フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

謎について

2021年05月22日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は会話の技術についてです。

会話だけでなくて文章にも応用できるかな。

会話をしていて、この人の話は面白いなぁ、って人がいます。

その人が話すと、どんどん話の続きが知りたくなります。

その秘訣は、なんでしょう?

ズバリ「謎」です。

簡単に言うと、「なぜ?」という問いです。

相手に「なぜ?」って思わせるのがコツなんですね。

僕たちは日々の生活を穏やかに過ごしたいと思っています。

だからこそ、日常生活でおかしな状況になってしまうことに敏感なわけです。

ん?なんだなんだ?と思ったら、その理由が知りたくなります。

そのおかしな状況を語るわけです。

そのおかしな状況が、謎への第一歩です。

A「こんにちは」

B「どうも、こんにちは」

A「なかなかコロナが収まりませんね」

B「ほんと、マスクいつになったらしなくて済むんでしょうね」

A「マスクは面倒ですよね。そうそう、そういえば、この間、マスクをおでこにつけてた人がいましたよ」

B「えー、おでこ?なぜマスクをおでこにしてるんですか?」

こんな感じで、おかしな状況についての話をすると、人は食いついてきます。

A「それでさ、怪しい格好してるんだよね」

B「怪しい格好?どんな感じなんですか?」

A「黄色っぽい服着て、おでこに黒いマスクしてるんだよ」

B「どこで見たんですか?」

A「高尾山」

B「それね。マスクじゃなくて、山伏の兜巾でしょ」

A「バレたか」







東龍治 / サラリーマン山伏 山伏としても会社員としても人の幸せを祈る[前編] | WAVE+

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