東京新聞 2020年7月12日付(朝刊)
A 学校で教えられることだけでなく自分で学ぶ大切さを感じている人は多いと思います。小学校の段階では、国語の教科書は学校でも家庭でも何度も繰り返し読むことが重視されますが、新聞は記事を選ぶことが前提になります。読めない記事が多いと思うのではなく、読めた記事があることを実感させましょう。記事を読み通すことにこだわらず、写真や見出しだけでもいいので、毎日、新聞を見渡す習慣を身に付けさせることをお勧めします。
「言葉と事実」(小学5年 教育出版)令和2年度版
1 単元の目標
自身の言語生活を振り返りながら、事実をとらえる際の言葉の働きについて考えを深めることができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 教材文を読み、言葉と事実について、起こったこと、気を配ることを表にまとめる。
3 言葉で事実を表すことについて、考えたことを発表し合い、気付いたことを話し合う。
4 学習を振り返る。
3 アドバイス
事実と意見の違いを意識して発信する大切さを指導しましょう。