>>>>>> ENTER AT YOUR OWN RISK !! <<<<<<

流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

人生スイッチ~Relatos salvajes

2015年08月26日 23時49分18秒 | 映像事
スペインの名匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めたブラックコメディ。2014年・第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、第87回アカデミー賞ではアルゼンチン映画として外国語映画賞にもノミネートされた。人生において決して押してはならないスイッチを押してしまったがために、絶望的な不運の連鎖に巻き込まれていく男女6人のエピソードを姿を描いた。監督はこれが長編映画3作目となるアルゼンチンの新鋭ダミアン・ジフロン。出演は、アカデミー外国語映画賞受賞作「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリンほか。by映画.com

製作がアルモドバルさんだったので観に行きました。

久しぶりに観るアルモドバルさんです。

「アタメ!」はとにかく吃驚しました。

よくわからないけど衝撃でした。

よくわからないけど衝撃ってあんまり経験出来ないんで。

昔、洋ピン(これは今では死語か?)を観に行ってそのうちの一つが哲学的な?シュールな?内容のがあった時ぐらいの衝撃でした。



今作は独立した6つの短編を集めたオムニバス作品です。

作品には関連性がありません。

主題はちょっとしたことから生じた「些細な悪」がのっぴきならない大きさにまで変形拡大されていく過程で描かれる人間の素の部分の描写である。

1作目は話のネタ振りや落語の枕的な感じで、全観客を掴みに来てますがそれ以降はお客さんを選びます。

個人的に好きなのは、1おかえし、4ヒーローになるために、6:HAPPY WEDDINGです。

特に6:HAPPY WEDDINGは日本人には書けない脚本だと思います。

しかも着地点が「LOVE」な事は間違いないんだが、ハリウッド映画ばっかり見ていた私には消化しきれない。

ちょうど、オリーブオイルをたくさん使った料理を食べた後のように…。

映像も衝撃的で「映画観たぁ~」って実感できる作品でした。



追記、さっきAmazonで「アタメ」買いました。

公安捜査官 柳原明日香 警視庁心理捜査官 女狐

2015年08月25日 12時29分11秒 | 読書事
視察、秘撮、秘聴…とりわけ追尾能力に異能を発揮する公安部第一課の柳原明日香は、その冷徹な仕事ぶりから“公一の女狐”と畏れられていた。しかし、居並ぶ幹部の前で一本の秘聴テープを聴かされ愕然とする。自身の情事のあられもない喘ぎ声だった。ハニートラップ!?一体だれが何のために?降格され汚辱と屈辱にまみれた明日香は、自分を貶めた者たちへの復讐を沈着冷徹に遂行する。 by Amazon

書評は芳しくない。

でも、私にはとても面白かった。

ちゃんと、事件を追う過程で公安本部の謎とか自身の罠の過程とかも示されているし。

基本的に本格ミステリではなく警察小説ですね。

警察小説っていう括りも解りませんが。

冒険小説と同じで読んで面白ければ辻褄なんて合わなくったっていいんです、この手のジャンルは。

と、言う立ち位置なのでとてもお勧めです。

七つの棺 密室殺人が多すぎる

2015年08月25日 12時19分49秒 | 読書事
ポオをはじめカーや横溝など古今東西の推理作家はもちろん、ミステリ・ファンをも魅了してやまない密室。7つの短編全編が密室殺人という、ファンには堪えられないデビュー短編集。新装版。by Amazon

もとはデビュー作「五つの棺」で刊行されたものが2篇を追加して新装版となったものらしい。

20年ほど前に折原さんの作品に出合い数冊を読んだことがあるのですが、凄かった。

斬新な構成・意表を突くストーリーなど、驚愕した記憶がある。

ただ、文章表現があまり合わなかったような記憶があり疎遠になった。

久しぶりに読んだ折原作品、しかもデビュー作。

えっ、なに、こんなに陳腐なの?

