太田忠司さんです。
雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー byAmazon
これは事件簿なのか?
おそらく事件簿ではない。
小説としては嫌いではない。
主人公の病気(=敢えて病気と書く)がすべての行動を制限し、個性となって語られている。
一方のヒロインは、なぜ主人公に好意を寄せるのかが分からない。
次の展開でそれが語られるのかもしれないが、主人公は決して一般的に好ましい人物ではない。
対比のためだけのヒロインならそんなものはいらないような気がする。
雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー byAmazon
これは事件簿なのか?
おそらく事件簿ではない。
小説としては嫌いではない。
主人公の病気(=敢えて病気と書く)がすべての行動を制限し、個性となって語られている。
一方のヒロインは、なぜ主人公に好意を寄せるのかが分からない。
次の展開でそれが語られるのかもしれないが、主人公は決して一般的に好ましい人物ではない。
対比のためだけのヒロインならそんなものはいらないような気がする。