新しい年を迎えるにあたって、新聞活用の魅力を使える新聞記事を紹介します。
「アドバイスNIE」、本年もよろしくお願いいたします。
平成25年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を文部科学省が分析したところ、新聞を読む習慣と学力との間に相関関係があることが分かった。文科省では「新聞を読むことは、幅広い興味や関心を引き出すことにつながる。家庭学習の教材としても活用できるのでは」としている。
新聞を「ほぼ毎日読んでいる」と答えた小学6年の算数B(応用問題)の平均正答率は65%で、「週1~3回程度」63%、「月1~3回程度」59%、「ほとんど(または全く)読まない」55%-と、多く読んでいる方が正答率が高かった。国語Bの正答率も「ほぼ毎日」が56%で、「読まない」の46%より10ポイント高く、明確な相関関係が見られた。中学3年の国語Bも「ほぼ毎日」の方が「読まない」より6ポイント、数学Bで9ポイント高かった。
この結果について文科省では「算数や数学も、問題を理解するには読解力が必要であり、新聞を読む習慣がある子供のほうが正答率が高い」と分析する。
また、「地域や社会で起きている出来事に関心がある」かどうかを聞いたところ、「ある」と回答した子供のほうが「ない」とした子供より、小・中学生とも国語Bの正答率が15~18ポイント高く、こうした社会への関心についても新聞が役立っているといえそうだ。
産経新聞 2013年12月26日付け(朝刊)
「アドバイスNIE」、本年もよろしくお願いいたします。
平成25年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を文部科学省が分析したところ、新聞を読む習慣と学力との間に相関関係があることが分かった。文科省では「新聞を読むことは、幅広い興味や関心を引き出すことにつながる。家庭学習の教材としても活用できるのでは」としている。
新聞を「ほぼ毎日読んでいる」と答えた小学6年の算数B(応用問題)の平均正答率は65%で、「週1~3回程度」63%、「月1~3回程度」59%、「ほとんど(または全く)読まない」55%-と、多く読んでいる方が正答率が高かった。国語Bの正答率も「ほぼ毎日」が56%で、「読まない」の46%より10ポイント高く、明確な相関関係が見られた。中学3年の国語Bも「ほぼ毎日」の方が「読まない」より6ポイント、数学Bで9ポイント高かった。
この結果について文科省では「算数や数学も、問題を理解するには読解力が必要であり、新聞を読む習慣がある子供のほうが正答率が高い」と分析する。
また、「地域や社会で起きている出来事に関心がある」かどうかを聞いたところ、「ある」と回答した子供のほうが「ない」とした子供より、小・中学生とも国語Bの正答率が15~18ポイント高く、こうした社会への関心についても新聞が役立っているといえそうだ。
産経新聞 2013年12月26日付け(朝刊)