って言うのが正直な感想。

あまりにもイメージと違っていました。

そういうイメージで行った私も悪いんですがね。

悪党に粛清を~The Salvation

2015年08月25日 12時03分17秒 | 映像事
デンマークを代表する国際的俳優マッツ・ミケルセンの主演で、妻子を殺された男の復讐劇を描いたウエスタン。1870年代、敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立った元兵士のジョンは、7年後、事業も軌道に乗ったことから妻子を呼び寄せ再会を喜ぶ。しかし、喜びもつかの間、目の前で妻子を殺されてしまい、ジョンは怒りのあまり犯人を撃ち殺す。殺した相手が一帯を仕切る悪名高いデラルー大佐の弟だったことから、デラルーの怒りを買ったジョンは、否応なしに戦いに巻き込まれていく。出演は「007 カジノ・ロワイヤル」でもミケルセンと共演したエバ・グリーンほか。監督は「キング・イズ・アライヴ」のクリスチャン・レブリング、脚本に「ある愛の風景」「未来を生きる君たちへ」のアナス・トーマス・イェンセン。by映画.com

本格西部劇だった。

しかもアメリカ製作じゃないが故になのか、終始ダークな世界観に包まれている。

今とは価値観の違う世代なので、人の命やモラルなんかは金銭的には価値がない。

その中で、殺すべくして殺し、殺される、しかも理不尽に。

観終わったときに思ったのは

「一番最初に兄が一緒に乗っていれば…」

ほんのちょっとのずれが、結果として壮絶な殺しあいの起点になってしまっている。

これってもしかして、今の現実でも起きているのかも。



とても良い映画です。

R15+はしょうがないか。

フレンチアルプスで起きたこと~TURIST

2015年08月25日 11時55分39秒 | 映像事
フランスのスキーリゾートにやってきたスウェーデン人家族の状況が、ある事件をきっかけに一変する様をブラックユーモアを交えて描いたドラマ。2014年・第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞するなど、各国の映画祭や映画賞で高い評価を獲得。日本では第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で「ツーリスト」のタイトルで上映されている。スマートなビジネスマンのトマス、美しい妻のエバ、そして娘のヴェラと息子のハリーは、一家そろってフレンチアルプスにスキー旅行にやってくる。しかし、昼食をとっていた最中、目の前で雪崩が発生。幸い大事には至らなかったが、その時に取ったトマスの行動が彼のまとっていた「理想的な家族の父親像」を崩壊させ、妻や子どもたちから反発や不信を買って家族はバラバラになってしまう。by映画.com



この映画は怖い。

基本的にはスキーにやってきた家族がちょっとしたイザコザを経験しながら帰国する。

ただそれだけの話です。

雪崩に襲われません。

暴力事件も起きません。

遭難事故にもなりません。

不倫もしません。

最後のバスも転落しません。

でも、家族は離反しました。

妻が最後に子供を預けたのは夫ではありません。

ラブ&ピース

2015年08月25日 11時21分00秒 | 映像事
「愛のむきだし」や「冷たい熱帯魚」といった問題作を数多く手がける園子温監督が、愛をテーマに自身初となる怪獣特撮映画の要素を取り入れて描いたオリジナル作品。ロックミュージシャンの夢に破れ、楽器の部品会社で働くサラリーマン鈴木良一。想いを寄せる同僚の寺島裕子にもまともに声をかけることもできず、うだつのあがらない日々を過ごしていた。ある日、良一がデパートの屋上で出会った一匹のミドリガメ。その亀に運命的なものを感じ、ピカドンと名前をつけてかわいがる良一だったが、会社で同僚にからかわれピカドンをトイレに流してしまう。しかし、下水道を流れていったピカドンが地下に住む謎の老人に拾われたことにより、良一とピカドンに思いもよらない展開が待っていた。主演のサラリーマン良一に長谷川博己、同僚の裕子に麻生久美子、謎の老人を西田敏行がそれぞれ演じている。by映画.com

