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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

占い師はお昼寝中

2014年04月30日 15時08分49秒 | 読書事
倉知淳さんです。

比較的初期の作品らしいのですが。

よんでいて「猫丸先輩」との違いが解りません。

けなしているのではなく。

美衣子さんをフューチャーしたものも読んでみたいものです。

でも、もう書かないと思うけど。



アコギなのかリッパなのか: 佐倉聖の事件簿

2014年04月30日 14時40分37秒 | 読書事
畠山恵さんです。

実は以前1度買っていたのですが、読まないまま置き忘れてしまい、再度購入してみたものです。

畠山さんは「しゃばけ」シリーズで有名らしいですが、時代物は嫌いなので読んだことがありません。

読んだのは「とっても不幸な幸運」だけです。

今回のは、連作短編です。

「五色の猫」
「白い背広」
「月下の青」
「商店街の赤信号」
「親父とオヤジとピンクの便箋」

と、色で作品をまとめてあります。

って書きましたが、解説を見るまで気づきませんでした。

満足度は中程度。

中学生の弟の養育って言う時点で現実離れも甚だしい。

商店街の話は、無理がありすぎで「?」でした。

コンビニは商店街の会に大抵入っているのを知っているのでなおさらです。

現代の日本でそんなことはないだろう。

龍臥亭幻想(下)

2014年04月30日 14時35分35秒 | 読書事
続きです。



今回島田さんは、恐らく

消えた死体が数ヵ月後に割れた地面から出てきたことの方法を見せたかったのでは?

そのための伏線としての、武士の成敗であり、閉ざされた雪山なのでしょう。

また、死者を鎧に入れての復活も奇想ではあるが、解決の説得性が非常に低い。

今回も、残念なお話でした、私には。

龍臥亭幻想(上)

2014年04月30日 14時25分59秒 | 読書事
島田荘司さんです。

前回は、こきおろした「龍臥亭事件」でした。

今回はその8年後らしいです。

で、事件は、30人殺しよりも前の事件を再現するかのような、片足の武者が悪を成敗する伝承に絡めています。

昔話で半分くらい進んで、数ヶ月前に行方不明になった巫女さんが、地震とともに発生した地割れから発見される。

しかも両肩から腕を切断されている。

以下、戦時中に怪しい研究をしている葬儀屋さんや、不義密通を成敗された寓話など徒然です。



以下に続く







カラット探偵事務所の事件簿 2

2014年04月30日 13時57分52秒 | 読書事
乾くるみさんです。

1巻に続き再読です。

やっぱり忘れてました。

小麦色の誘惑
昇降機の密室
車は急に…
幻の深海生物
山師の風景画
一子相伝の味
つきまとう男

の7話です。

1巻を読んでいてもいなくとも楽しめる構造です。

って言っても、読んでない人は「?」でしょうが。



それよりも。

1巻を読んでいる人用にと思うが、文庫の表紙絵が「奥の手」をさらしています。

1巻を読んだ後に1巻の表紙を観たら「!」だったので。



全体的に明るくユーモラスな短編なのですが、山師の風景画だけテイストが違っているのは何故なのでしょう?

カラット探偵事務所の事件簿1

2014年04月18日 22時45分07秒 | 読書事
乾くるみさんです。

6つの短編集です。

再読になります。

読んだのはおそらく1年半くらい前だと思います。

でも、「卵消失事件」「三本の矢」「兎の暗号」「別荘写真事件」「怪文書事件」「三つの時計」と、6つの話のうち、何となく覚えていたのは、卵消失くらいで、三本の矢は「アレっ」、別荘は「そう言われれば」、三つの時計で「そんなこともあったかなぁ」くらいの記憶欠落状況です。

どの話も、嫌味がなく読後感も良い捻りのきいた話です。

で、

当たり前のように、





ええ~





と言わせる仕掛けがあります。

最初の話から、ところどころに「?」というにおいは感じていたのですが…。

映画化されないことだけを望みます。

ダラス・バイヤーズクラブ~Dallas Buyers Club

2014年04月18日 22時27分59秒 | 映像事
80年代物です。



まだ、AIDSが今のレベルまで世間に浸透していない時代(今でも無知・偏見・差別は当然ですが)。

コカイン中毒の電気工が、ある日AIDSを発症。

医師からは余命30日と下され、違法に試験薬を入手し延命を図る。それでも改善せず、メキシコに渡り一命を取り留める。

しかしそこで投与された薬はメキシコでは認可されているがアメリカでは非合法。周りからも根拠のない同性愛者として差別される。

そこで、同様の境遇の患者に対して、アメリカで非合法の薬を「クラブ」扱いで摂取できるように世界を奔放。

幾多の命は救われたが、最終的には裁判で…


主演のマシュー・マコノヒーって名前は聞いたことがあるが、観た記憶のない俳優さんでした。

一番目立たない、ロンを助ける女医さんが印象的でした。

最後までロンと距離を置くその現実性が良いです。

映画の途中、クラブに入会希望の若くてかわいい女性(ロンにすぐにヤラレテしまう役)がかなり印象的でした。

何年か後に、名声を博せればよいのだけど。

ロボコップ~ROBOCOP

2014年04月18日 22時09分28秒 | 映像事
久しぶりのロボコップ。

しかも、リメイク。

話も第一作を踏襲しているとのことで、期待はしていなかった。

が。

意外とよかった。



1作目が、衝撃とヴァイオレンスで問題提議の80点だとしたら、

今作は、丁寧に作られた、社会派エンターテインメントで70点。



最初はまだるっこい。

ロボコップが黒いのも?

