昨日、奥多摩の棒ノ折山に行ってきた。棒ノ折山は奥多摩の御嶽駅から岩茸山経由では何回も登っている。しかし、秩父側の名栗湖の方からは登ったことがなかった。
きついコースからか、奥多摩方面からはほとんど登る人がいない。けれど、棒ノ折山の頂上はいつも人で賑わっている。それは、名栗湖方面から登る登山客が多いからだ。そこで今回は、名栗湖方面から登ることにした。
想像以上に、面白いコースで楽しかった。棒ノ折山に登ろうとする人は、こっちのコースをお薦めする。
このコースは尾根を登るコースではなく谷間を歩くコースである。だから途中から沢沿いの登山道になる。沢沿いだから危険といえば危険である。しかしそれが楽しい。
それほど高い山ではないが、もう雪が積もっている。軽アイゼンがあったほうがいいと思う。
猟犬のかわいいビーグルが、ウロウロしていた。そういえば狩りの季節だ。ビーグルは匂いで鹿を探す。
下りでビーグルの飼い主に「犬見ましたか」と聞かれた。見たといって、状況を説明した。馬鹿犬がと軽く怒っていた。人懐っこくて登山客についていくらしい。私が軽く頭を撫でたら喜んでいた。あんまり猟犬にむかないような感じだった。
黒っぽい格好をして山の中をウロウロしていると熊と間違えられて撃たれると悪いから、注意して歩こう。