物事って、とらえる視点でぜんぜん違う意味になります。
そして、とらえる人の気持ちがすごく影響します。
悪いように考えれば悪くなるし、良いふうに考えれば良くなります。
まあ、抽象的なことを言っても分かりづらいですね。具体的な例を挙げてみましょう。
たとえば、コロコロと意見を変える人がいたとします。
「信念がない人」だと評価される場合もあります。
しかし、見方によっては、一つの意見にこだわらない柔軟な発想の持ち主ともいえます。
信念がない⇔柔軟である
どっちも間違いではありません。
その人をどう評価するか、こっち側の主観の問題でもあるわけです。
いくつか例を挙げてみます。
しつこい⇔粘り強い
八方美人⇔誰とでも仲良くできる
あきらめが悪い⇔失敗してもくじけない
チャレンジ精神がない⇔堅実
優柔不断⇔思慮深い
無礼な人⇔物怖じしない
独りよがり⇔自分に自信を持っている
目つきが悪い⇔きりっとした目つき
やきもち妬き⇔愛情深い
どうですか?
こんな感じで人の良い面を見るようにすると人生楽しくなりますよ。
また、「こんな短所がある」と人が言ったら、
「いえいえ、それは~という長所ですよ」と言い換えてあげましょう。