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文部科学白書にNIE実践例が!

2014年12月17日 | NIE全般
「平成25年度 文部科学白書」にNIE実践例が、以下のように紹介されています。

言語活動の充実を図った授業実践

 学習指導要領を踏まえ、児童生徒の思考力・判断力・表現力等を育む観点から、各教科等において、発表、討議、ノート記述、レポート作成などの言語活動を活発かつ適正に行わせ、豊かな言語能力を養っていくように配慮することが重要です。
 ここでは、新聞を活用して言語活動の充実を図った中学校の授業実践の一例を紹介します。本事例校では、読み手に分かりやすい文章を作成するという国語科の授業の中で、①相手に分かりやすく物事を伝えるための表現手法や工夫を、新聞を読み比べてグループで確認する、②確認した内容に注意して、見出しや段落構成に配慮した文章を作成する、③作成した文章を全体の場で発表し批評し合う、という学習を行っています。
 生徒は、複数の新聞の記事を読み比べることで、同じ事柄に関する記事であっても、新聞によって注目する視点が違っていることなどに気付き、相手に分かりやすく伝えることを意識して、見出しの付け方や表現方法などを工夫して文章を作成したり、批評し合う中で、他の人の文章表現を参考に自分の文章を見直したりしていました。
 新聞は、様々な教科等において効果的な教材となります。ただし、教材として使用するにあたっては、児童生徒が社会的事象を多面的・多角的に考察し、公正に判断することができるよう、その取り扱いに留意することが必要です。

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