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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

修復

2017年03月28日 08時51分44秒 | 私的事
3か所修復。

2週間かからず。

双月高校、クイズ日和

2017年03月28日 00時38分29秒 | 読書事
青柳碧人さんです。

知らなかった。

途中まで読んでいて「あれっ」って思ったけど。

これは、









ミステリじゃなかった。

確かに、裏表紙には「文科系青春小説」とはっきり明記されている。

面白く読めたからいいけど。

しかもこれは、青柳さんの「最初の小説本」らしい。

一般的には、主要登場人物の中で「リーダー」が一番好評らしい。

私は何と言っても「葉山ナツキ」一押しです。

チャンネルファンタズモ

2017年03月28日 00時28分36秒 | 読書事
加藤実秋さんです。

表紙で猫を主体にしたほっこり系の話かと思いきや、スラップスティックコメディでした。

加藤さんの青春時代?に流行ったものを一斉に詰め込んだ感満載です。

なので若い読者には、奥深い面白さまでは共有できないでしょう。



4羽の連作短編集です。

最後に、主人公がニューヨークへ旅立とうとする場面で終了なので、続編があるかと思いきや、2009年初出版からいまだに出ていないようです。

残念。


オイディプスの檻 犯罪心理分析班

2017年03月28日 00時21分23秒 | 読書事
佐藤青南さんです。

著者の「エンマ様シリーズ」以外で初めて読みます。

アスペルガーとサイコパスと普通の警察官がチームを組んで、シリアルキラーを追う話。

話の進展もキャラクタも特徴的で面白い。

細かい矛盾は目を瞑るとして。

富樫倫太郎さんのSRO以来のシリアルキラーもので楽しめました。

ぜひ2作目もお願いしたい。





研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者

2017年03月28日 00時00分36秒 | 読書事
喜多喜久さんです。

これは、あの「STAP細胞」騒動を基に書かれたフィクションです。

2014年に出版されているのであの事件のすぐあと、松岡圭祐さんの水鏡推理2よりも遥か前に書かれています。

この作品は、主人公はほとんど何もしないまま本の半分近くまで進んでいきます。

そして、表題にもある二神冴希さんは155ページまで出てきません。

370ページの本なのに。

おそらく出版社に要請されて仕方なく書いたんじゃないかなって気がするんですが。

もし、意気揚々と書いていたのなら、今作はとんでもない駄作で決定です。

ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻

2017年03月27日 23時49分17秒 | 読書事
佐藤青南さんです。

エンマ様シリーズ5冊目です。

4話の短編集ですが、1作目の設定は目新しいアプローチで斬新だ。

いままでは、容疑者が如何にボロを出すかだったのが、今回は容疑者が知らず、実行した人物が死んでいる。

知らないものは同追及しても知らない。

楯岡さんの腕の見せ所もないのだが…。



鮮やかな結末でした。

また、今までは完全に1話完結だったのが今作は、連作になっていて最後まで関連性がある。

だからと言って面白くなっているわけではない。

次にも期待。


タイムスリップ釈迦如来

2017年03月27日 23時39分22秒 | 読書事
鯨統一郎さんです。

シリーズ3作目か?

今回は、インドへGO!です。

相変わらずのこじつけですね。

でもそれが心地よい。

それこそが鯨節。



釈迦がゲイだったとか、悟りを開いていなかったとか、何でもあり。中でも、

職業を聞かれて「ダイバーだった」と答えたら、釈迦の弟子の「提婆達多(ダイバダッタ)」になるくだりは本書で一番好きです。

後半は、老子やソクラテスまで弟子にしてしまうというパラレルワールド。

ばかばかしくって後に残らない、こんな鯨ワールドも私は好きです。


天久鷹央の推理カルテV 神秘のセラピスト

2017年03月27日 23時17分51秒 | 読書事
知念実希人さんです。

このシリーズもいよいよ5冊目。

今回も快調です。

プロローグで相変わらずの揺さぶりをかけています。



このシリーズの良いところは「専門的な医学知識」が事件の決定権を握っていることだろう。

わからなくとも「へぇっ」っと思ってしまう。



他の小説では、

そんな犯行の痕跡残して日本の鑑識が騙されるか?

とか、

そんな理由で人殺すか?

とか、我々が何と無く想像できる範囲で少しでも疑わしいことがあったら「それっておかしくねぇ?」ってなる。

だが、専門分野で「そうです」と言われたら「はい、そうですか」と言わざるを得ない。

だから最近多くなっているのが、

「サイコパス」
「シリアルキラー」
「サヴァン症候群」
「アスペルガー症候群」

ではないですか?

