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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

レストア: オルゴール修復師・雪永鋼の事件簿

2017年02月10日 22時57分41秒 | 読書事
太田忠司さんです。

雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが…(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー byAmazon



これは事件簿なのか?

おそらく事件簿ではない。

小説としては嫌いではない。

主人公の病気(=敢えて病気と書く)がすべての行動を制限し、個性となって語られている。

一方のヒロインは、なぜ主人公に好意を寄せるのかが分からない。

次の展開でそれが語られるのかもしれないが、主人公は決して一般的に好ましい人物ではない。

対比のためだけのヒロインならそんなものはいらないような気がする。

まほろ市の殺人 春―無節操な死人

2017年02月10日 12時42分51秒 | 読書事
倉知淳さんです。

祥伝社の書き下ろし400円文庫第3弾、だそうです。

「人を殺したかも知れない…」真幌の春の風物詩「浦戸颪」が吹き荒れた翌朝、美波はカノコから電話を受けた。七階の部屋を覗いていた男をモップでベランダから突き落としてしまったのだ。ところが地上には何の痕跡もなかった。翌日、警察が鑑識を連れどやどやとやって来た。なんと、カノコが突き落とした男は、それ以前に殺され、真幌川に捨てられていたのだ。 byAmazon

何となく西澤保彦さんのタック&タカチシリーズ風味でした。

結末も含めて。

まぁ、無理があるけど面白かったかな?、と思っていたら。
































じつは、本を買って読むのが2回目だったようです。

2012年の2月10日に読んだって書いてありました。

さっき、カテゴリーを間違って投稿しているものを整理しているうちに気付きました。

読了後も全く気づきませんでした。

どれだけ記憶が欠落しているんだ、俺。

櫻子さんの足下には死体が 埋まっている 謡う指先

2017年02月10日 11時42分55秒 | 読書事
太田詩織さんです。

シリーズ7作目になります。

粘着具合が気になります。

話の展開に無理があるし。

あんまりミステリしていないし。

そろそろ幕を引いたほうが良いのではって思ってしまう。

魔女は月曜日に嘘をつく2

2017年02月09日 00時57分55秒 | 読書事
太田詩織さんです。

シリーズ2作目です。

北海道のハーブ園に住む自称魔女の卯月杠葉は、他人の感情と嘘を見抜く力を持っている。彼女の下で働く俺は、訪れるお客の抱える悩みを解くことになり……。「櫻子さん」シリーズ著者のキャラミステリー。今回も北国の美味と謎があふれています。
byAmazon



はっきり言って、上記のAmazonの「内容紹介」は、的外れです。

ただ単に、卯月杠葉さんの独善に主人公の俺が振り回されるだけで救いのない話になっています。

後半にはパトロンも出てくるし。

これではエロ小説になり下がりかねません。

このシリーズのAmazonでの書評も、ピントのズレたものが多いし。

3巻は余程もご縁がなければ読まないと思う。

魔女は月曜日に嘘をつく

2017年02月09日 00時37分09秒 | 読書事
太田詩織さんです。

著者の2シリーズ目です。

北海道は江別市にある「フクロウの丘」。緑豊かなこのハーブ園に住む「魔女」それが卯月杠葉だ。可憐な容姿に反して大の人嫌いの彼女には、感情や嘘を見抜く力があった。ある事情から魔女の下で働くことになった俺は、今日も秘密を抱えたお客を迎える。ココロゆさぶるキャラミステリ。 byAmazon



櫻子さんの設定は無謀ではあるが、許容範囲だ。

だが、今作は難しすぎる。



主人公の卯月杠葉さんは、社会から孤立している。

おそらく、アスペルガーか行動心理学のスペシャリスト(学者じゃなくて独学)の設定のようです。

もしくは両方を絡めているのか?

この設定は、最近のミステリっぽい小説にはよく使われます。

他者とのコミュニケーションが苦手とか、鋭い洞察力とか、そのまんま「シャーロック・ホームズ」できますからミステリには好都合。

が、

作者が上手く使わないと、空回りする主人公が、ストーリの中でも空回りし、読者に伝わらない。

今作はその典型なのかも?

