今日は会話の技術についてです。
会話だけでなくて文章にも応用できるかな。
会話をしていて、この人の話は面白いなぁ、って人がいます。
その人が話すと、どんどん話の続きが知りたくなります。
その秘訣は、なんでしょう?
ズバリ「謎」です。
簡単に言うと、「なぜ?」という問いです。
相手に「なぜ?」って思わせるのがコツなんですね。
僕たちは日々の生活を穏やかに過ごしたいと思っています。
だからこそ、日常生活でおかしな状況になってしまうことに敏感なわけです。
ん?なんだなんだ?と思ったら、その理由が知りたくなります。
そのおかしな状況を語るわけです。
そのおかしな状況が、謎への第一歩です。
A「こんにちは」
B「どうも、こんにちは」
A「なかなかコロナが収まりませんね」
B「ほんと、マスクいつになったらしなくて済むんでしょうね」
A「マスクは面倒ですよね。そうそう、そういえば、この間、マスクをおでこにつけてた人がいましたよ」
B「えー、おでこ?なぜマスクをおでこにしてるんですか?」
こんな感じで、おかしな状況についての話をすると、人は食いついてきます。
A「それでさ、怪しい格好してるんだよね」
B「怪しい格好?どんな感じなんですか?」
A「黄色っぽい服着て、おでこに黒いマスクしてるんだよ」
B「どこで見たんですか?」
A「高尾山」
B「それね。マスクじゃなくて、山伏の兜巾でしょ」
A「バレたか」
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