麻生久美子さんは昔から結構お気に入りの俳優さんです。

長谷川博巳さんを初めて認識して観たのは園監督の「地獄でなぜ悪い」でした。

この二人が主演となれば観に行くでしょう。



映画評では、酷評v.s.監督擁護の図式。

園監督作を観るのは2作目ですが両作品とも「素直に良いと思える作品」だった。

今作に関しては、2つの大きな話の流れで綴られている。

地下に住む人形や動物たちの世界の物語。

駄目人間からロックスターになる鈴木さんの物語。

西田敏行さん演じる謎の老人よりも、人形や動物の特撮がチープでありながらも演出が上質でした。

長谷川さんは実力通りの演技ですが、麻生さんの立ち回りも素晴らしい。

趣味が合わなかったのが亀の造形。

意図的にしたのであろうが、作りもの過ぎ感を出し過ぎ。



この映画は、タイトルにもあるようにラブとピースを謳っている感動映画でした。

あまり語られていないが、この映画は

「亀の鈴木に対する無償の愛の実現」

なのです。




ターミネーター:新起動 ジェニシス~TERMINATOR GENISYS

2015年08月25日 11時04分08秒 | 映像事
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気SFアクション「ターミネーター」のシリーズ5作目。2003年の「ターミネーター3」以来12年ぶりにシュワルツェネッガーがシリーズに復帰し、T-800型ターミネーターを演じる。未来の人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーの母サラ・コナーを歴史から抹消するため、未来から殺戮マシーンのターミネーター「T-800」が送り込まれる。しかし、そこには老いた姿の同型ターミネーターが待ち受けていた。サラ・コナー役は「ゲーム・オブ・スローンズ」でブレイクしたエミリア・クラーク、カイル・リース役は「ダイ・ハード ラスト・デイ」のジェイ・コートニー、ジョン・コナー役は「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラークと、おなじみのキャラクターたちが新キャストで描かれる。監督は「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のアラン・テイラー。by映画.com

ターミネーターの4作目は観ていない。

全然映画を見なくなった頃の公開だったのと、恐らくシュワルツェネガーが出ていなかったからだと思う。

今作では、タイムパラドックスに頬被りし、あらゆる矛盾や理論を一蹴して、シュワルツェネガー=T-800を魅せるための映画でした。

まことに潔い。

第1作では「これ以上は過去には送り込めない」限定状況の中での縛りが良いサスペンスを生んでいた。

シリーズになるとどうしても「アレ」な部分が出るのはしょうがない。

水戸黄門で「印篭」を出さなかったり、遠山の金さんで「桜吹雪」が出なかったりしたら、観客は暴動でしょう。

だからこその「シュワルツェネガー=T-800」ですから。

今作はそれだけで完全に成功している映画です。

天晴。

劇場版「進撃の巨人」後編 自由の翼

2015年08月25日 10時46分19秒 | 映像事
2013年4~9月に放送されて大きな話題を生んだテレビアニメ「進撃の巨人」全25話を再編集した劇場版2部作の後編。5.1chリマスターの音響やブルーレイパッケージ用の完全マスター映像など、グレードアップした映像・音響で、テレビシリーズ後半の第14~25話をまとめた。人類を襲う巨人たちを一匹残らず駆逐すると心に固く誓うエレンだったが、自身が突如として巨人化するという、驚くべき能力に目覚めてしまう。自分が何者なのかに葛藤しながらも、その力を巨人との戦いに使うエレン。そんな彼の前に、これまでの巨人とは明らかに異なる、知性を備えた女型の巨人が出現する。主題歌はテレビ版、劇場版前編に続き、Linked Horizonの書き下ろし。by映画.com

前編を観ていないのに後編をみた。

招待券をもらったからだ。

TVアニメは観ていた。

ちょっと気になることがある。

それはこの映画が「後篇」ではなく「後編」なのだ。

2つの物語の後のほうという意味なら「篇」を選ぶべきなんじゃ?

ちょっと調べたら「篇」は常用漢字じゃないとの事。

なるほどね、現代日本では「篇」も「編」と一緒くたにされちゃった訳ね。



話はTVと基本的には全く同じ。

もともとTV版の作画も上々のレベルだったと思うので、特に作り込んだとかも感じられず。

エンディングになると明らかにTV版と変えてきているが、そこで The End.

