フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

赤ちゃんの笑い

2021年02月26日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

脳科学者の池谷さんの本をパラパラめくっていたら、

「赤ちゃんはなぜ笑うのか?」というテーマで、いろいろ語っていました。

基本的に、動物は喜びはするものの、笑いはしません。

それに対し、生まれたばかりの赤ちゃんは、ちゃんと笑います。

人間には、笑うことが遺伝子にインプットされているようです。

では、なぜそのような遺伝子が備わっているのか?

赤ちゃんは、最初は、おかしくて笑っているのではなく、

笑顔はシグナルとして存在しているそうです。

母親は赤ちゃんの笑顔を見て、

「この子は大丈夫だ」と安心するでしょう。

赤ちゃんの笑顔は、母親を安心させるためのシグナルなのですね。

つまり、赤ちゃんが笑っている状態は、

「今自分は申し分ない状態にいる」ということなのです。

大人になると、ジョークが面白くて笑ったり、コントを見て笑ったりしますが、

もともとの笑顔の原型は、「今自分が申し分ない状態にいる」というシグナルなのです。

だから、自分の周りにいる人達を、笑顔にしましょう。

また自分も笑いましょう。

笑うことは、人を安心させることですからね。

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