最近、呼吸法に凝っています。
呼吸法といっても、そんな難しいものではなく、鼻から吸って口から吐くだけです。
ゆっくりやったり、長ーくやったり、強くやったり。
とにかく、信じられないくらい落ち着いてきます。
僕は夜寝る前に、15分くらい坐禅をします。
いわゆる夜座ですね。
真っ暗にして、キャンドルに火を灯して、それを見つめながらするときもあります。
ゆっくり呼吸をしていると、だんだん気持ち良くなってきて、
1時間でも2時間でも出来そうな気分になります。
どんどんと深い内面に入り込んでいきます。
達磨大師って知っていますか?
中国に仏教を伝えにやってきたインド人です。
あのダルマさんのモデルになった人です。
ダルマさんって、ゴロンゴロン転がって手足がなくて丸いでしょ。
どうして手足がないかというとですね。
達磨大師は、いつも洞窟で壁に向かって座禅を組んでいたそうです。
それで気持ちが良くなってきて、知らないうちに9年経っていたそうです。
その間に、手足が腐ってなくなってしまったという言い伝えがあります。
まあ、冗談みたいな話ですが、坐禅は慣れると気持ちがいいんです。
脳内麻薬が出てくるそうです。
正確に言うと、気持ちがいいのは呼吸です。
別に坐禅なんてしなくてもいいです。呼吸で十分です。
深い呼吸をしていると、
こんな穏やかになるんだというくらい穏やかな気分になります。
何より気持ちがいい。
そんなこんなで呼吸にハマっているわけです。