猛暑続きの新潟。ここのところ全国一暑い県になっている。
まっちさんのご指摘通り、関川村や村上市の県北部豪雨など、まだ記憶に新しいどころか復旧すらままならない地区もある。
その新潟が異常な少雨。農作物の被害は甚大。
ダムはどんな状況か?三条市の笠堀ダムと大谷ダムを見に行ってきた。
この日も危険な暑さ。まあ移動は車だし。
一度、撮影のために車から降りたらクラクラした。
三条市に入り、五十嵐川に架かる清流大橋から県道331号へ左折。
ちなみに。五十嵐姓の発祥の地は、ここ三条市下田の五十嵐川源流にある五十嵐神社と云われている。
川沿いに進み、花渕の花江大橋の上から。
かなり水量が少ない気がするが、よく考えれば、通常の状態を知らないので判断できない。💦
ここに停めたのは、山が良く見えたから。時計回りに。
万之助山も、登山を始めた頃憧れた、光明山へと続く、近くて遠い秘境。
もうそんな憧れはふったんだ。怖い怖い・・・
烏帽子岳と烏帽子山。別の山域。
下流方向も。
下田の道の駅から。八木ヶ鼻の岸壁と、右奥に白根山。
八木ヶ鼻大橋手前で。八木ヶ鼻に夏雲湧く。
14時50分頃、笠堀ダム着。
白亜の殿堂・・・ではなくダム。コンクリートがまだ新しいから。
花江大橋からも見える烏帽子岳。
天端に上がって、驚いた。こんなに枯れてるなんて。
新潟100名山にして越後百山の矢筈岳。登山道のない秘境。名山だろうが、そんな山を新潟100名山に選ばなくてもいいんじゃない?
これは、2020年7月の笠堀ダム。
昔は遊覧船も運行されていた。船上からカモシカが見えるというのが売りだったかと。
でも、こんな水位じゃ遊覧船なんて。てことは、昔はもっと水量があったのか??
天端からのぞき込む。
身体が吸い込まれそう。
夏雲湧く。ここに来るまでに雷鳴が聴こえたように思った。一雨来るかと思ったが、全く。
猛暑の平日。他に見物客はいない。旧管理棟の撤去をしている作業員が、気怠そうに(猛暑に辟易している僕のイメージです。失礼)働いているのみ。
さて、ついで大谷ダムへ回ってみよう。笠堀湖には、大谷ダムから分水?された水が大きな音を立てて注ぎ込んでいた。
国道289号を進むと、大谷大橋の上から、洪水吐。
日本平山じゃなくて、日本平。下越には日本国もある。
布倉大橋の先。国道289号八十里越えが、福島県只見町まで開通するのは、計画ではあと3年ほど?
定時に鳴る鐘。でも、曲が「花」だったりする。
2020年5月のひめさゆり湖。
季節の違いもあるから、今の水位が通常より少ないのかどうかは、僕にはわからない。
湖畔に降りる。干上がってるなぁ。
下条川ダムなどにも寄りたかったが、タイムリミット。帰宅へ。
帰りも八木ヶ鼻を。
八木ヶ鼻大橋から守門岳。
芒も穂を伸ばし、秋が近いことを知らせる。
稲の生育状態はどうなんだろう?
場所によっては穂が出てないのに黄色くなっている場所もある。
終。
私が訪問した7月21日時点では90%くらいだったのでかなりの減少です。
一方大谷ダムは78%ですのでこちらはまあ平年程度といったところでしょうか?
治水については両ダム連携しますが、利水についてはそれぞれ補給先が異なるので笠堀ダムを水源としているところは厳しい状況なんだと思います。
写真の中で登場する粟ヶ岳。加茂市の水源地から5~6度登りました。
いずれもヒメサユリがお目当てで山頂直下は雪が残る時期でした。
二王子山とともに新潟では大好きな山の一つです。
これ大谷ダムじゃなく笠堀ダムです。スイマセン。
流石です。ただ眺めてるだけじゃダメですね。
もっと深掘りしなきゃ。
下条川ダムにも行かれたんですね。
釣りキチ&加茂市民以外は、知ってる人も少ないダムかと思いますが、まっちさんがコメントにも書かれているように、桜の時期はとても素敵な所です。あの吊橋、渡れるようになるといいんですが。吊橋くらいは、「無駄な事業」にしてほしくないですね。吊橋の上からの桜の写真、撮ってみたいんです。
大谷ダムの資料館。国道289号が全通し、あそこを道の駅に改修すれば、賑わいが戻る場所になると思うんですが。