次のアニメ劇場版は製作に入っているとは思うけど、観に行くかどうかは「?」


アリスのままで~STILL ALICE

2015年08月25日 10時29分18秒 | 映像事
若年性アルツハイマーの女性アリスが記憶を失っていく日々をつづった全米ベストセラー小説「静かなるアリス」を映画化し、アリス役を演じたジュリアン・ムーアが第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞したドラマ。ニューヨーク、コロンビア大学で教鞭をとる50歳の言語学者アリスは、講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に自宅までの道がわからなくなるといった事態が続く。やがて若年性アルツハイマー症と診断され、家族の介護もむなしく、アリスの記憶や知識は日々薄れていく。そんなある日、アリスは記憶が薄れる前に自らパソコンに残したビデオメッセージを発見し、自分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとする。アリスの夫をアレック・ボールドウィン、2人の娘をケイト・ボスワース、クリステン・スチュワートが演じた。監督は、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を抱えるリチャード・グラッツァー。by映画.com

最近物忘れがひどい、というよりも。

数秒前にやっていた仕事に何らかの別の事由が発生すると、それまでやっていた仕事をすっかり忘れてしまう。

この間は、ある営業さんと会話していたんですが、来客で5分程度離れたんですが、その用が終わったら

「営業さんが来ていた事すら完全に忘れてしまっていた」

そんな経験のある私。



久しぶりに「良い映画を観た」感を実感できました。

基本的には大きな事件等も起きるべくもなく、淡々と時間が過ぎていき、アリスも変化していく過程も、主演女優賞モノでした。

PCのメッセージに込めるアリスの思いが、最後のシーンで印象深いものになる。

ゼロの未来~ The Zero Theorem

2015年08月25日 10時22分17秒 | 映像事
ちょっと部屋を整理してたら、映画の半券が出てきたのでチェックしたところ記載漏れがあったので追加しています。

「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」の鬼才テリー・ギリアム監督が、「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」のクリストフ・ワルツを主演に描いたSFドラマ。コンピューターに支配された近未来を舞台に、謎めいた数式を解くため教会にこもって生きる孤独な天才技師の人生が、ある女性との出会いから変化していく様を描いた。世間になじめない天才コンピューター技師のコーエンは、「ゼロの定理」という謎めいた数式を解くことを義務付けられ、ひとり教会にこもって定理の解明を続ける。ある日、パーティに連れていたれたコーエンは、そこで魅力的な女性ベインスリーと出会う。自分と同じく天才と呼ばれるボブとの交流やベインスリーとの恋を通じて、コーエンは生きる意味を知っていくが……。by映画.com

映画を見ていても、上記のような感じではなかった。

極彩色に彩られて映像は個性的。

ベインスリーの設定はぶっ飛んだ面白さ。

でも、設定が回収しきれていないというか、伏せてある部分が「?」な感じで良く分からない。

まぁ、私の読解力が足らないだけなのかもしれないが。

「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」のころの解りやすい話のほうが私は好きです。

日経流通新聞の記事-2015-08-12

2015年08月14日 00時20分08秒 | 思考事
日経MJの記事を時々読んでいるのだが。

もうすでに昨日になってしまったが、とても不愉快な記事を読んだ。
二面だ。

「食卓の未来像 描く」

と、なっているが。

書いてある内容は、大人の世界に「ガキ」が楽しめるようになっている飲食店を褒め倒している。

署名入りなので書いておく。

「ライフスタイリスト 本間美紀」様だ。

読んでいた心底腹が立った。

本間美紀様は、子供が大人の世界に入り込むことが「良い」ことだと喧伝しているらしい。

でも、基本的に子供は、おとなのエリアに入っちゃいけない。

大人には大人のルールがあるからそこに入ってきた子供は大人のルールでは守れないから。

大人は子供のルールには従わない。

だって大人だから。

だから、子供と大人の線を引く。

そして、違ったルールの中で、子供の成熟を待つ。



記事内の例として

「一般的には子供が入れないバーも、ここでは大人と同席できる。高くて座りにくいスツールには、子供が座りやすいように、はしごを付けた。子供扱いするのではなく、「パパと同じ大人の椅子に座っている」ということが。子供に充実感を与える。(中略)「父と息子が隣同士で座り男の秘密を語り合う」(野崎さん)

この(野崎さん)と言う人は「二子玉川ライズにファミリーレストラン「を100本のスプーン」を出店した「スマイルズ」のクリエイティブ本部長らしい。



ほんとに馬鹿だな。

子供がうようよいるところでは酒が不味くなる。

日本のチェーン店の居酒屋が今低迷している原因は明らか。

だって、子供がいるんだもん。

20年前にはチェーン店でも、基本的には、居酒屋に子供はいなかった。

かつては、異性の(同性でもいいけど)同僚を口説き、会社についての360度方向の意見を闘わせ、お互いの価値観について語り合っていたお手頃な場所こそが「居酒屋」だった。

