ＮＩＥは小学校では難しいのでは？

Ｑ　大人向けに発行している新聞を使って学習するのは、漢字も読めず、小学校では無理だと思うのですが？

Ａ　全ての記事を理解することは、確かに難しいと思いますが、ＮＩＥの実践は中学・高校に比べ、小学校の方が多いと思います。朝の会や帰りの会、自主勉強など日常的な取り組みは数多くあります。このブログでも紹介していますので、ご覧ください。新聞記事は、物語や説明文などと違い、最後に一番大切なことが書かれていません。見出しや写真、リード文などから重要なことを知ることができます。高度情報化社会に生きる子供にとって、与えられた情報だけで生活するのには限界があります。自分から進んで情報を得る習慣を身に付けるためにも、情報源の一つとして新聞を活用させたいものです。読書が好きな子がいつの間にか大人向けの小説を読むように、新聞と接することができればと思います。新聞の特性を知れば、より効果的に読むことができるので、読み方を教えることができれば効果的なのは言うまでもありません。

要点を整理して聞き取る（中学２年）

「要点を整理して聞き取る」（中学２年　光村図書出版）

１　単元の目標
　目的や状況に応じ、話の要点や順序を整理しながら聞き取ることができる。

２　授業の流れ（例）
　１　教材ＣＤ「店の人の話」を危機、必要な情報をメモする。
　２　聞き取ったことを友達に説明する。
　３　「上達のポイント」を読み、情報を整理して聞き取るために注意することを理解し、日常生活や学校生活に生かす。

３　アドバイス
　話の要点をメモするために、５Ｗ１Ｈに留意させましょう。

藤崎彩織の名言

いま君のいる世界が　辛くて泣きそうでも
それさえも「プレゼント」だったと笑える日が必ず来る

　藤崎彩織（ＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩ）
　毎日新聞「余録」２０１８年１月１５日付（朝刊）

マハトマ・ガンジーの名言

明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。

　マハトマ・ガンジー（インド独立の父）
　朝日新聞　２０１７年１１月７日付（朝刊）　

今こそ新聞の魅力をアピール！

　２月下旬に、新聞各紙に下のような記事が載りました。


静岡新聞　２０１８年２月２２日付（朝刊）

「定期購読者から、月１回未満の頻度で記事を目を通す人まで、インターネットを含め何らかの形で新聞に触れる人は８９．１％になる」という文言は、私にはとても厳しいデータに映りました。「月１回未満の頻度も含めて」ということは、ネットを含め新聞記事ひ全く触れない人が１０％以上いることになるからです。「毎日読む人は５０％」しかいないのも辛い事実です。
　知識基盤社会を生きるためには、常に社会の出来事に目を向け、新しい情報を得る必要があります。価値ある情報を日々提供してくれる新聞の価値をアピールすべきではないでしょうか。