今期の「押しの子」8話目を見ていて違和感があったので書いてみる。
3分過ぎに姫川君が「エア眼鏡している」とのセリフで、このシーンになったときには吃驚した。

文字が拡大している!
登場時には眼鏡常用だったので近視だと思い込んでいた。
まさか遠視だったとは。
私は、基本、作品鑑賞中は最初から最後まで(映画のエンドロールが5分でも)観るタイプです。
で、見終わった後に「眼鏡のシーン」を見返したら。
姫川君の眼鏡は遠視用の眼鏡ではなく「超・超・ハイテク眼鏡」だったと推測されます。
さっきのシーンの1カット前がこれ。

ここに注目。

拡大すると

その後、有馬かなとの会話が続き、4分ちょっと前の映像がこれ。

光学に詳しい人には分かると思います。
1.近視用のマイナスレンズを通してみるとレンズ越しの絵は小さく見える。
2.遠視用のプラスレンズを通してみるとレンズ越しの絵は大きく見える。
3.度数の強弱にもよるが、度数が入ると収差が出来て、レンズ越しの絵は実際とはズレたところに見えてしまう。
4.レンズの表から見ても裏から見ても上記の効果はあまり変わらない。
最初、姫川君は遠視なのだと思った。
その理由は、1.。
プラス4D以上だと近方視に支障が出てもおかしくない。
常用眼鏡で目が大きく見えるはずだが、光の反射のシーンが多く目は良く見えないケースが多かった。
流石、動画工房!
しかし見返して見て。
姫川の眼鏡越しの「有馬かなの刀」にズレがない。
このことから、この時の姫川の眼鏡には度数が入っていない事が証明された。
更に、台本側から見た姫川(姫川が台本を見ている方向とは真逆から)のシーンでも、全くズレがない。
以上のことから、姫川が使っている眼鏡は、
近くを見るときだけモノを大きく見せる眼鏡
しかも、フルオートで。
現在、手動で度数を調節出来る眼鏡は安価で販売されている。
ワンタッチで度数が変化するものはあった、かなり高額だったけど。
度数調整を視線の動きや音声で出来るモノは現在商品化されていない(と思われる)。
現代のテクノロジーの先を行っている優れものをアニメで表現するとは、流石です。
3分過ぎに姫川君が「エア眼鏡している」とのセリフで、このシーンになったときには吃驚した。

文字が拡大している!
登場時には眼鏡常用だったので近視だと思い込んでいた。
まさか遠視だったとは。
私は、基本、作品鑑賞中は最初から最後まで(映画のエンドロールが5分でも)観るタイプです。
で、見終わった後に「眼鏡のシーン」を見返したら。
姫川君の眼鏡は遠視用の眼鏡ではなく「超・超・ハイテク眼鏡」だったと推測されます。
さっきのシーンの1カット前がこれ。

ここに注目。

拡大すると

その後、有馬かなとの会話が続き、4分ちょっと前の映像がこれ。

光学に詳しい人には分かると思います。
1.近視用のマイナスレンズを通してみるとレンズ越しの絵は小さく見える。
2.遠視用のプラスレンズを通してみるとレンズ越しの絵は大きく見える。
3.度数の強弱にもよるが、度数が入ると収差が出来て、レンズ越しの絵は実際とはズレたところに見えてしまう。
4.レンズの表から見ても裏から見ても上記の効果はあまり変わらない。
最初、姫川君は遠視なのだと思った。
その理由は、1.。
プラス4D以上だと近方視に支障が出てもおかしくない。
常用眼鏡で目が大きく見えるはずだが、光の反射のシーンが多く目は良く見えないケースが多かった。
流石、動画工房!
しかし見返して見て。
姫川の眼鏡越しの「有馬かなの刀」にズレがない。
このことから、この時の姫川の眼鏡には度数が入っていない事が証明された。
更に、台本側から見た姫川(姫川が台本を見ている方向とは真逆から)のシーンでも、全くズレがない。
以上のことから、姫川が使っている眼鏡は、
近くを見るときだけモノを大きく見せる眼鏡
しかも、フルオートで。
現在、手動で度数を調節出来る眼鏡は安価で販売されている。
ワンタッチで度数が変化するものはあった、かなり高額だったけど。
度数調整を視線の動きや音声で出来るモノは現在商品化されていない(と思われる)。
現代のテクノロジーの先を行っている優れものをアニメで表現するとは、流石です。