フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

素人の視点

2009年05月25日 23時27分51秒 | 社会・政治・思想哲学

 今日のカンブリア宮殿でセブン&アイ・ホールディングスの会長の鈴木敏文氏が出ていた。セブンイレブンを創った男だ。

 コンビニなんて日本で成功するはずないといわれたが押し通した。

 おにぎりなんて売れるはずがないといわれるがそれでも販売した。
 
 常識との戦いだった。

 出版会社からの転職で小売業については全くの素人だったという。


 鈴木氏は売り手側からだけでなく、買い手側の素人の視点でものを考えていた。

 視点の複合性である。

 何を売りたいか・何を売ったら利益が上がるかという視点と、何が欲しいか・どうしたら安いものを買えるかといった矛盾する視点を、同時に持っていなければならない。

 商売には、売り手と買い手の二者がいる以上、「素人に何が分かるんだ」とか言う人はだめだ。

 常に素人の視点を持っていなくてはならない。

 うーん、トップに立つ人はどの人も物腰が柔らかい。

 常識を打ち破っていく人はもっと強引な感じかと思いきや、意外とソフトだ。

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