自分の目の前に複数の選択肢がある時-。囲碁や将棋の基本的な考え方の一つに「三手の読み」という言葉がある。自分がこう動けば相手はこう対応するだろう、そうしたらこの手を、と3手先まで読んで最初の一手を選ぶ。
当然、大切なのは相手の応手だ。将棋の羽生善治三冠は「相手の立場に立って、相手の価値観で判断すること」と話す。そこを誤ると、その先をどんなに深く読んでも「勝手読み」になってしまう。シンプルだが応用範囲の広い教えである。
長崎新聞「水や空」2017年3月17日付(朝刊)
当然、大切なのは相手の応手だ。将棋の羽生善治三冠は「相手の立場に立って、相手の価値観で判断すること」と話す。そこを誤ると、その先をどんなに深く読んでも「勝手読み」になってしまう。シンプルだが応用範囲の広い教えである。
長崎新聞「水や空」2017年3月17日付(朝刊)