朝日新聞の紙面では4月から、記事に間違いがあった場合の訂正・おわびを原則として社会面に掲載するようにした。1か所に集めることによって「何が誤っていたのか」をわかりやすく伝えるとともに、間違った理由もできるだけ丁寧に書くようにしている。
新聞は同時代史を記録し、後世に残す役割を担う。記者やデスクたちは、常に正確でわかりやすい記事を読者にとどけるよう努力しているが、間違いを完全になくすことは難しい。
だからこそ、間違いがわかった時には速やかに訂正しておわびをする。理由を示し、説明責任を果たす。それがメディアとしての信頼を高めることにつながると考えるからだ。
ただ、訂正が減らない状況が続けば、逆に読者の信頼を損ねる。原因を分析し、適切な対策を立てて可能な限り間違いを減らすように努めている。
朝日新聞2015年10月15日付(朝刊)
新聞は同時代史を記録し、後世に残す役割を担う。記者やデスクたちは、常に正確でわかりやすい記事を読者にとどけるよう努力しているが、間違いを完全になくすことは難しい。
だからこそ、間違いがわかった時には速やかに訂正しておわびをする。理由を示し、説明責任を果たす。それがメディアとしての信頼を高めることにつながると考えるからだ。
ただ、訂正が減らない状況が続けば、逆に読者の信頼を損ねる。原因を分析し、適切な対策を立てて可能な限り間違いを減らすように努めている。
朝日新聞2015年10月15日付(朝刊)