完全な悪がいないのも?

ただ一つの作品としては十分な力作だったと思う。

次回予告

2014年04月18日 21時57分14秒 | 思考事
おそらく。



落ち着いたころ。



韓国は非難するであろう、日本のことを。



あの、船が、日本製だったという、それだけのことで。



自分たちのことを省みずに。



亡くなった方へは、えいめん。

シック・クアトロ

2014年04月11日 01時06分09秒 | 思考事
昔。

25年以上前だと思いますが。

シッククアトロを初めて使いました。

ガードワイヤー付きの剃刀に、思わず

「なんじゃ、こりゃぁ~」

でした。

その後もずっと、シックのクアトロ=4枚刃を使っていたのですが、主戦場は5枚刃になりました。

シックで来ていたので、ハイドロ5を購入したのですが、結果は、

う~ん、何故ワイヤーをやめたの?

の一言です。

で、

ライバルの、ジレットのフュージョン・プログライドを買いました。

良い、

凄く良い。



と、思ったのですが、

ちょっとした隙に斜め滑りして、出血する。

フュージョン・プログライドもやっぱりワイヤー無しなんだよね。


ひげの濃い人にとってはワイヤーは

「目から鱗」


何で5枚刃だとワイヤーを無くさないといけないんだろう?

で、もって。

シックのクアドロに戻りました。

通販で、ホルダと替刃を一年分買いました。

最初、昔使っていた、振動型のホルダーに似ているなって思ったのですが、



実は、これ。

振動型のホルダーだったんですね。

久しぶりに、



スイッチオン。



いや~、肌への負担が少ない。

ぐっじょぶです。

龍臥亭事件〈下〉

2014年04月09日 21時45分36秒 | 読書事
島田荘司さんです。

「上」を読んで、ちょっと嫌な感じがしていた。

風呂敷を広げ過ぎだろう。





下巻は、龍臥亭での事件よりも「津山30人殺し事件」の語りでほぼ終わっており、上巻で提示した謎も安易に片づけられている。

上下巻にせず、津山事件を元に1つ、見立て殺人を元に龍臥亭を書けばよかったのに。



初めて触れる、島田荘司さんの駄作でした。

上巻での女性の殺害方法も動機も、薄っぺらい。

犬坊一男殺しは、さらにそんな理由?って言うくらいのレベルで殺されている。

すべてがご都合主義と、辻褄を合わせようとしているだけ(実際には合っていない)の破たん小説です。

気になった点だけでも。



一度発射された弾丸がカ役なしに高速で飛ぶことはない。
どんなに精密に設定しても、跳ね返った弾道は、同じ軌道は通らない。
幾ら暗い中でも、外殻が解るなら、眼や鼻の影は見える筈。
里美の兄の行動が不審の割には全く描かれていない。



津山事件を、島田荘司流にフィクションで描いたもののほうがよっぽど読みたい。

エウロパ~Europa Report

2014年04月09日 21時26分10秒 | 映像事
最新の調査により、木星の衛星エウロパの地下に水があり、生命が存在する可能性が報告された。地球外生命の発見のため民間企業で6人の男女混成チームを組み調査を開始する。しかし、宇宙船は故障し、地球との通信ができなくなる。一人、また一人と減っていく状況の中で、6人の宇宙飛行士たちは調査を進めるが……。

監督:セバスチャン・コルデロ 出演: シャルト・コプリー クリスチャン・カマルゴ アナマリア・マリンカ ミカエル・ニクビスト ダニエル・ウー

出演陣の誰の顔も名前も知らないのですが…。

ゼロ・グラビティも観たのですが。

前半~中盤は、可もなく不可もなく。

後半になると、原題のEuropa Reportの意味も解るようになるが。

最期はちょっとなぁ。





水がある。は、OK。

こけ?がある。も、OK。

でも、すべては、原始の生命体でしょ?

そこにいきなり「アレ」はないでしょ。



あれだけの大きさの生物を生かそうとしたら、とんでもない量の餌が必要。

少なくとも調査領域では、そんなに大量の「生命体」は見つかっていない。

また「光っていた」が、基本、氷の下の低温で生活していて「光る」必然性はない。

最後の最後で「アレ」が出て、映画の評価が一気に落ちました。