今では夜の10時を過ぎても、あちらこちらに子供がいて、あっちでは子供が泣きわめき、こっちでは無遠慮にこっちのエリアに侵入してくる餓鬼ども。

そんな場に2度も遭遇すれば普通の大人は「あっ、ここは俺の居場所じゃないな」

って思うにきまっている、次の場所を探せる余裕さえあれば。



スツールに足も付かないような子供には、子供の体験をちゃんとさせた方がいいと思うよ。

そんな所に連れていく親は大概、子供の頃に子供らしい体験をさせない親だ。

しかもその店で体験しているのは「偽の大人体験」だし。

私の人生の中で何が悲しかったって言えば信じていたモノが「間違い」「偽物」「嘘」「揶揄=からかい」「未熟」など知らないところで自分の思っていたことと違っていた事に気づけない自分でした。

もしも、私がそのバーに居たら、煙草の煙を吹きつけ、俺のおごりだと言ってそいつに酒をおごってあげ、SEXの話題を続ける。

これは「真実の大人体験」である。




この記事を読んでいて一番いやだったのが、おとな視点がない。

大人を子供のレベルまで下げている。

バーは子供が入っちゃいけない場である。

子供が入れるバーはバーじゃない。

だったら、18禁のAVもそのバーで見せたらどうですか?

無修正のほうがさらに良いと思われ。

そっちのほうが「親子の秘密」をもっと密に出来ると思う。



この世の中は汚い大人の世界で成り立っている。

その中でいかに自分がどう立振舞うか。

それが大人の立ち位置だ。

「クズみたいな似非大人体験」のレストランの宣伝よりも、日々、飢えに苦しむ途上国の子供たちや生活に困窮する難民の子供たちに、その店の価格で出せる物資の供給を考えた方がいいと思うぞ、「ライフスタイリスト 本間美紀」様。

と、言いがかりをつけてみた。

舞妓はレディ

2015年08月12日 12時22分35秒 | 映像事
ちょっと部屋を整理してたら、映画の半券が出てきたのでチェックしたところ記載漏れがあったので追加しています。

2014年9月鑑賞

「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、京都を舞台に舞妓になるために頑張る少女の成長物語を、数々のオリジナルソングが彩るミュージカル仕立てで描いた。舞妓がひとりしかいなくなってしまった京都の小さな花街・下八軒の老舗お茶屋・万寿楽(ばんすらく)に、どうしても舞妓になりたいという少女・春子が現れる。最初は断られた春子だが、そこに居合わせた語学学者の「センセ」こと京野が、鹿児島弁と津軽弁の混ざった春子に興味を示し、彼女が万寿楽にいられるよう取り計らう。かくして万寿楽の仕込み(見習い)になった春子だったが、花街の厳しいしきたりや稽古、慣れない言葉づかいに悪戦苦闘。そしてある日、突然声が出なくなってしまい……。2011年・第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞受賞の上白石萌音が、オーディションを経て春子役に抜てきされた。

映画館のタイムテーブルを検索したら1週間で終了なのかと思った。

まぁ、長谷川博巳さんが出ているだけで、その映画はちゃんとするという確信を私は持っているので観ようと思った。

じゃあ最終日前に観ておこうかと劇場に足を運びました。

早とちりだったが。

シネコンの多くがお客さんの入る映画を優先的に上映するため、緻密な上映時間を組み上げているようで、ネット情報は1週間程度のタイムテーブルしか出さないんですね。



完全に「マイ・フェア・レディ」です。

でも、主人公が「どうしても舞妓になりたい」という心情が解りません。

歴史的には、歌や踊りと売春がセットになっていたようです。

現代では、芸妓さんが売春をしなければならない時代ではないにせよ、売春・SEX関連ではない古典芸能のほうが社会的な地位は高い筈。

お母さんの話も出てきますが、それと絡めればこそそこを選択しないでしょう。

現代の寓話と考えれば、よしとする。

あまり興収も良くなかったようですが、監督には次を頑張ってもらいたい。

トリック劇場版 ラストステージ

2015年08月12日 12時10分05秒 | 映像事
ちょっと部屋を整理してたら、映画の半券が出てきたのでチェックしたところ記載漏れがあったので追加しています。

