わかりやすく正確な記事を書くには？（３）

読み返してまちがいをチェック　前田奈津子記者
　どれだけ文章がうまくても、言葉の使い方がまちがっていたり、事実ではないことが書かれていたりすると、記事として不十分です。
　難しい言葉や専門用語は、辞書や図鑑で確認します。１冊ではなく２冊、３冊とあたると、信頼度が高まります。インターネットは、信頼できるサイトかどうか見極めることが大切です。取材した人しか知らない話であれば、本人に聞き直してみると安心です。「たぶんこうだろう」と思いこんで書かないで、わからないことは必ず調べます。
　原稿は、まずは自分で、次は家族や友達、先生に読んでもらい、気になるところがないか確かめるといいでしょう。朝小の記事も、たくさんの人の目で内容を確かめています。

　朝日小学生新聞
　２０１５年５月１３日付