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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

特等添乗員αの難事件Ⅱ

2012年11月27日 14時14分20秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

続きです。

一応ここで完結してます。

が、新シリーズで出てきてほしいものです。

最後の壱条家の対応は明らかに間違っていると思う。

万能鑑定士が映画化されるらしいが期待度は…

特等添乗員αの難事件I

2012年11月27日 13時48分11秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

万能鑑定士Qの短編集Ⅰの中のひとつに添乗員さんが出ていたので買いました。

感想は













面白い





です。

矢鱈と

「ラテラル・シンキング」「チート」「水平思考」と出てくるが、特異な事じゃない。

心理学クイズや裏技的テクニックの羅列でもある。

「小悪魔」の記述もあるが、小悪魔振りなど微塵も感じない。

どこにも記載は無いけど、物語は「マイ・フェア・レディ」の換骨奪胎である。



ストーリーが良く、主人公の成長を促す設定もよい。

読んで元気の出る作品でした。

もう一人の私

2012年11月27日 13時41分01秒 | 読書事
北川歩実さんです。

この人も初読です。

裏表紙の惹句に惹かれて買ったが、私の好みのテイストと少し違う。



読後のWANDERがいまいちでした。

悪くは無いんですが、のめり込めない感じ。

次は「天使の歌声」です。

万能鑑定士Qの短編集Ⅰ

2012年11月27日 13時18分42秒 | 読書事
松岡圭祐さんです。

最初は文庫の表紙が少女趣味っぽくて敬遠していました。

また、松岡さんの根前は「千里眼」で知っていましたが「鑑定」を「霊能」と勝手に読み違えていて、ホラー系名作家だと勘違いしていました。

ためしに読んでみたら、「私が読みたい本」の中に入っていました。

シリーズが多いので飽きるかもしれませんが読める作家が増えたのはラッキーでした。







この本はお勧めです。

大きな森の小さな密室

2012年11月18日 07時28分54秒 | 読書事
小林泰三さんです。

「完全・犯罪」を読んではいました。

が。



この短編集は

私が読みたい本

じゃ無かった。



悪くはナインだけどね。

次回予告

2012年11月15日 23時59分53秒 | 私的事
万能鑑定士Qの短編集I 松岡圭祐さんです。



2篇読みましたが癖も無く私好みの内容でした。

所謂食わず嫌いでした。

しかもちょっと勘違い。

あと2カ月くらいは読む本が確保できました。

赤い月、廃駅の上に

2012年11月15日 23時49分27秒 | 読書事
有栖川有栖さんです。

有栖川さんのミステリ以外の著書はエッセイなどありましたが「ホラー」は初めてでした。







大して面白くなかった。





火村さんのシリーズとかに比べると、華が無いというか光ったものが無い。

本格はネタが固まっていれば何とか格好がつくが、それ以外の分野って、諸々の要因が確実に小説としての評価に影響するような気がする。

時代や流行、時事ネタなんかが…。

ホラー好きではないのでなんとも言えないが、今の科学に即したホラーって言うのは人間の個々の内部の描きようしかないのかもって思った。



私にとっては、怖くも深い趣も感じられないホラー集だった。

顔の無い男

2012年11月15日 23時39分44秒 | 読書事
北森鴻さんです。

最初手に取ったとき、読んでない筈だ、と思った。

読んでみて

あれっ、読んだかも?

しばらく読んで、

話が初めて過ぎる(意味をご理解していただきたい)。

最後まで読んで、







話の中に読んだ記憶は全く無いが、なんと無く読んでいた筈だという感触がある。




うぅ~ん、どこまで落ちるんだ、私の記憶は…。

辛い飴

2012年11月15日 23時25分56秒 | 読書事
田中啓文さんです。



解説や書評では「渋い夢」が高評価らしい。

私はタイトルの「辛い飴」を一押しです。

しかしながら、タイトルは駄目ですね。

全くの初心ではこのタイトルと装丁では本を買いません。

ちょっと損をしている本です。

内容はしっかりと本格ミステリになってます。

第3弾も出ているようですが、文庫になっていません。

これは一年待とうと思います。

落下する緑

2012年11月10日 01時13分56秒 | 読書事
田中啓文さんの「笑酔亭梅寿謎解噺」シリーズ以外の2冊目に読んだもの。

ジャズの薀蓄満載の短編集です。

そして、氏の記念すべきデビュー作でもあります。



完全にホームズ型の構成です。

中年のジャズトランペッターの「私」がワトソンで、永見緋太郎さんがシャーロック。





統一テーマで表題を作ると数が多くなると苦しくなるよね。

基本的にはジャズ版「笑酔亭梅寿謎解噺」っていうより、こっちのほうが先だから、これを基に展開したのが「笑酔亭梅寿謎解噺」っていう装い。

共犯マジック

2012年11月02日 12時13分10秒 | 読書事
北森鴻さんです。

初めは書下ろしでの企画だったらしいが。

連作短編集です。

フォーチュンブック自体がなんとなくそぐわないし、読んでいてあまり面白くは無かった。

北森さんにしては底が浅いというか、変にこじつけられている様で…。

3つの事件を一まとめに「しなければならない」意図が読み取れない。

無理が通れば道理が引っ込む。