2014年2月鑑賞


自称・超売れっ子実力派マジシャンの山田奈緒子と石頭の自称・天才物理学者の上田次郎が謎の怪現象に挑み、そのトリックを暴いていく人気ミステリーコメディの劇場版第4作にしてシリーズ完結編。ある日、上田の前に貿易会社社員の加賀美慎一という男が現れる。加賀美は海外の秘境でレアアースの採掘権を獲得したが、呪術を信仰する地元民が立ち退きに応じず、困っているという。彼らが信望する呪術師のトリックを見破ることができれば、研究資金を提供すると持ちかけられた上田は、例によって自称天才マジシャンの奈緒子を誘い、初めて海外へ飛び立つが……。独特の演出で作品の世界観を生み出してきた堤幸彦監督が引き続きメガホンをとり、マレーシアでシリーズ初となる海外ロケも敢行した。 by映画.com

まぁ、安心して観られる監督さんですので…。

話の作りとかも良いと思うんですが、どうしても最後を盛り上げようとする演出ってのがどうも。

邦画だけじゃないけど、最後は「画的にど~~~ん」と作っちまう。



最近観た「フレンチアルプスでの出来事」はその対極にある作りで「重大な事は何も起きない」

が、ドラマになっている。

でも、邦画でそんな企画書は通らないんでしょうね。

シリーズ最終作、お疲れさまでした。

エンダーのゲーム~ Ender's Game

2015年08月12日 11時59分57秒 | 映像事
ちょっと部屋を整理してたら、映画の半券が出てきたのでチェックしたところ記載漏れがあったので追加しています。

2014年1月鑑賞

オースン・スコット・カードが1977年に発表し、アメリカSF界の権威であるヒューゴー賞とネビュラ賞をダブル受賞した名作小説「エンダーのゲーム」を映画化。異星人の侵攻を受けた地球は、衛星軌道上に「戦いを終わらせる者」を育成するバトルスクールを設立し、世界中から優秀な子どもたちを集めていた。一家族がもうけられる子どもは2人までと定められた世界で、禁断とされる3人目の子ども=サードとして生まれたウィッギン家の少年エンダーは、それゆえに冷遇されて育ったが、やがて才能を見込まれバトルスクールに送られる。優秀な成績をおさめ、みるみる頭角を現すエンダーに周囲は「戦いを終わらせる者」として期待を寄せるが、エンダーは戦うことへの疑問と重い宿命に苦悩する。そんな中、最終戦争の時が迫り……。エンダー役は「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールド。監督は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のギャビン・フッド。原作者自らもプロデューサーとして製作に参加している。by映画.com

おそらく話の長さがこれでは収まらないのだろう。

日本の原作あり映画化にありがちな、とにかく原作に準じようとして話しが冗長になった感が否めない。

この映画では

①エンダーの出自と成長
②理想と現実、疑問とあきらめ
③最後の「ゲーム」

途中でゲームの内容が予見されてしまうのは仕方ないが、本で読んだら面白いんだろうなって思った。

十分の面白かったと思う。

捜査一課係長 柳原明日香: 警視庁心理捜査官

2015年08月11日 12時42分15秒 | 読書事
黒崎視音さんです。

柳原明日香シリーズ?は初めてです。

しかも、シリーズ1作目を読んでないし。

心理応用特別捜査官だった吉村爽子さんを登場させるとのことで買ってしまった。



出だしから中盤までは非常に好感。

事件の打ち出し方も、その後の刑事たちの動きも良い。

でも、明日香さんは指揮を執る立場なのでなんか爽快さがない。

後半、爽子さんが登場して以降はご都合主義的な感じ。



「そんなんで人は殺さない」

とか思っちゃう。

ましてや、首を切断する理由にもならない。

またそれをわざわざ移動させて発見されやすくする?

移動途中に発見されたら万事休すでしょう。

アリバイ作りだとか、死亡時間偽装などの理由もないし。

そんなことしないだろう、素人は。



犯人を追いつめた後の展開も「変な味」だし。

最初に大風呂敷を広げた割には尻すぼみ。

ちょっと残念。