おまけにトランスジェンダーまで登場させているし。

大風呂敷を広げると収束は難しい。

ザ・コンサルタント~THE ACCOUNTANT

2017年02月07日 13時59分13秒 | 映像事
「アルゴ」のベン・アフレックが、凄腕の殺し屋の顔を持つ謎の会計士を演じたサスペンスアクション。田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフには、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切り、年収10億円を稼ぎ出す命中率100%のスナイパーというもう一つの顔があった。そんなウルフにある日、大企業からの財務調査の依頼が舞い込んだ。ウルフは重大な不正を見つけるが、その依頼はなぜか一方的に打ち切られ、その日からウルフは何者かに命を狙われるようになる。アフレックが主人公ウルフを演じるほか、「マイレージ、マイライフ」のアナ・ケンドリック、「セッション」のJ・K・シモンズらが出演。監督は「ウォーリアー」「ジェーン」などを手がけたギャビン・オコナー。
スタッフ

監督
ギャビン・オコナー
製作
マーク・ウィリアムズ
リネット・ハウエル・テイラー
製作総指揮
ギャビン・オコナー
ジェイミー・パトリコフ
マーティ・P・ユーイング
脚本
ビル・ドゥビューク
撮影
シーマス・マッガーベイ
美術
キース・カニンガム
衣装
ナンシー・スタイナー
編集
リチャード・ピアソン
音楽
マーク・アイシャム

キャスト

ベン・アフレック:クリスチャン・ウルフ
アナ・ケンドリック:デイナ・カミングス
J・K・シモンズ:レイモンド・キング
ジョン・バーンサル:ブラクストン
ジョン・リスゴー:ラマー・ブラックバーン
シンシア・アダイ=ロビンソン:メリーベス・メディナ
ジェフリー・タンバー:フランシス・シルバーバーグ
ジーン・スマート:リタ・ブラックバーン

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作品データ
原題 The Accountant
製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 131分
映倫区分 G

by映画.com


予告編も観ておらず、何となく評価も高いし行ってみた。

もうちょっと二転三転するかと思いきや普通に落ち着いていた。

最後の方の彼との出会いのご都合主義は鼻白んだ。

B級アクション映画だと思えば「グッジョブ!!」

人魚姫~美人魚:Mermaid

2017年02月07日 13時42分13秒 | 映像事
「少林サッカー」「西遊記 はじまりのはじまり」のチャウ・シンチー監督が、人間界と人魚界という異なる世界に住む男女のロマンスを描いたファンタジー作品。若き実業家リウは香港郊外の美しい自然保護区域を買収し、リゾート開発計画のため海を埋め立てるプロジェクトを進めていた。この計画をなんとか阻止するべく、この海で暮らす人魚族はリウの暗殺作戦を決行。人間に変装させた人魚のシャンシャンをリウのもとへと送り込むが、シャンシャンとリウは互いに惹かれあい、恋に落ちてしまう。主人公の人魚姫・シャンシャン役をオーディションで12万人の中からチャウ・シンチーに大抜擢された新人女優リン・ユンが演じる。

監督
チャウ・シンチー
脚本
チャウ・シンチー
製作
チャウ・シンチー

キャスト

ダン・チャオ:リウ
リン・ユン:シャンシャン
キティ・チャン
ショウ・ルオ

作品データ
原題 美人魚 Mermaid
製作年 2016年
製作国 中国・香港合作
配給 ツイン

by映画.com



「少林サッカー」は私の観た映画の中でも「面白い映画」に括られる。

今作もチャウ・シンチーらしさ全開であり面白い。

こういう面白さはもはや日本映画では見ることができないのだろうか?

「小鳥を愛した容疑者」の文庫本が5000円もするのはなぜか?

2017年02月07日 13時26分42秒 | 思考事
さっきAmazonを見ていたら、昔読んだ大倉 崇裕さんの

「小鳥を愛した容疑者」講談社文庫の価格が\4,938だった。

すべて中古。

絶版になったのかもしれないが、探せば「BOOKOFF」等の古本販売の店舗で簡単に見つかりそうなものだが。

なぜそんなプレミア価格に…。