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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

着弾

2016年09月30日 08時47分09秒 | 私的事
前方センター中央右寄りに被弾。

びっくりだぁ~「世界で最も美しい顔100人」とは

2016年09月15日 00時05分44秒 | 思考事
米メディア『TC Candler』が2015年に発表した、「世界で最も美しい顔100人」(ロケットニュース24より抜粋)で。

2014年・2015年で連続1位に輝いたのは…、







韓国人のアイドル歌手の「NANA(Im Jin-ah)」さんらしい。

もしかしたら括弧の付け方を間違えているかもしれない。



ちなみに2015年の日本人では
石原さとみ
桐谷美玲
島崎遥香
佐々木希
の順で4名が選ばれているとか。





それでも「黒人」と区分される人は5名程度。

東アジア人は韓国・日本・中国・台湾で北朝鮮はなし。

中央アジアや南アジアは目に入りません(ランクインしていなかったと思う)でした。

また、ロシアも東欧も目に入ってこなかったような。







ちょっと検索しました。







アメリカの映画メディアって表現されているが、日本のWikiペディアによると

「自称映画評論家兼プロポーカー選手のTC Candlerという男性が運営する個人の映画レビューサイト」

らしい。



アメリカのWikiペディアにはその記述すらない。





つまり。





無名の個人のサイトで「世界で最も美しい顔100人」を勝手に選んで評価しているサイトのランキングらしい。






いちアメリカ人の映画の趣味なので、東アジアまでの映画や情報は入っても、東欧やロシア、ヨーロッパの映画は観られないんでしょう。

言語も厳しいから割と楽に鑑賞できる国しか選定できないでしょう。

アメリカは、日本ほど外国映画を配給していないはず。

吹き替えや字幕にお金がかかるから。





そういった中でのランキングにしては、アメリカが少ないのでカモフラージュかも。

または、彼がエキゾチック系女性好きと予想される。



いずれにせよ、日本ではこのランキングがあたかもアメリカを代表しているかの如く告知されている。

拡散したメディアも、ちょっとググっただけでこんなのすぐに判る事なんだから確信犯なんでしょうね。

こんなのに一喜一憂したなんてことが判ったら選ばれた人は…。





ニュースソースをしっかりと判定しないと、足元掬われる。

今日はいい勉強になりました。

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

2016年09月12日 23時02分51秒 | 読書事
井上真偽さんです。

著者の3作目、シリーズ2作目です。



ミステリーランキングを席巻した
『その可能性はすでに考えた』シリーズ最新刊!

聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。
それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。
数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?
青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか?  by Amazon

Amazonの読者評が低い。

そんなに言わなくてもいいじゃない、っていうくらいには。

確かに1作目の高揚感はない。

内容も小粒。

着地点も微妙。

っていうか「その可能性は、すぐに思い浮かぶ」んじゃないのか?



閑話休題。

最近のミステリの登場人物の名称は、ありえない名前が多い。

10数年前には西澤保彦さんが西澤色っぽく(読めない名前が出てきたら西澤作品か?)使っていたが、今は、結構な数の作家さんが用いている。

時代に合わせての「キラキラネーム」なのかと思っていたんですが。

もしかしたら。







ミステリで殺したり殺されたりした人物と同姓同名だと、謂われ無き苦情を受けてしまう可能性がある。

インターネットの発達した現代は、その危険性があるのでは…。

故に、絶対に被らない「変わった名前」で危険回避している。









作者は










「その可能性はすでに考えていた」のかも。

遠まわりする雛

2016年09月04日 00時38分02秒 | 読書事
米澤穂信さんです。

古典部シリーズ4作目です。

今作は短編集です。

米澤さんはとにかくねちっこいです。

米澤ファンの人はそう感じない方も多いと思いますが。

何と言ったら良いか判らないのですが。



登場人物の設定と、物語世界に閉塞感があると感じてします。

でも、それって作品を落としているわけではなく、プラス方向に持っているようではある。

上手く言えないが、悩みを抱えた少年たちが、謎を解き、乗り越え成長していく、

みたいな形を取ってはいるが、自分の抱える「青春時代」の悩みのすべてが現実的に解決するわけではない。

キャラクタも立っているし読みやすいので読んでいるが、今度読むのは別方向に進んでもいいのかも。


クドリャフカの順番

2016年09月04日 00時20分51秒 | 読書事
待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。 by Amazon

米澤穂信さんです。

評にもあるように古典部シリーズ3作目です。

っと言っても、3か月以上前に読んだ本の内容の80%くらいは忘れてしまう私です。

読みだして、そう言えば、っていう箇所散見。

でも、

私、気になります。

今これを書いていて、Amazonに出ている評がずれていることぐらいはわかる。



基本的に奉太郎さんは、効率よく事を運んでいて、部員も「盛り上がっている」わけではない。



今までも米澤作品の読後感は「超はっぴぃ」ではない。

ちょっと燻ったもやもやが残ることが多い。

決して、粗が見逃せないとか、設定がおかしいとか言うのではない。



兎に角、作品世界が暗いのだ。



同感の方には伝わると思うが、青春ミステリに微塵も不安な要素を感じていない人には私のもやもやは伝わらないだろう。


猫弁

2016年09月01日 01時26分22秒 | 読書事
大山淳子さんです。

お初にお目にかかります。

ドラマ化されているようですがそのドラマは、家にTVのない生活を10年以上続けているので、当然見たことはない。

そもそも今作は「TBS・講談社ドラマ原作大賞・3回目の受賞作らしい。

ドラマ化されるべき作品らしい。

本を買うときに入ってくる情報で、ドラマの杏さんは獣医の役だとずっと思っていました。

だって、長身でかっこよくってワイルドな感じ。

相談員は特にそのような記述はない。

閑話休題。

それよりも、読んでいて思ったのは、映像化しやすそうだなっていう点。

当たり前といえば当たり前。

だが、

小説っていうものに(たとえ探偵小説だとしても)文化を落とし込みたいと思う作家はかなりの数が居る。

内容でなく、単語の選び方や比喩表現の仕方に力の入っているモノどもだ。

今作は、映像化されることを前提にしているお蔭か、非常に安い。

とても「安い」のだ。

内容が「安い」。

何となく先が判ってしまう程度に「安い」し、終わった後の流れも「安い」

久々に「安い」話が読めて感動しました。

よって、そのあとにすぐ、ドラマも観ました。

やっぱり本のほうが20%以上良いですね。

まぁ、時間の関係で削らなければならなかったようですが。







ここで使っている「安い」は

「心がおだやかである。落ち着いている。」

の意である。

ホワイトクロウ

2016年09月01日 01時17分17秒 | 読書事
加藤実秋さんです。

スタイリッシュで、個性的なホストが集うclub indigoはオープン三年目を迎え、リニューアルを決定。ある伝手で有名インテリアデザイナーに内装を依頼した。改装工事の間、店は仮店舗で営業することになる。そんなバタバタの中、ホスト達はそれぞれトラブルに見舞われて…。ジョン太、アレックス、犬マンがプライベートで巻き込まれた事件の顛末に加え、indigoリニューアルに絡む騒動まで勃発。ますます快調なシリーズ第三弾。ホスト探偵団は、今日も夜の街を駆け抜ける。by Amazon

3作目です。

特異な環境での探偵作業。

合間にはきちんと「ホストのお仕事」

あの内容を片手までやれるんかい?

が、

頭をよぎる。



読みやすいし、設定も面白い、キャラクタが作者の上で弾んでいるし良いんだけど。

おそらくおじさんとしての私が、

「ホストという職業≒生き方」

を良しとしない、という偏見者のせいだと思う。