さんの沖縄時代も描かれているし、十分面白いと思います。





それでもやっぱり。

高校まで努力しても学校の勉強が最下位だったら「覚える方法を伝授されても運用できない」ような気がする。

実際わが社でも、最低レヴェルの高校から入社し、業務上必要な四則演算を教えたことがあったが、愕然とすることはたまにしか無かった。

今はある意味、優秀なレヴェルではあるが…。



古い作品はどうなのか気にはなる。