>>>>>> ENTER AT YOUR OWN RISK !! <<<<<<

流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

こなもん屋うま子

2013年10月31日 13時28分19秒 | 読書事
田中啓文さんです。

粉の食品をネタにした、ハチャハチャなお話し。

登場人物に「ガッチャマン」の名称が付けられているのですが内容は全く関係ない。

6話目でコーザブローと出ていたのですが、名前を知らなかったので調べてみたら

やっぱり南部博士でした。

それよりびっくりしたのは

「ガッチャマン」とは













科学忍者隊のリーダーの呼称












であるということでした。

「ガッチャマン」は1名限定だったんです。



本の内容から逸脱しましたが…。

ベルク・カッツェも出てくるので、馬子はさしずめ

総裁X

ということ?

ミステリになっていないかも。

見晴らしのいい密室

2013年10月31日 12時16分52秒 | 読書事
小林泰三さんです。

短編集ですが多くがミステリではなくSFです。

見晴らしのいい密室(超限探偵Σ)
 理論にほんろうされた仮想現実論

目を擦る女
 幻想世界のホラー?

探偵助手
 QRコードの使用方法が全く分からない、文鳥探偵助手

忘却の侵略
 量子力学世界観をベースにした傑作SF。この中で一番好きな作品

未公開実験
 タイムトラベルものの漫才みたいな話

囚人の両刀論法
 協調戦略と裏切り戦略、しっぺがえし戦略を織り込んだSF作品

予め決定されている明日
 仮想世界での算盤人ケムロの妄執的SF



SFとは縁が切れてしまったようです。

面白いSFとであえたら…

健康管理

2013年10月27日 08時35分57秒 | 私的事
24日 右手人差し指付け根
26日 完了

健康記録

2013年10月27日 08時32分59秒 | 私的事
21日 左玉

24日 フェイズ2

地獄でなぜ悪い

2013年10月14日 23時41分35秒 | 映像事
監督:園子温 出演:武藤(國村隼)池上(堤真一)ミツコ(二階堂ふみ)公次(星野源)平田(長谷川博己)



やくざ一家の小学生の娘がTVCFで有名になる?って言うところでやくざの家に鉄砲玉が。

対する奥さまは阿修羅の如きで、実刑10年。復帰できる際には映画女優の娘の映画が観たい。

夫の組長は、手を尽くすが失敗し、自ら自主制作を敢行。

娘の恋人に間違われた公次。

映画狂の平田とその仲間。

敵対する池上らとの死闘を映画に撮ることとなり、警察を交えた

銃撃、刃傷、流血、激闘、死闘の末、映画は完成するのか…。



最初のシーンで「友近」さんが出ていたのですが、この映画の中で一番いい演技をしていたと思いました。

本当にびっくりするぐらいの好演でした。

平田役の長谷川さんは「鈴木先生」での高評価もあったのでしょうが、ぶっ飛び具合が強烈で素晴らしい。

武藤役の國村隼さん・池上役の堤真一さんは認識しながら観たのは初めてでしたが、しっかりしたいい演技でした。

二階堂ふみさんは合格としても、幼少時のミツコ(役の女優さん名不明)さんはとっても輝いて素敵です。

いつかは別の映画で逢えることを願っています。



ストーリーもぐちゃぐちゃだし、話も変。

でも、観ていて楽しい、アングラ系な映画の一つ。

アメリカや日本のメジャーには無い「自分さえよければ」的なこだわりが伝わってくる、映画好きな人にはお勧めできる一本です。

70点かな?



追伸
映画の最初と劇中随所に歌われる「歯磨きの歌」はインパクトありで今でも口ずさめます。
また、お金を払って観た映画の中で、最前列で観たのは初めてでした。最低3つ4つ後ろで観たいものだと実感しました。

タイピスト!~POPULAIRE

2013年10月13日 22時22分05秒 | 映像事
1950年代の働く女性の人気職業=秘書。

その職に就いた田舎娘のローズ(デボラ・フランソワ)と保険会社のオーナーのルイ(ロマン・デュリス)。

密かな下心と非日常性を求めたルイの方針でタイプ早打ち大会での勝利を目指す二人。

フランス大会での勝利を収め著名人になるローズ。彼女のために身を引くルイ。

そしてNYで行われるタイプ早打ち大会でのチャンピオンとの対戦は?

っていう内容です。

監督:レジス・ロワンサル



フランス映画です。

イメージ的には、「マイ・フェア・レディ」のフランス版って感じ。

劇中にもオードリー・ヘプバーンの写真とか出てくるし、意識していることは明白。

POPなラブコメディなんですが、全編が「CANDY POP」「CUTE&PRETTY」に満ち満ちていたら評価は90点くらい。

この映画で唯一、どうしても許せないのが

「ローズとルイとのラブアフェア」

ほとんどがアメリカの小学生に見せても全く問題がないストーリー・絵柄・社会背景。

なのに

なんで、

なんで!

なんで!!

デボラ・フランソワさんの乳首までさらさなきゃいけないの?

日本だったら、寸止めですよ。

アメリカで公開される前提ならカットかPG13くらいでしょう。

絶対的に入れなきゃいけないシーンでもないし、寸止めで次のシーンに入った方がよっぽど爽快なのに。

もしかして、フランスでは「それ」で興行数が伸びるのでは?とか勘ぐっちゃいました。



後、気付いたのは、女優のみなさん、足首が太いのと脚は健康的に太い。

アメリカ・日本の女優さんは概ね足を細く見えるように撮っていらっしゃるよう。

この辺にもフランス映画の異質さが感じられました。



採点は85点。

あのシーンがなきゃ90点!



追記:最近批判された某日本のアニメでも話題になりましたが、過去の時代を背景にした映画にはやたらと喫煙シーンが多い。
でも、当時の世相を描く必然を考えると煙草の文化なので、それを削って描くこと自体が過去の否定やねつ造、歪曲につながる。
それによってPG指定されたり、成人指定されても表現者は胸を張って表現すべきだと思う。

クロニクル~CHRONICLE

2013年10月13日 22時04分42秒 | 映像事
錦糸町では2週間限定での公開でした。

しかも1,000円という価格。

監督:ジョシュ・トランク 出演:デイン・デハーン、アレックス・ラッセル

内容は、

根暗な高校生が自分をヴィデオ撮りし始め、知り合いの二人とひょんなことから(ほぼ死語に近い)サイコキネシスの力を得る。

超能力を使い、暗かった学園生活から抜け出せそうだったが、優等生の死から徐々に逸脱し始め、最後は末期的な破壊者と化す。



アメリカの高校生って今でも「プロム」とか通過儀礼なのかなぁって思う部分もあるが、観ていて思ったのは、やっぱり、

「キャリー」ブライアン・デ・パルマ監督作の影響。

今作の俳優の一人は、デ・パルマのリメイクの「キャリー」にも出演しているようだ。

CGによる映像は見事ではあるし、どこまでが現物でどこまでがCGなのか、見分けが付かないほど技術のレベルはアップしている。

しかし、私が見たいのは、ストーリーでありドラマである。

映像のちゃちさとストーリーのちゃちさだったら、絶対にちゃちなストーリーは選ばない。

飛んでるストーリーはいけることも多々あるが…。

今回はストーリーも概ねイケてた。



今回は65点くらい。

一応人には「見ても良いんじゃない」レベル。