今日のカンブリア宮殿でセブン&アイ・ホールディングスの会長の鈴木敏文氏が出ていた。セブンイレブンを創った男だ。
コンビニなんて日本で成功するはずないといわれたが押し通した。
おにぎりなんて売れるはずがないといわれるがそれでも販売した。
常識との戦いだった。
出版会社からの転職で小売業については全くの素人だったという。
鈴木氏は売り手側からだけでなく、買い手側の素人の視点でものを考えていた。
視点の複合性である。
何を売りたいか・何を売ったら利益が上がるかという視点と、何が欲しいか・どうしたら安いものを買えるかといった矛盾する視点を、同時に持っていなければならない。
商売には、売り手と買い手の二者がいる以上、「素人に何が分かるんだ」とか言う人はだめだ。
常に素人の視点を持っていなくてはならない。
うーん、トップに立つ人はどの人も物腰が柔らかい。
常識を打ち破っていく人はもっと強引な感じかと思いきや、意外とソフトだ。