漸く朝日スーパーラインが一部区間開通し、奥三面(おくみおもて)ダムまで行けるようになった。
21日の新潟市は、ドピーカンの青空。日本海東北自動車道を朝日三面ICまで。
三面川に沿って東進すれば、鷲ヶ巣山の登山口・縄文の里朝日奥三面歴史交流館。スーパーラインに入る前にちょっと休憩、のつもりだったが、オープンしていたので中を覗いてみる。大人400円。土器や土偶など思ったより沢山展示してあり、結構見応えあり。
やはり、コロナ対策として住所氏名電話番号を記入。
会館の外には縄文の住居とストーンサークル。奥三面ダムに沈んだ縄文の遺跡を再現したもの、とのこと。
日差しが強いので日の当たっている部分と影の部分のコントラストが強く、交互に現れると目の調節機能が追い付かない。
深い森の中をクネクネ11km?くらい進むと奥三面ダム。その途中、前日オープンしたばかりの二子島森林公園。
こんな山奥にスワンボート
ボートに乗る客の視線の先、画面中央右に魚影。透明度が高いんだな。
ここでキャンプして、1日中ヤマセミを待つ、てのもいいかも。
三面大橋
橋から三面川の上流方向
ダム到着 新潟県唯一?のアーチ式コンクリートダム。平成13年完成の比較的新しいダム。
なかなか優美な姿。
ダム管理施設前
ダムの下流側を覗く。その威容に足が竦む。
堤頂から恐る恐る覗き込む。
洪水吐の高さも凄い。
典型的なV字谷
ダムを渡って対岸へ。
ダム湖はあさひ湖
朝日連峰以東岳に源を発し、村上市?
日本海に注ぐ三面川は、豊かな水量を誇り
時に水禍をもたらすものの・・・読めます?
奥に進むと、三面メモリアルパーク
ベンチには、キャンプ用品が放置。ロープが張られ、ズボンも干してある。手前には夥しい数の竹串。イワナでも焼いて食ったんか?
平家の落武者じゃなくて、犯罪逃亡者がここに潜んでいるのか?
道を更に進むと、釜ノ渕橋。ここで山形県小国町への道は通行止め。でも、ここが目的地。
ダムからは遠望が利かず、新潟100名山などが見えない。カシミール3Dで探して見つけた展望地点。奥に朝日連峰が望める。
ここから三面川を遡って行くと、三面小屋経由で北寒江山へ。ちょっとアプローチ長過ぎて僕には使えない。
橋から下流方向(ダム方向)を眺めた写真。最初はボツのつもりだったが、石黒山が写っていた。石黒山は越後百山。新潟100名山ではない。初めて写真を撮った。(たぶん) スーパーラインのさらに奥で秘境中の秘境のように思え、クマが怖くて行こうと考えたこともない。
規制解除されたとはいえ、まだまだ怖いコロナ。三国川ダムの時、昼食のため入った食堂は、隣の席に姦しいノーマスクのおばちゃんたちがいて「失敗したかな」と後悔したので、きょうはまたお握りにした。ここで食し帰路へ。
スーパーラインをさらに鶴岡方向へ進むと、もうひとつ猿田ダムがあるのだが、落石注意の看板が現れる度、助手席で「落石かぁ」とか、「こんなところで落石にあったらひとたまりもないなぁ」とか呟くので、もっと奥に進むのはやめた。
二子島森林公園を過ぎると、右手に三面ダムが梢越しに望める。こちらに寄る。
このダムだけでは三面川の氾濫を食い止めることができず、奥三面ダムが作られた。
ダムを眺めている間、ずっとアカショウビンの鳴き交わす声が聞こえていた。雲洞庵でも聞こえたが父は気づかなかったようで、綺麗な鳴き声に聴き入っていた。
なるほど~!面白いですねぇ。
最後から2番目のアーチダムってことですね。
とても貴重な情報です。なんだか、とても、楽しい!
ただし奥三面の方が先に竣工したため、現在「日本最後のアーチダム」という称号は温井ダムに冠されています。
建設当時は当然ライバル意識があり、それぞれ「向こうに負けるな、こっちが先に完成させるぞ」みたいな雰囲気で建設されていたはずで、先に竣工した奥三面ダムは「温井に勝った」という喜びに溢れていたことでしょう。
でも今となっては最後のアーチダムということで温井の方がより大きな注目を浴びることになった。
ちょっと皮肉な結果です。
去年から災害で奥三面には車で到達できません。
いち早い復旧を期待しています。
期待していた奥胎内ダムは100m未満のフツーのコンクリートダムだと知ってちょっとがっかりしてるところです。
この後は本格的な梅雨空になりそうですね。
人の行かないルートで雨でスリップなどしないように気をつけて!
詳細な説明で行った気になります、天気も良くて写真も綺麗(ヨイショ)