>>>>>> ENTER AT YOUR OWN RISK !! <<<<<<

流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

オール・ユー・ニード・イズ・キル~Edge of Tommorow

2014年07月10日 23時58分51秒 | 映像事
7月4日のアメリカ独立記念日に見に行ってきました。

日にちは関係ないけど。

監督:ダグ・ライマン 出演:トム・クルーズ:ケイジ エミリー・ブラント:リタ ビル・パクストン:ファレウ曹長 ブレンダン・グリーソン:ブリガム将軍

戦闘経験の全くない広報担当の士官が、いきなりの最前線への派兵で拒絶。将軍の機嫌を損ね新兵として最前線に配備される。最初の戦闘で呆気なく戦死するが、彼を殺した異星生物との邂逅によりタイムループしてしまう。死してループしながら成長するケイジは、問題の異星生物を殺さなくてはループを終わらせることができない。同じ能力をもっていた最強の戦士リタと協同しながら人類の敵と対峙するケイジの運命は…。



最近見た中では、ナンバーワンに面白い映画でした。

公式サイトでも書かれているように、原作は「ライトノベル」です。

読んでいませんが。



ライトノベルはほとんど読んだことがないのですが、ライトノベルの本質は、







「考証しないこと」




だと思っています。

SFもミステリも時代物も刑事物も、考証するのは大変だし、考証しても読者にはメリットがあまりない。

その考証を小説の中でひけらかしても、





「だから何?」





になるのがオチ。

今後ハリウッド映画は、本格のSFやミステリじなく「ライトノベル」を原作にすると非常に相性が良いのでは?って思った。

別に私はライトノベルをSF・ミステリ・時代物・刑事物より低く見ているわけじゃありません。

最近のSFやミステリは縛りがきつ過ぎるのか、あまり面白くありません。

最近話題になった「イニシエーション・ラブ」はミステリじゃなくって恋愛小説だし。

東川篤哉さんの新作などは「ライトノベル」そのものでしょう。

ハードボイルドはほとんど書かれていないし。

日本SFはここ何十年かず~っと沈黙しているし。

作者はジャンルで描いているわけじゃ無く、書きたいものを書く。

読者はそれを面白いと思うかどうかだけ。





SF戦争アクション映画で今一番にお薦めです。