厳密な定義はわからないので、

「○○だから」

と、言われれば反論できない。

今後もこの分野は増えていくこと間違いなしです。

いわば、指紋鑑定のない時代に「指紋とは完全に個人を特定できるものだ」とか

DNA分析がない時代に「人体のほとんどのものからDNAが検出でき、個人を特定できる」レベルでしょう。

いわれたら、「へぇ、そうなんだ」としか言えないですから。

でも、今作は、小説としての面白さは私は感じています。

次も読みます。

退出ゲーム

2017年03月27日 23時00分54秒 | 読書事
初野晴さんです。

初めて読む著者です。

どこかで「ハルチカ」って聞いていたような気がしていたんですが、これがそうとは思ってもいませんでした。

4話からなる連作短編集です。

冒頭、いきなり

「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない。」

から始まります。

が、

その内容がこの間で語られることはほんのわずかです。

シリーズもので現在6冊ほど出ているので、この主張はどこかで回収されるのであろう。



表題作が、何かのミステリの賞の候補作になったらしいが、読んでいるうちは気にならなかったが、読後に、

推理の裏付けが披露されていない、ことに気付いた。

確かに、準備をしている間にハルタ君はいろいろ奔走したようだが、読者には一切開示していない。

なので、本格ではない。

ライトノベル認定です。

かといって面白くないかと言われれば、そんなことはない。

次も読もうかなっていう気にはさせます。

でも、





アニメ版のハルタ君とチカちゃんのビジュアルには吃驚。

私が読んだ小説のイメージとこんなに離れているとは。

まだ、文庫版のイラストのほうが近い。

アニメから入って小説読んだら厳しいんじゃないかな?

浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ

2017年03月27日 22時52分31秒 | 読書事
青柳碧人さんです。

いよいよ、浜村渚もシリーズ78冊目です。

今回も、立ち位置が初期の「黒い三角定規」からずれて「旧・三角定規メンバー」のキューティー・オイラーが寝返ってます。

武藤さんの過去がちょっとずつ解明され、そっち方面に話の比重が移っていきます。

今回は4話ですが、あまり感動的になれる話はありません。

が、相変わらずの蘊蓄にはうならされてしまいます。

また、次作に期待。

判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件

2017年03月27日 22時30分02秒 | 読書事
青柳碧人さんです。

著者の「浜村渚」シリーズ以外に最初に読む本です。

設定が、裁判員制度のTV公開化によってショウ化された時代を基に物証を基に推理して殺人の推理劇です。

アイドル・裁判員・殺人事件という異質なものをうまく融合させて、しかも希望の見いだせるエンディング。

結構お勧めします。



ただし、本格推理的には及第点とはなりません。

現代の日本の警察捜査は、他殺と自殺、凶器の判定はかなりの精度があるそうですので、凶器を間違えることはないでしょう。

水鏡推理6 クロノスタシス

2017年03月27日 22時19分21秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

シリーズ6冊目です。

なんか、やっと、講談社に慣れてきたような。



所属部署も変わり、経験も多くなって、瑞希さんの行動・立ち居振る舞いにも変化あり。

現実の時間と小説内の時間がリンクしているようなので、人間の成長にも焦点を当てて描いていることも事実です。



今回のネタは「過労死」です。

その分、大きな驚きとかギミックも減り、小粒感は否めません。

ただ、悩んでいた章の終わりから次の章のオープニングで「すべて」が明らかになってしまう点があまりにもご都合主義。

ここの点について細かい検証はしなくていいの?

って思っちゃう。

無法地帯 幻の?を探せ!

2017年03月27日 22時06分49秒 | 読書事
大倉崇裕さんです。

今回は「マニア・オタク」に焦点を絞ったミステリです。

出てくる登場人物のほとんどが、マニア・オタクです。

途中まで、ミステリとしても上々ですが、後半はそっち方面に偏重していきます。

場面転換も多く登場人物も多いので、時々設定を忘れてしまっていますが、テンポもよく活劇もありで読ませてくれます。

理詰めのミステリではないですが、まずます楽しめました。

さくらだもん! 警視庁窓際捜査班

2017年03月27日 21時56分32秒 | 読書事
加藤実秋さんです。

新シリーズらしい。

軽い内容で、似鳥鶏氏の「戦力外捜査官」を彷彿とさせます。

6話からなる連作短編集です。



相方の刑事が、さくらの推理で上役から実績として認められていく展開で最後にはインターポールです。

まぁ、この後どうなるかはわからないですが…。.

謎好き乙女と壊れた正義

2017年03月27日 21時51分31秒 | 読書事
瀬川コウさんです。

2作目になります。

前作とは違い、学園祭の1日の様子を、ミステリアスに物語っています、

が。

推理ではありません。

考証のない物語世界≒ライトノベル、が、私のライトノベル定義なのですが、

これはライトノベルなのでしょうね。

理詰めの推理ではありませんから。

話としては、まぁまぁ面白いです。